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今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
29章「初の実戦と更なる成長」

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第287話「初の実戦」

#第287話「初の実戦」


 北海道の駒ヶ岳ダンジョンにて三階層を中心としたモンスターが氾濫。

 その連絡を受けた俺たちは、即座に五階層での討伐を中止した。

 そして、すでに用意してあった緊急車両に乗り、すぐに立川駐屯地へ向かった。そこで自衛隊ダンジョン特殊部隊10人と合流。そのままヘリに乗り込んだ。

 ヘリ内では簡単な状況説明を受けた。鹿部町の住民は函館方面へ避難のため移動中。モンスターは町内で暴れ始めているとのこと。


 俺はその話に緊張感が高まるのを感じた。これは間違いなく前回のような訓練ではない。実戦であり本番だ。

 ヘリが現地の飛行場に着陸し、俺たちはすぐに降機した。

 はやる気持ちはあるが落ち着かないといけない。動き出したい気持ちを抑えながら指示を待った。


 まずは情報部隊がドローンを展開していく。上空からの映像がノートPCやタブレットなどに映し出された。また、解析にはAIなども使っているようで、すぐにモンスターの場所を特定。


「まずは防犯カメラをジャックしました。全て遮断」


「建物内までは確認できていませんがメディア関係者や一般人も確認できず。避難は順調に進んでいると思われます」


「駒ヶ岳ダンジョンから鹿部町に入った付近でモンスターを確認。その数はおよそ三百」


 報告どおりモニターには住宅地の端でモンスターが徘徊しているのが見える。

 そして、防犯カメラを遮断したとの報告が上がった。すなわち俺たちが動いても記録が残らない状況が整ったわけだ。

 そして出動の指示が入った。


「では、レンたちは現地に向かってくれ。細かい場所は随時、無線で連絡する」


「分かりました。みんな、出るぞ」


 打ち合わせ通り三チームに分かれて移動を開始した。


・俺、ラム(レベル6が2人の部隊)

・ルナ、ルフ、クー(レベル6が1人とレベル5が2人の3人部隊)

・ひより、リン、ロア(レベル6が1人とレベル5が2人の3人部隊)


 自衛隊側の実働部隊も動き出した。俺たちの後方でフォロー。打ち漏らしの確認と、人目の監視だ。特にメディア関係者などがいたら、やっかいだからだ。


 そして動き出した瞬間、違和感を覚えた。モンスターがどこら辺にいるのか、およその感覚で分かったのだ。

 ――すぐ近くにいる。


 五感が研ぎ澄まされている。無線で位置報告が入るが、俺の感覚とほぼ一致している。


「右奥、二体以上いるな」


 ラムと同時に踏み込んだ。


 レベル3のボア系のモンスターを複数体、発見。これはダンジョン内と同じ感覚だ。レベル3なので動きは遅い。俺の方が圧倒的に強いのが直感的に分かる。

 前回の陣馬高原ダンジョンの氾濫の時とは大違いだ。あの時は俺はダンジョン内の力は出せず、普通の一般人だったからな。


 軽く一撃でモンスターは倒れていった。


 次へ。


 また一撃で次へ。


 ダンジョンの外で戦っているのだと思うと、違和感があるが仕方がない。これも慣れていく必要があるだろう。


 そうして数分で何体か倒し、最初の地点を制圧。

「次はおそらく、ここから北西だな」


 無線が入る前に、俺は言った。

『……その通り、北西です。必要であれば再度、連絡します』


 少しだけ無線がざわついているような気もするが今はそれどころではない。すぐにモンスターがいると思われる場所に移動。

 やはりいる。次々と確認しながら討伐を続けた。


 それは流れるような掃討だった。いつもは五階層にいるので三階層にいるようなモンスターはたいした敵ではない。まとまっていれば一撃で数体を倒すことも可能だ。


 そうしておよそ二十分ぐらいが経過。俺とラムだけで、百体ぐらいは倒しただろうか。


 無線が入った。

『全地点、掃討完了を確認』


 それを聞いて俺は周囲を見渡した。

 ……確かに、気配がない。


「ラム、まだいるか?」


「いないと思います。付近に敵モンスターの雰囲気は感じられません」


 やはりラムにも分かるらしい。

 そういえば陣馬高原ダンジョンの氾濫の時もそうだった。

 特に連絡がなくても、ラムとリンは自然とモンスターの位置が分かっていた。


 これは共有すべき情報だな。

 合流地点へ戻ると、自衛隊の隊員たちが待っていた。


 喜んでいるようで、軽く手を上げていた。

 俺も合わせてハイタッチ。

 ……もちろん力加減には注意だ。戦闘の興奮そのままの力で自衛隊員とタッチしたら大変なことになる。


 他のメンバーも戻ってきた。全員無傷。まあ、それはそうか。たいした敵ではなかった。今回はどれだけ早く討伐できるのかというスピードだけの問題。あとは撃ちもらしさえなければいい。


 情報部隊が報告した。

「敵モンスターは全域したと思われます、付近に新たなモンスターの反応などはありません」


 俺も頷いた。

「俺の感覚でも、いません」


 ダンジョン特殊部隊隊長の佐伯さんが少し驚いた顔をし、それから笑った。

「助かる」


 街には多少の被害は出た。だが、ざっと見る限りは最小限の被害と言えそうだ。


 函館方面に設置した自衛隊の迎撃部隊が動くことなく終わったのは良いことだろう。隊長が現地自衛隊に連絡を入れているようだ。

 そして俺たちは帰還のためにヘリに乗り込んだ。

 そしてヘリが動き出した。今はその震動がやや心地いい。


「……毎回こうなら、まだ楽なんだけどな」


 今回は人目を気にせずに動けたから楽だった。これが人気の多いところだったらややこしかっただろう。時には作戦を変えなければいけない。ややこしい作戦になる可能性もある。


 それでも……これで使役モンスターだけでなく俺たち3人も実戦で通用することが証明できたのは大きいと言える。


 だが――

 これで終わりだとは、どこかで思えなかった。

 更なる危機が待っているような、そんな気がしたんだ。

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日12時ごろ、20時頃の2話投稿を限界まで続けていく予定です。


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べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

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