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今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
20章「モンスターの氾濫と対応」

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第195話「エリナさんへの報告と助言」

#第195話「エリナさんへの報告と助言」


 陣馬高原ダンジョンの氾濫の件をどう扱うべきか――その答えを出すためにみんなで相談したところ、エリナさんに相談した方がいいだろうという結論になった。


 そこで俺はエリナさんにスマホで連絡を取った。

「陣馬高原ダンジョンの件ですが…」と言おうとしたところでエリナさんはすぐに察してくれたのだろう「できれば今すぐにこちらに来て。オフィスにいるから」との返事だった。


 そこで俺とひより、ルナ、ラム、リンの5人(3人+2体)は、ルナの道場からエリナさんのオフィスへ向かった。エリナさんのオフィスは俺が住んでいるマンションの高層階なので多少、話が長引いてもすぐに帰れるので問題はない。ただし、ルナはそのままラムとリンの部屋に泊まる予定だ。


 エリナさんは、俺たちの話を聞くために人払いをしてくれていた。

 落ち着いた空気の中で、俺は正直に報告した。

 今日は朝から陣馬高原ダンジョンへ向かっていたこと、そして現地で交通規制があり異常を察知したこと、そしてラムとリンが嫌な予感がするとのことでタクシーを降りて現地に向かったこと、そしてモンスターを発見しラムとリンが圧倒的な力で討伐したこと――。


 報告を聞いたエリナさんは、長く息を吐いた。

「……やっぱり、そうだったのね。陣馬高原ダンジョンで氾濫が起きたという話が伝わってきたの。でも自衛隊が向かった時にはすでにモンスターは圧倒的な力で倒されていた後だった。何が起きたのか? 同士討ちでもあったのかと騒がれているわ」


「なるほど。世間一般にはそう言われているのですね」


「そうじゃないわ。世間一般にはまだよ。現時点でハンター協会上層部で流れている情報ね。今は多少落ち着いたものの、世間にどう報道するか喧々諤々の会議やっていると思うわ」


「大変なことになっているのですね」


「そりゃそうよ。横須賀ダンジョンの氾濫が起きたばかり。2度も起こったからにはイレギュラーな事故でとは言いづらい状況なのよね、でも本当のことを言ったらやはり大騒ぎになるわ。まあその辺りの調整は上に任せるしかないわね。私達ではどうにもならないわ」


 そして静かに俺に尋ねた。

「このことは、朝倉さんにはもう話したの?」

「いえ。まずはエリナさんに相談してからと思って」と、ひよりが答える。


「そう。報告してくれて助かったわ」

エリナさんは椅子にもたれながら考え込んだ。


「正直、これはかなり大きな問題よ。けど、あなたたちが言う通り、隠していたらいずれ調べられてしまうでしょうね。それでばれたら多くの人が知ることになる。それぐらいなら、朝倉さんに伝えた方がいいわ。あの人なら最低限、情報の扱いをコントロールできると思う」


「もし情報が外部に漏れたら? 最悪のケースとしては、朝倉さん自らが故意に流す可能性もありますよね」と俺が聞くと、エリナさんは迷いなく答えた。


「情報が外に漏れたら“雲隠れします”って言っちゃいなさい。こき使われるくらいなら一度引いて距離を取る方がいい」


「……そこまで言うんですか?」


「そうよ。一度でも利用される立場に回った瞬間に終わりよ。それ以降はそれと同等かそれ以上を求めてくるわ。まずは対等な関係を保てるように釘を刺しておいたほうがいいわね」


 ルナが感心したように呟く。

「さすがエリナさん、抜け目ないな」


「抜け目がないんじゃなくて、慎重なだけよ。まあいろいろあったからね」とエリナさんは笑った。


 おそらくはエリナさんも過去には利用されたこともあったのだろうな。そういったことにならないように俺たちを守ってくれるのは凄くありがたいことだ。そして少し申し訳なくも感じる。


「もし何かあったら、私があなたたちの味方になる。だからいつでも頼りなさい」


「でもエリナさんにも立場があるのでは?」


「私の立場なんて気にしなくていいわ。私はいざとなれば海外に逃げるのもありだし、何ならあなた達も連れていってあげるわよ。今の高レベルハンターはいまどこでも引く手あまただからね」


 その言葉には静かな覚悟があった。

 俺は改めてエリナさんに相談して良かったと思った。業界全体の動きを見ながら、誰にも流されず自分の信念を持って動く――そんな強さがある。


「分かりました。では、朝倉さんにはどのように伝えれば?」


「それはとりあえず私から話しておくわ。先に釘を刺してあなたたちを守る方向に動かすつもりよ。呼び出される可能性はあるからそれは覚悟しておいて」


「ありがとうございます。本当に助かります」


「前にも言った通りだけど、私も朝倉さんを全面的に信じてるわけじゃないからね。あの人もあの人で組織の中で動かざるを得ない。だからその事情を知った上で対策を取っていく必要がある。それは私達で考えましょう」


 エリナさんが軽く笑いながら言う言葉に、場の緊張が少しだけ緩んだ気がする。

 俺たちは頭を下げ、オフィスを後にした。


「……とりあえず、次に備えよう。俺たちは俺たちのできることをしよう」

 帰り際、俺はそう言った。ひより、ルナ、ラム、リンも頷く。


 ロア、ルフ、クーをレベルアップさせ、FSを推移させる――。

 地上で戦える戦力を増やすこと、それが今できる最大の備えだと思う。できるだけ急いでいこう。

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日12時ごろ、20時頃の2話投稿を限界まで続けていく予定です。


ブックマーク、評価ポイント、レビュー、いいね、感想などもしていただけると励みになるかもよ?

その他、何らかの頑張れパワーをいただけると更に頑張れるかもです!


べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

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