表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
18章「世界の着実な変化と対応」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

182/321

第179話「外の世界の学習」

#第179話「外の世界の学習」


 リンがレベルアップし、FSも遷移して外出できるようになった。

 そのまま、リンを連れてひより・ラムと一緒に帰宅。今日は珍しくルナも「新しいマンションを見てみたい」と言ってきたので一緒に来てそのまま泊まることになった。


 ラムの部屋にはまだ空きがある。

 今日だけは一気にラム、リン、透子さん、ルナ――と4人になるが、広さ的にも問題はないだろう。

 むしろ賑やかになりそうで楽しみでもある。


 次にやるべきは、リンに“力の加減”を覚えてもらうこと。

 ラムの時と同じく、帰りに100円ショップに寄ってプラモデルやパズルなどをいくつか購入した。

 プラスチック容器やはさみは以前の物が残っているからそれを使えばいいかな。


「リン、今日は100円ショップというお店に寄って買い物してから帰る」


「買い物ですね。ラムから聞いていますです。楽しみですです」


 100円ショップに付くとリンは興味深くお店の商品を眺めていた。すでにラムから話を聞いていたようだが、実際に買い物をする様子はとても新鮮らしい。

 商品を選んで購入する――ただそれだけの行為なのに、目を輝かせている。

 ダンジョンの外の世界の「普通」が、リンにとっては新しい発見なのだろうね。そういえば自分も小さい頃はこんな感じで外の世界を楽しんでいたような気もする。ちょっとした初めてが楽しい。そんな記憶が蘇ってくるような気がした。


「リン、何か欲しいものがあれば言ってくれ」


「分かりましたです。でも、よくわからないものばかりなので今回は見るだけにしますです」と言ってきた。そりゃそうか、まだ初めてだものな。


 帰宅後、ラムたちの部屋で購入してきた商品などでリンの力加減の訓練を始めた。

 まずは定番のコイン。


「リン、このコインは力の加減をしなくてもいい。適当に壊してみてくれ」


「分かりました。やってみますです」


「ポキン!」……はい、軽く割れた。俺がその前に試しに頑張ってみたが、曲がることさえなかったコインが曲がるどころかポキンと割れる。

 これが2度目だがやはり圧巻だ。とんでもない。唖然とした。


「えっと……まずかったですか?」


「いや、大丈夫だ。凄い力だと思って感心しただけだ。全く問題ないよ」


 たたただびっくりしただけなんだよね。ひよりもルナも透子さんも同じ気持ちだろう。

 これが人間離れしたパワーというやつだ。俺もダンジョン内ではこんなパワーを有しているはずなんだけど、外に出ると普通の人間なのでこの力は常識外だ。ただただ驚くしかない。


「では次はこっち。これは弱いものなので注意して持ってみてくれ」


「はい。持ってみます」


 続いてプラスチック容器を持たせてみたが――やはり「パキン」と気持ちのいい音が響いた。あれれ?


 リンは唖然とした俺を気にしたようだ。

「ごめんなさい、今度はまずかったですか?」


「いや問題ない。でもこれはいかん、順番を間違えたか?」


 俺が苦笑すると、ラムが前に出て「まずはハンドグリップからがいいですよ」と助言してきた。


 その言葉通り、20kg対応のハンドグリップを使って、少しずつ力を調整させた。

 リンは真剣そのもの。軽く握っているように見えるがそれでも20kg近くなのだろう。ほぼ振り切っている。

 そこから更にゆっくりと握るたびに、表情が少しずつ柔らかくなっていく。

 そしてようやく、力の加減を掴めたようだった。


 その後はプラスチックも普通に持てた。更にはさみで紙を切る練習やパズルの組み立て。ある程度、力の加減さえ覚えれば器用さは十分で申し分ない。すぐに慣れたようだ。

 やはり先輩のラムがそばにいると上達が早いと思う。このペースならば、あっという間に人間の生活に馴染みそうだ。

 俺が下手に教えるよりもラムが教師になった方がいいみたいだね。


 次はインターネットの勉強。今度は教えるのはラムにしてもらった。

 俺が以前伝えた「文章、画像、動画などいろいろな記録があるので調べ物には便利だけど、嘘も多いので注意が必要」という話をそのままリンに伝えている。

 ラムの説明は俺よりも丁寧で分かりやすい。すでにリンの家庭教師のようだ。

 リンはそのラムの華麗な操作に感心し画面を見ながら感嘆の声をあげていた。


「リン、だいたい分かりましたか? 私はこのインターネットを使ってこの世界のことを勉強しました。あなたも今日から使うといいですよ」


「これはすごいです。分からないことはなんでも調べられるです!」


 その素直な驚きに、見ているこちらも嬉しくなる。俺もインターネットを使い出したころはあんな感じだったような気がするな。でも俺の場合はゲームにはまっちゃったんだ。その辺りも注意した方がいいかかもしれない。


 とりあえずインターネットは必需品かな。部屋には共用のパソコンを置いてあるが、リン用にも1台購入した方がいいかもしれない。

 これからロア、ルフ、クーも外の世界を学ぶことになるだろうし最終的には1部屋に1台、3台くらいは必要になるだろうなと心の中で考えた。

 あとは1人1台のスマホも必要か。これはまだ先でいいかな。


 こうやってラムもリンもいろいろと覚えていく。ダンジョンでの戦いだけでなく外の世界での“学び”や“成長”もまた、彼女たちにとってはそれも新しい冒険の一部なのかもしれないよな。


 リンが嬉しそうに画面を見つめる姿を見ながら、

――これからの生活がますます楽しみになってきた。彼女たちにはこの世の中をもっと知ってもらうとしよう。

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日7時ごろ、20時頃の2話投稿を限界まで続けていく予定です。


ブックマーク、評価ポイント、レビュー、いいね、感想などもしていただけると励みになるかもよ?

その他、何らかの頑張れパワーをいただけると更に頑張れるかもです!


べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ