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技術者が論文発表できれば世界はもっと進歩する
学者たちは、非常に閉鎖的だ。数学者は数学の論文は発表できても、物理の論文は発表できない。まず、無視される。
学者でない人間の研究なら、なおさらだ。
方法は2つ。誰かの目に留まるのを待つか、有名になって注目されるか。
著書にしても、真偽不明の説を、一般人が読むわけもない。現代は、SNSのおかげで、公表はできる。デジタルタトゥのお陰で証拠も残る。
それでも、一般人が説を発表しようとすれば、学校の教授などを通して、学会に出すしかないだろう。
愚痴はともかく、人間とは権威によわけ、閉鎖的なので、間違いを認めにくいということだ。
大抵は視点や運用が違うだけなのに、異端者扱いし、改心か死かを迫る。技術者の世界も似たところがある。リスクをおそれて、経験則による安全策に走る。そして、性能が出ない結果となる。
他社よりいいものを作ろうとするなら、新しいアイデアが必要だ。新しいものを取り入れる勇気が、間違いを避けることにつながる。