5.わ、分かったわよ!
スレーナが話していますが、それは読者の皆さんに話していますので、ご理解お願いします!
(。-人-。)
四人は服を買うため宿屋を出た
周りの建物は木材造りやレンガ造りで、道の端には屋台が何個も出ていた。歩いている人のなかには、狐や犬のような耳や尻尾が生えている者もいた
「あれが、獣族かしら?」
ツキビカリが周りを見ながら言った
「多分な、そこら辺はゲームと一緒なんだな……しかし、一体ギルドはどこにあるんだ?」
「私が探してきましょうか?」
リバーがシュラに聞いた
「お!そうしてくれるとありがたい」
「わかりました、じゃあ行ってきます!」
リバーはニコッと笑い、姿を消した
「き、消えた!えっと……どういうこと?」
サマーリーフが聞いた
「あー、多分ジョブ効果だろうな」
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「はーい、皆さんこんにちは、スレーナです!えージョブ効果とは……lwoは、選んだジョブによって恩恵が与えれます。リバーさんはジョブが【忍者】なのでスピードが上がります。ちなみにシュラさんは【術者】でMPが上がり、ツキビカリさんは【巫女】でシュラさんと同じくMPアップ、サマーリーフさんは【侍】なので攻撃が上がります。以上、スレーナでした!」
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「ふーん、そうなんだ!シュラ君ありがとう!」
「ま、リバーが来るまで待ってるとするか」
「そうね、それが良いわ」
三人はリバーが来るまでその場で立ちながら待っていた
「で?何のクエストを受けるの?」
サマーリーフが聞いた
「私、採取とかの方がいいのだけれど」
「何でだ?」
シュラが首をかしげた
「だって!血とか出るじゃない!」
「クエストは討伐を受けるぞ?」
ツキビカリはとてつもなく嫌そうな顔をした
「そんな顔するなよ。討伐だったら、俺達がどのくらい戦えるのか分かるだろ?いずれは戦うんだから、いいじゃないか?」
「私はいいよ?」
サマーリーフはツキビカリの方を向き、言った
「ツキビカリだけ採取をやっててもいいぞ?」
「リバーはどうなのよ!」
ツキビカリはズイッと顔を近づけ言った
「さっき聞いたら、良いって言ってたぞ?」
シュラとサマーリーフはツキビカリの方を向いた
「……わ、分かったわよ!私もやるわよ!」
これで、これから四人が受けるクエストは決まったようだった
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「只今戻りました」
三人の後ろからリバーが姿を現した
「で……どうだったの?」
ツキビカリが聞くとリバーは三人の前方の道を指差した
「この方向にありましたよ?この道を歩いていけば着きます」
「よし!じゃあレッツゴー!!」
サマーリーフが右手を高らかに上げ、三人も続いた
「「「おー!」」」
そして、四人は道を歩き始めた
読んでいただきありがとうございました❗
(*^ー^)ノ♪