4.ギルドへ行くぞ!
「ここが異世界か」
四人は、木造建築の部屋にいた
広さはそこそこあり、右端にはベッドが4つ、壁には鏡が立ててあるだけのシンプルな部屋だった
「さーて、これからどうするか」
「あ、こんなの落ちてたわよ」
ツキビカリが落ちていた紙を拾い、ヒラヒラと動かしていた
「何ですか?それ」
「えっとー、『ここは宿屋じゃが、レーティアが
10日ほど泊まれるようにしておいたからの、頑張るんじゃぞ~。レーティアより』だってさ」
意外と優しいじゃん、四人はそう思った
「……そういえば、お前ら元の姿になってないか?」
シュラに言われた三人は自分の姿を鏡で見た。確かに四人はゲーム内の姿ではなく、現実世界の姿になっていた
ツキビカリは、腰まで届きそうな黒髪をポニーテールで纏め、身長は160センチほどだ。
サマーリーフは、茶髪のショートヘアーで、ツキビカリと同じくらいの身長だ。
リバーは、黒髪のロングヘアーで、身長は160センチほどだ。
「あんただってそうじゃない」
ツキビカリが言うようにシュラも元の姿に戻っていた
シュラは175センチほどで、ストレートの黒髪だ。
「あの~すいません。私、服買いにいきたいんですが……」
リバーがおずおずと、手を上げて言った
四人の今の服装は、青一色の布で出来ている服だ
「それはいいが、金は持ってるのか?」
「……」
リバーは黙ってしまった
そう、四人は金を一文も持っていない、一文無しだった
「じゃあギルドへ行くぞ!」
「ギルド?なんで?」
サマーリーフが聞いた
「ギルドでクエストを受けて金を稼ぐんだ」
シュラの考えにツキビカリ、サマーリーフ、リバーは賛成した
「よし!じゃあ出発!」
久しぶりの投稿です!
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