3.レーティアを敬うのじゃー!
「ほう、ここがスレーナの部屋かの?」
「レ、レーティアさまー!」
スレーナの声で部屋が揺れた
「なぁ、スレーナ、こいつ誰だ?」
「この方はですね、レーティアさまと言いまして、今からあなた方が転生する世界の神です」
「レーティアを敬うのじゃー」
レーティアはちゃぶ台の上で仁王立ちをしていた
「わ、私のみかんがー!」
ついでに、スレーナが食べていたみかんを踏みながら
「まぁ、おふざけは置いといて……スレーナ、なぜレーティアの世界の説明をしないのじゃ!」
「ヒグッ、忘れてました、ヒグッ、ずいまぜん」
スレーナはすすり泣きしながら言った
「全く、ならばレーティアが説明してやろう。一人一つ質問をせい」
「じゃあ俺から、向こうの世界はどういう世界なんだ?」
「お主達が読んでおるラノベじゃったか?それとほとんど一緒じゃな。魔法は使えるぞ」
「次はわたしー、職業とかあるの?」
「結構の数があるぞ、正確な数は知らんがな」
「私はいいわ、知りたいことは二人が言っちゃったし」
「では、私たちはこれからこのまま転生するんですか?」
「おー!そうじゃったそうじゃった、忘れておったわ」
レーティアは両手をぱちん、と合わせた
すると、四人は先程のゲームの姿になった
「お主達がやっていたゲームと同じ服にしておいたからの、それで転生するがよい」
「「「「おー!」」」」
「よし、これでいいかの。ほれ!スレーナ、早くせい」
「それでは皆さん、良き異世界生活を!」
スレーナがそう言うと、四人は再び光に包まれた
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