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1.面白くなりそうだ
時間があったので、もう一話投稿しました
広い草原のなか、男女(男一人、女三人)が互いに、にらみあっていた
その四人の頭上には、LvとHP、名前が浮かび上がっていた
彼らのLvは、ほとんど差はなく120前後、HPは誰も減っていなかった
名前は右から順に[シュラ][ツキビカリ]
[サマリーフ][リバー]となっていた
「やっぱ最後は、こうなるのな」
シュラはそう言って自分の周りに、氷弾を出した
「仕方ないじゃない」
ツキビカリはシュラに向かってそう言い、
自分の両手に影爪を出した
「ま、確かにねー」
サマリーフはそう言いながら、二本の刀を構えた
「毎回こんな感じですよね」
リバーはクナイを両手に持ちながら言った
……………………
ダッ!
数秒の沈黙の後、四人は一斉に攻撃を仕掛けた
その瞬間、足元に魔方陣が現れ、四人は光に包まれた
「な、何なのよこれ!」
「何かのイベントでしょうか?」
「そうじゃない?」
「面白くなりそうだ」
ヒュッ、という音と共にその場から四人の姿が消えた