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現代和風幻想  作者: 小外
1/1

序 章


 男に問う、生とは何か? 

 男は言う、生とは示す事である。


 男に問う、死とは何か? 

 男は言う、死とは満ちる事である。


 女に問う、生とは何か? 

 女は言う、生とは苦しむ事である。


 女に問う、死とは何か? 

 女は言う、死とは失う事である。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 冬の夜。

 暗く厚い雲に蓋われた空。

 地上を満たす黒に、一つの街灯が照らすのは、りる綿雪、屍二つと人独り。


 男は想念おもう、未だ満たされていない。


 女は想念おもう、未だ失われていない。


「――そうか」


 かみ微笑わらう


「……その想念おもい、果たすと良い――」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 燃えている。世界が燃えている。

 再誕した憤怒は、内から溢れ出るいかりで世界を灰燼に変えて行く。


「――兄さん。安心して……。今度は、私が光になる。兄さんをしいたげるモノ全て、ガルダわたしいかりで焼却する」


 その宣言を受ける少年は、そらに輝く蓋炎がいてんに――。


「――ガルダ。……俺は、お前を倒しに来た」


 ――決裂を宣告する。


粗筋(プロット)は出来ています。

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