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栄光の昭和  作者: 原幌平晴
第三部
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第十一話 二十隻の罠

「間違えてこっちに爆雷を落とさないでくれるといいですね」

 副長の片平史郎が呟く。「くろしお」の発令所には、味方のはずの駆逐艦からの探針音が響いていた。「うらなり」というあだ名のもととなった顔色は、いつもより冴えない。

「深度三百に設定しなけりゃ、爆雷など問題ないよ」

 空のパイプを咥えた後藤綱吉艦長は余裕だった。従来の潜水艦は、敵味方を含めて安全深度は精々百メートル程度。爆雷の起爆深度は最大でもその程度になる。三百メートルの深海に潜む「くろしお」には、影響はないはずだった。

 時計を見ると一八〇〇時だった。そろそろ日が沈む。

 その時、聴音手から報告が上がった。

「感あり。米潜水艦、移動をはじめました」

「おう、しびれを切らしたか。追尾するぞ」

 後藤艦長が指示を出し、「くろしお」は敵潜水艦の音紋を微速で追尾し始めた。

 海中では深度が増すほど圧力がかかるので、音の伝わり方が変わる。加えて、水温躍層という急に温度の変わる層があり、ここでも音は屈折する。今「くろしお」がいるのはその水温躍層の下で、ここから出る音は浅深度には伝わりにくく、逆に浅深度の音は聞き取りやすい。これを利用し、微かな敵潜水艦の音紋を追尾するわけだ。

 音紋だけでは方角しか分らないので、今はまだ敵潜水艦の正確な位置は分らない。そして敵潜は、待ち伏せ海域と充電のための海域を分けることで、前者の海域が特定されないようにしている。

 だが、充電を開始すれば発動機の騒音が発生するため、こちらが移動しても失探し難くなり、位置も特定しやすくなる。そこから充電後に再び尾行すれば、待ち伏せ海域が特定できるはずだった。

「問題は、時間がかかりすぎることですね」

 片平副長が再び呟く。

「まぁ、こいつで判明すれば、ようやく一か所目だからな」

 艦長も楽観的とは言えない。今まで得た音紋から、米潜水艦は最低でも二十隻はいることがわかっている。しかし、「わだつみ」と手分けして追尾しても、まだ一か所も待ち伏せ場所は確定していない。味方の駆逐艦にしても、撃沈数はゼロのままだった。

 連合艦隊の主力が珊瑚海の手前、ソロモン海に留まっていられるのは、三日が限度だった。作戦行動中の艦隊は静止しているわけにはいかない。敵に位置を把握されないためにも、移動しつづけなければならないのだ。つまり、燃料を消費し続ける。長引けば、戦闘開始後に燃料切れを起こしかねない。

 追尾の初日が終わろうと言う時間に、これでようやく一隻目。「わだつみ」も同様なら、残り十八隻の罠が不明なままとなる。

 副長がまた呟く。

「一旦、トラックに引き上げて、仕切り直ししたらどうなんですかねぇ」

「獲物がいなくなれば、待ち伏せもしなくなるだろう」

 艦長は指摘した。

「結局、敵さんに戦力補強の時間を与えるだけさ」

 聴音手が声を上げたのは、追尾を開始して約六時間後だった。もうじき日付が変わる。

「敵潜水艦の音紋、消失しました」

 艦長は副長と顔を見合わせる。

「ここで充電ですかね」

「……の、はずだな」

 予想される米潜の電池駆動の限界に近い。だが、タンクをブローして浮上する音はしなかった。

「シュノーケルで潜航したまま充電ですかね?」

 副長も怪訝な顔だった。海上は深夜だ。付近に敵艦がいなければ、浮上した方が効率はいい。何より、未だにディーゼル発電の音がしないのが奇妙だった。

 そこへ、聴音手の報告。

「感あり。例の旧式軽巡です」

 シーウルフ艦隊から退役した初代旗艦、セーラムだった。

「他には?」

 艦長の問いに、聴音手は即答した。

「単艦です。周囲に他の音紋はありません」

 単独行動とは奇妙だった。そこへ、さらに報告。

「別な音紋です。潜航中の米潜……先のを一番、こちらを二番とします」

 海図上に両者の方位が記された。

「二番の音紋、消失」

「どうやら、ここは米潜の密会場所らしいな」

 艦長の言葉に、副長は首を傾げた。

「一体何のために?」

 隠密行動が基本の潜水艦は、原則として単独行動だ。海底艦隊と称しても、その点は変わらない。

 例外的に、独逸ドイツのUボートは夜間に数隻で浮上して商船などを艦砲で襲う戦法をとっていた時期がある。ウルフパックと呼ばれたが、電探が発達して廃れたと聞く。

「とりあえず、敵潜が動き出すまで待機だな」

 時計を睨みながら、艦長は言った。日付が変わったばかりだった。


 星空の下、軽巡セーラムは所定海域を周回していた。ソレンセンから艦長の座を受け継いだのは、かつての副長だった。骨董品と言える艦だが、隅々まで知り尽くした古巣だ。そして、この作戦はこの艦にある意味うってつけと言えた。

「十時の方向より、ビーコンです」

 レーダー手の報告。

「よし、十時の方向へ転進。アンビリカル回収準備」

 しばらく進むと、海面に漂う点滅する光が見えた。艦が停止すると、数名が先にかぎ針を付けた棒を前甲板の左舷から海面に伸ばし、ライトのついたブイを拾い上げる。その下からはホースがぶら下がっていた。

 ホースの口金を甲板にある装置につなぐと、後甲板に積まれているディーゼル発電機の音が上がった。同時に装置に付属の空気ポンプが回り、新鮮な空気をホースに吹き込み始めた。さらに口金を通して電力が供給される。

 そのホースの伸びる海中には、米潜水艦がいた。海上のセーラムから送られる空気と電力で、乗員と蓄電池に活力が与えられた。やがてセーラムは動き始め、ホースで牽引された潜水艦が続く。

 潜水艦の艦長は、傍らの副長に言った。

「アンビリカルとは言いえて妙だな」

 副長はニヤリと笑うと答えた。

「へその緒というか、ママのおっぱいですかね」

 潜水艦が潜水したまま換気と充電を行うための仕掛けが、このアンビリカルであった。セーラムは今、特殊潜水母船と言えた。各潜水艦の待ち伏せ海域から電池駆動で往復できる範囲を周回し、空気と電力を供給し続けることがその任務だった。

 単艦で行動できるのは、充実した対空装備のおかげだった。シーウルフ艦隊の時に訓練も積んでいる。最新鋭艦に劣る速力も、この任務なら支障ない。

 やがて二つ目のビーコンが探知され、同様に右舷側の充電・換気装置にホースが繋がれた。セーラムの場合、装置は両舷に二つずつあり、合計四隻の潜水艦を曳航しつつ充電できる。電子装備のために積んだディーゼル発電機が、このために役立っていた。

 かつてセーラムの配下にあった旧式駆逐艦も、同様に別海域で同じ任務に当たっている。違いは同時に充電できるのが二隻となる点だけだ。

 その後、セーラムはさらに二隻にアンビリカルをつなぎ、充電・換気を行った。

 夜が明けると、充電の終わった艦からアンビリカルを切り離す。ホースは海中の潜水艦に巻き取られ、それぞれの艦は持ち場の海域へ去って行った。夜には、入れ替わりに充電に来る艦があるだろう。


「よし、尾行再開だ」

 離れていく四つの音紋が消えかけるところで、後藤艦長は言った。

「全く、こんな運用法があるとはな」

 艦長は感慨深げにつぶやいた。合計四隻の敵潜がこの軽巡のそばに現れ、その音紋が消えるたびに軽巡からのディーゼル音が高くなる。それが低くなるたびに、敵潜は去っていった。結論は、敵潜は軽巡から充電を受けていた、と言うことだ。後藤のあだ名のホームズは、伊達ではなかった。

「全員集合のところで、全部沈めてしまえば良かったのでは?」

 片平副長の言葉に、艦長はパイプを咥え直して言った。

「あの五隻を沈めても、まだ交替相手の敵潜四隻がいる。それらが補給先を替えたら、振出しに戻るだけだ。それに、こちらが相手の手の内を見破った事は、出来るだけ秘匿した方が都合がいい」

 さらに言えば、沈めるにしてもあの軽巡は散々手を焼いた古株である。恐らく、魚雷一発とは行かないはずだ。今はまだ、魚雷の消費は最小限にしたい。

 四隻の敵潜が離脱していった座標と、その方位は記録してある。既にI端末の通信で「わだつみ」を呼び、そちらには別な一隻を追尾してもらっている。待ち伏せ海域が分れば、それらの艦は撃沈して構わない。そして、元の座標に戻りあとの艦の去って行った方位を探れば、残り二か所の待ち伏せ場所が判明する。それらの場所で待ち受ければ、残りの四隻は向こうから来てくれるはずだ。

 電池の節約のためであろう、敵潜の航路がほぼ一直線であることが、追尾を楽にしてくれた。こちらは速度に余裕があるため、左右に位置を変えて方角の変化を測ることで、単独での三角測量で距離も掴めた。

 やがて追尾中の敵潜は、ソロモン海と珊瑚海の境にある島々の一つ、バシラキ島の東側の海中で停止した。待ち伏せ場所の一つに間違いない。

「よし、やるか」

 後藤艦長の言葉に、片平副長は頷く。既に魚雷は装填済みで、発射管は注水されていた。

「一番、魚雷発射口開け。発射!」

 待ち伏せ中の米潜水艦では、突然背後から探針音と共に魚雷走行音が襲い掛かり、乗員がパニックを起こした。だが、何をする間もなく魚雷は命中し、艦体はバラバラになった。

「魚雷命中。圧潰音を確認」

 聴音手の報告を受け、艦長は言った。。

「とにかく、これで四か所の待ち伏せを潰せる。主力艦隊が安全に通れる道が出来るはずだ」

 少なくとも、最初の一歩は、であるが。


 海図に描かれた四つの印と、それらを囲んだ少々いびつな楕円形。そこを指し示して山本は言った。

「つまり、この海域なら待ち伏せは無いと言うのだな?」

 肇は頷き、答えた。

「今夜の零時までは」

 その頃には、潜水艦が充電に来ないことが敵側にも分るはずだった。それまでに通過してしまうことが重要だった。

「それらの海域は、敵の哨戒機のコースになっているはずです。戦闘があれば分るように。なので、日没とともにこの海域を突破し、珊瑚海に入ります」

 米軍も電探を装備した夜間索敵機を持っているはずだが、昼間よりは発見されにくいはずだ。

 山本が問う。

「その後は夜光雲を活用し、敵の主力艦隊を見つけ次第、海底軍艦でこれを叩く。そういうことかな?」

「はい、夜明けまでは。そのあとは」

 南雲中将と小澤中将、山口少将に向かって頷く。

「空母航空隊の出番です。敵空母はシーウルフ艦隊が護衛しているはずですから、海底軍艦でも一撃必殺とは行かないはず。海空の同時攻撃が必要でしょう」

 肇の言葉に、山本も笑みを浮かべた。

「ようやく互角な戦となりそうだな」

 だが、肇の表情はまだ硬かった。

「まだまだです。敵の潜水艦は十隻以上残ってますし、その位置も不明なままです。奇襲はいつあってもおかしくありません」

 今まで黙っていた宇垣纒参謀長が口を開いた。

「これは敵の意表を突ける初めての機会です。最大限に活かせる作戦にしませんと。我が方の対潜駆逐艦も警戒を怠らずに行きましょう」

 この日はさらに会議が続き、昼過ぎには細部まで詰められた。

 そして夕刻。日の入りと共に、連合艦隊は珊瑚海に突入した。


 前回の教訓から、彩雲と電探搭載の夜光雲は大幅に搭載数を増やしていた。六隻の合計で百機あり、夜光雲がその半数を占めた。搭載した電探も大出力化し、探知範囲は昼間の視認よりも広くなった。速度と航続力がそのままだが、有用性は上がっている。

 それゆえ、日本側が先に敵機動部隊を発見できたことは、あながち偶然だけとも言えないはずだった。

 二一〇〇時、夜光雲の一機が敵艦隊を発見した。

「大型艦四隻以上、豪州東部百二十海里にあり。二十ノットで方位〇八〇へ移動中」

 しかし、こちらが電探で探知した時には、既に相手はこちらを逆探知している。これは避けられない自然の法則だった。

「日本の夜間索敵機か」

 スプルーアンスはレーダー手からの報告を受け、呟いた。敵の索敵機から発せられたレーダー波を探知したので、こちらが索敵機に関しては先手が取れる。だが、これを一機落としたところで意味はない。むしろ、その進路に敵がいると教えるようなものだ。

「しばらく泳がすことにする。他の索敵機も探知できるよう、駆逐艦を二手にわける」

 早速、三隻ずつの駆逐艦が編成され、シーウルフ艦隊とそれが取り巻くハルゼーの機動部隊から離れた位置に向かった。索敵機は通常、母艦から放射状に送り出される。二機以上の索敵機の進路が分れば、その後方に辿った線が交わるところに、敵艦隊がいるはずだった。さらに、ハルゼー機動部隊へも索敵機を出すように要請した。

 この時点ではまだ、どちらが有利になるかは、全く決まっていなかったと言える。

 二四○○時。セーラムでは充電に現れるはずの潜水艦を待っていたが、さらに二時間たっても現れないため、艦長は何かが起こったと考えざるを得なかった。

 翌五月十六日〇二三〇。

 無線封止を破って、セーラムからスプルーアンス宛に暗号電文が伝わった。これを傍受した連合艦隊は、即座に大和の重砥論で解読した。

 深夜ではあったが、旗艦大和では参謀による緊急会議が持たれた。山本五十六司令長官が、まず語った。

「これにより、わが艦隊がこの海域を通過したことは、敵軍にも明らかになったと思う。対応する、わが軍の選択肢を明らかにしたい」

 肇が手を上げた。

「まず、連合艦隊の存在位置がある程度特定されたと見て、索敵機が帰還し次第、敵の索敵機を警戒しつつ移動すべきです」

 これには異論はなかった。

「次に、敵の位置を把握し続ける必要がありますが、既に夜光雲が特定した海域に『わだつみ』が向かっていますので、見失うことはないでしょう」

 次に黒島参謀が手を上げた。

「夜明けとともに攻撃隊を出しましょう。先手必勝です」

 他の参謀が頷くのを見て、肇は手を上げた。

「その前に、夜光雲の報告を精査すべきでしょう」

 翻訳された暗号電文のメモを指さす。

「大型艦四隻以上、とあります。つまり、電探ではっきり確認されたのは四隻です」

「ということは、つまり?」

 宇垣参謀長の問いに、肇は答えた。

「把握している空母は五隻ですから、一隻を別働隊にしている可能性があります」

 声が上がった。

「奇襲の可能性があると?」

黒島参謀だった。肇が頷くと、黒島参謀はさらに続けた。

「しかし、敵軍の索敵機が電探を使えば、こちらが先に察知が可能なはず」

 大和の艦橋頂上にある「ぼんぼり」電探なら、米軍より遠方で相手の電波を捕らえることが出来る。その分、進路変更で発見を回避できる率も上がるし、複数の索敵機を検知すれば敵本隊の位置を逆算できる。

「確かに、その点はわが軍の方が有利です。しかし、見落としている点があるかもしれません」

 肇の言葉に宇垣参謀長が問いかけた。

「たとえばどんな?」

 頭を掻きながら肇は答えた。

「たとえば、夜間攻撃です」

 ほんの思いつきだった。

「米軍は彩雲のような専用の索敵機は開発せず、艦載攻撃機に電探を積んでいるとか。なら、爆装させたまま索敵に送り出して、発見したら即攻撃という可能性も……」

 まさにその瞬間、大和の艦内に警報が鳴り響いた。あまりのタイミングに、肇もこれには飛び上がった。続けて、作戦室に戦闘情報室からの艦内通話が入る。

「十時の方向より、敵機からと思われる探信波を感知」

 山本五十六が立ち上がった。

「どうやら、悠長に会議をしている場合ではなくなったな」

 続けて、通話が入る。

「前衛の駆逐艦島風より、十時より魚雷走行音」

 これには作戦室の全員がどよめいた。一斉に肇の方を見る。

「いや、流石にこれは偶然です」

 焦る肇だが、そんな場合ではない。

 結局、この魚雷は投下点が遠すぎたため、途中で燃料が切れて水没してしまったようだった。しかし、敵機は引き返しながら位置情報を送信している。他の索敵機が近くに居れば、続けて攻撃が行なわれる可能性が高かった。敵機はその度に魚雷や爆弾を落として行ったが、ほとんど命中はなかった。しかし、確実に日本側の将兵を疲れさせている。

 肇は作戦情報室に直行し、結局朝まで海図を睨みながら、五月雨のように飛来する敵機の方角を描きこんで行った。

 そこから見えてきたのは、夜光雲が捕らえた敵艦隊とは異なる、別働隊の予測位置だった。海図をひっつかみ、艦橋への昇降機に飛び乗る。

「長官、別働隊がいるとしたらここです」

 二百海里ほど南方、誤差を見込んでも、半径数十海里の円の中に納まる。

「本隊の方には『わだつみ』が向かっています。もうじき到着し、追尾を開始するはずです。こちらの別働隊にも彩雲を送って位置が特定できれば、『くろしお』が追尾します」

 海図を睨んで、山本はしばし考え込んだのち言う。

「彩雲を一部隊、こちらに回そう」

「ありがとうございます」

 早速、各空母から彩雲が飛び立つ。それを見ながら、山本は呟いた。

「いよいよ始まったな」

 昇る朝日が、大和の艦橋に差し込んできた。


次回 第十二話 「四つの艦隊」


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