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栄光の昭和  作者: 原幌平晴
第一部
2/76

第二話 国の礎(いしずえ)

 昭和二年二月。

 石動肇は文机から体を起こすと、そのまま畳の上に寝転び、大きく伸びをした。どうも、長時間じっとしているのは性に合わない。

 周囲には図表が書かれた紙束が綴じられ、山積みになっている。障子には冬の低い日差しが当たっている。もうじき昼だ。

 目を閉じると、未来の世界の情景が広がる。モニターと呼ばれるガラス板に、今まで移していた文献が映っている。

「お疲れ様、肇くん」

 モニターの向こうから丸っこい髭面が覗いた。大野太、この時間遡行装置タイムマシンを開発した科学者の一人だ。石動了とは大学時代の同期だという。

「夜中の三時に叩き起こされると、さすがにきついです」

 あちらの世界で、了の口から肇の不満が出る。延々と八時間以上も、資料の書き写しをさせられたのだ。

「済まないねぇ、これだけ年代が離れていると、時間軸の微調整が難しいんだよ」

 大野が顎髭をしごきながら弁解する。

「今のところ、こちらでの設定の一秒の誤差が、君の方の一時間にあたるんだ」

「じゃあ、こっちはいつ声がかかるかわかりませんね」

「いや、ホント済まない」

 両手を合わせて大野は拝み倒した。

「こっちも色々、余裕がなくてね」

 そこへ、了の言葉が脳裏に響いた。

(何とか、今後は君の負担が軽くなるように考えている)

 目を開き、こちらの世界に戻る。指に出来たペンダコをさわりながら言った。

「それは助かります」

(先日、君の体を借りて、文部省で色々頼み込んで種を撒いてきた。そのうち芽がでるだろう)

 時間に余裕が出れば、なまった体をほぐすこともできるだろう。実家では連日欠かさなかった古武術の稽古だが、この半年ほどは怠りっぱなしだった。

 怠けると言えば、先日の宮城きゅうじょうでの一件の後、大学へは休学の届を出した。放っておいても、この春は留年だったろう。ついでに高円寺の下宿を出て、政府関係者からあてがわれたこの一軒家に移り住んだ。東京府豊多摩郡、渋谷町大向。元は茶園だったらしいが、ここ数年で高級住宅地として分譲された一角だ。

 当初は独り身には広すぎると思われたが、未来の科学技術を筆写しているうちに、さまざまなものが持ち込まれ、書斎とした八畳間も段々と手狭になってきている。

 段ボール一杯の資料。どれも、この後の米国との戦争で焼失し、今の時代でしか入手できないものだという。

 壁には何枚もの地図。全世界、日本列島、朝鮮半島、台湾、満州、東南亜細亜。部屋の隅には、一抱えもある大きな地球儀。どれにも何本もピンが刺され、ピンの頭には番号が振られている。その番号が、今書いていた図表の見出しになっていた。

 これらが、日本の勢力内にある資源だという。驚いたことに、朝鮮半島と満州は、鉱物資源の宝庫だった。しかも、満州には油田まであるという。

 日本が米国と戦争する直接のきっかけは、石油の輸入を断たれたからだと言うが、こんなに身近にあれば、わざわざ東南亜細亜を取りに行かなくても良いはずだった。

「なぜ、満州の油田は放置されてたんでしょう?」

 このまま数年すると満州は満州国として日本の勢力に入り、その後すぐに油田を発見することになるというのだ。しかも、比較的、簡単に採掘できるという。

(こんなに埋蔵量があるとは思わなかったのと、原油の質が良くなかったらしい)

 了の声が脳裏に響く。最近すっかり了と肇は、教師と生徒のような感じになってきた。

「じゃあ、使い物にならない?」

(そんなことはない。石油の精製処理を行えばいい)

「その技術があれば……」

(基礎となる技術が無数にある。それらが成熟するまでは無理だ)

 では、まだ当分このまま筆写が続くのか。そう思うと、どっと疲れが出てきた。

 ……いつしか寝入っていたらしい。目を開けると、もう陽はかなり傾いていた。猛烈な空腹。そういえば、今朝から何も食べていない。

 ふと、味噌汁の匂いが漂ってきた。どこかの家の夕餉の支度だろうか。

 もうたまらない、何か食おう。少しふらつきながら台所へ向かう。茶の間を通り、暖簾をくぐる。

「あ、石動先生、お目覚めですか」

 洋装の若い女性が、その上から割烹着を来て、料理をしていた。年の頃は十七、八か。流行の型に結い上げた髪に色白の顔立ち。たおやかなようで、くっきりとした眉には意志の強さも感じられた。

「……え? ええ?」

 しかし、全く覚えがない。

「もうすぐお食事の用意できますから、茶の間でお待ちください」

 はぁ、と頭を掻いて、すごすごと茶の間のちゃぶ台の前に正座する。

(ほう、肇くんも隅に置けないな)

 了が脳裏で呟く。まだ接続したままだったのか。

「いや、全然記憶にございません!」

 この一か月、女遊びどころではなかった。まず最初に、大野と了から膨大な一覧表を筆写させられた。そこにはこの時代にいる各分野の研究者の名前が記されていた。だが、一人一人の連絡先までは、百年後の資料には残っていなかったのだ。そこで肇は日本中の大学や研究所に電話をかけ、手紙を書き、実際に訪問して、名簿を完成させねばならなかった。

 その彼らに送る資料が、これから筆写すべき内容なのだ。

「この筆写の作業、どのくらいかかるんでしょう」

(……百科全書までは行かないと思う。精々、その半分)

「……死にます」

 ちゃぶ台に突っ伏す。

「死なないうちに、お食べくださいな」

 さっきの女性だ。顔を上げると、ちゃぶ台に次々と皿が並べられていった。食欲を猛烈にそそる匂い。

「いただきます!」

 疑問も何も後回し。とにかく飯を掻き込む。

 何杯かお代わりをした後、淹れてもらったもらった煎茶を飲み干すと、ようやく言葉がついて出た。

「で……あの、どちら様?」

挿絵(By みてみん)

 向かい側に座った女性に聞くと、小首を傾げて怪訝な顔になった。

「先生……お忘れですの? 結城由美です」

(肇くん)

「いえ、知りませんって」

(いや、違うんだ、私なんだ)

「え?」

(先日、文部省で紹介してもらったんだ)

「誰を?」

(口述筆記ができる速記者を)

「あ……それが彼女?」

 了に体を貸すと、肇の意識は眠りについたようになる。だから、肇が知らないのは当然だった。

(名前を聞いてわかった)

「忘れてたんですか?」

(いや……女性の顔を覚えるのは苦手でね)

 了はこの年まで独身だと聞いていたが、原因はそこか。

(それより、彼女困っているのでは)

 言われて気が付いた。思えば、随分な扱いだ。

「えーと、結城由美さん。速記者の?」

「はい」

「先日、文部省でお会いした」

「はい、そうです」

 そういうと立ち上がり、肇の横に座りなおすと、三つ指をついて礼をした。

「石動先生、よろしくお願いします」

 肇も慌てて少し下がり、額を畳に擦り付けんばかりに礼をした。

「い、いえ、こちらこそ、失礼しました」

 まったく、了がきちんと教えてくれていれば。

 文句を言おうと思ったが、すでに接続は切れているようだった。


 それから一週間後。石動肇は不眠症に悩んでいた。

 未来からの接触は、相変わらず時間帯を選ばず始まる。一応、小一時間程度は待機してくれるので、食事や入浴などに支障はない。就寝中に叩き起こされるのにも慣れた。

 慣れないのは。

「あの……結城さん」

「はい」

 肇は寝床の上に半身を起し、傍らに正座して待機している結城由美を見た。電灯の薄暗い明りの下でも、色白の面立ちに黒目勝ちな瞳には惹きつけられる。

「えーと、用が出来たら呼びますから、貴女もあちらで休んでください」

「いえ、ここで問題ありません」

 問題ありだろう。若い男女が毎晩、同じ部屋で過ごすというのは。

「学問の神様が降りてきたら、一刻も無駄にできませんから」

 肇はこめかみに手を当てて唸った。未来との通信というのは、こちらの時代では陛下との間の秘密。いわば、国家の最高機密だった。そのため、肇は非凡な才能を発揮する青年学者、という扱いにされている。要するに、神がかりだ。

 しかし何のことはない、肇は未来の文献や資料を読み上げているだけなのだ。それを結城嬢が速記で書き留め、活字に起こされている。変に目立たぬよう、分野ごとに筆名を使い分けているが、そうした資料や論文は各方面の研究者に送付され、注目を集めている。

 未来の科学技術と言っても、その量は極めて膨大で、そのまま持ち込むには肇が生涯かけて読み上げても到底追い付かない。そのため、この時代の研究者に適切な研究対象と方針を与え、発明や発見を早めることが肝心だった。何よりも、本来そうした成果を上げるはずだった人から、その栄誉を奪うべきではない。それが石動了の信念だった。

 その意味では、確かに成果は出始めている。肇の元にも、研究者からの手紙が多く来るようになった。感謝の言葉もあれば、専門的な質問もある。後者について調べて答えるというのも重要だった。

 重要な仕事なのだが、寸暇を惜しんでまで行う必要はない。にもかかわらず、常に即応体制の彼女が傍にいては、若い健全な男子である肇が寝付けないのも仕方がない。

 そもそも、結城由美は現内閣の文部大臣の姪の娘にあたり、相当の家柄だ。速記という特殊技能を身に着けただけあって、かなりの才女でもある。うかつに手を出したりしたらえらいことだ。

 しかも、肇には手を出したくても出せない理由があった。

 先日、研究者からの手紙が来た時のことだった。かなり高度な質問で、最初の一言からして肇には理解の範囲外だった。さらに、こちらにある資料を当たる必要もあった。そこで、しばらく了に体を貸して、由美に口述筆記をさせながら調べものをする必要があった。

(すまん、肇。後は頼む)

 突然、体を返されて通信が切られた。今までになかったことだ。普段なら、貸していた間の事を多少は伝えてくれたものだ。

 しかも、直後に肇は感じたのだ。両腕の中の温もりを。

「うわっ」

 慌てて、しがみついてる由美の体を引き離す。

「ああ……神様、お帰りになっちゃったんですね」

 潤んだ瞳。

 その瞬間、肇は悟った。結城由美は恋心を抱いているのだ。

 石動了に対して。


「どうした、えらく疲れた顔だな」

 目を開けると、大野太が顔を覗き込んでいた。

「シンクロ率上げると、やっぱり負担が出るか」

 いつものように顎鬚をしごきながら、器材の設定をチェックしだす。

「いや……大丈夫だよ、システムのせいじゃない」

 ヘッドセットを外しながら、石動了は立ち上がった。

 周囲のモニターの表示を確認していた白衣の女性が振り返り、了に向かって言った。

「他人の身体を借りるんだから、やっぱり脳への負荷はかかるわよねぇ」

 大野太の妻で、時間遡行装置の共同研究者でもある清美だ。核物理学の太が時間遡行のシステム、大脳生理学の清美が意識干渉フィールドを開発し、その組み合わせで生まれた。いわば、二人の子供のようなものだ。

「資料室で次の用意をしてくる」

 そう言い残すと、座席の傍らの端末を手に、時間遡行機の部屋を出た。

 そこは全長三十キロにも及ぶ、地下百メートルのトンネルの中央部だった。ようやく慣れたが、初めて訪れたときには圧倒されたものだ。トンネルに沿って、直径何メートルもの超電導コイルが納められた断熱パイプが伸びている。直線粒子加速器、リニアコライダーである。この中で電子と陽電子が光の速さにまで加速され、この少し先の反応室で正面衝突し、宇宙創成のころと同じ高エネルギーを発生させる。

 それによって新たな素粒子を発見するのがこの施設の本来の目的だったが、試運転の際に微細な特異点が発生することを大野太が発見した。最初はシステムの異常と考えられ、この研究施設自体の公開が半年以上も遅らされることになったが、その間に太は、その特異点が時空を超えるワームホールだと見抜いた。そして独自研究の結果、形ある物体は無理でも、電磁波、すなわち光子であればそのワームホールをくぐれることが判明した。

 一方、大野清美は既に、大脳の活動を電磁波で直接捕らえ、鮮明な画像や音声として取り出すことに成功していた。さらに、逆に電磁場で意識に干渉し、画像や音声を脳内で直接再生させることも可能となっていた。

 この二つを組み合わせれば、一種のタイムマシンが出来る。旧友の二人に持ちかけられた了は、文科省高官としての権限で、公には不具合の究明ということにして、その極秘研究に施設を使う許可を与えた。

 その結果、晴れて施設が公開され、天覧実験の運びとなった。ところが、陛下はこのタイムマシンに興味を持たれ、公開の式典の前にお忍びで時間遡行機を見学に来られたのだ。

 あの核攻撃は、まさにそのタイミングだった。巨大な地下トンネルはそのままシェルターとなった。加速器の大電力をまかなうために併設された小型原発も含めて、神がかり的な組み合わせだった。この計画を始めるさせるために、何か大きな意志が働いたのではないか。科学者でありながらも、そんなことを思わざるを得なかった。


 途中で洗面所に立ち寄り、顔を洗う。

 それにしても実に困ったことだ。自分が結城嬢の気持ちに気づいたのは最近だが、向こうはどうやら一目惚れに近いらしい。昭和の文部省を訪れ、文部大臣と官僚たちの前で熱弁をふるったあの日。日本の科学技術の振興のために、研究者同士のネットワーク作りと、何よりも予算が必要であると。

 彼女は今日、語った。その彼の姿を隣室から覗き、話に非情に感銘を受けた。だから口述筆記の秘書に名乗り出たと。

 石動肇は実家が古武道の道場で、鍛えられた体躯も立派なものだ。映像を見た清美が言うには、なかなかの男前だと言っていた。体を借りると分るが、若さとエネルギーに満ちている。

 洗面所の鏡を見る。こちらの自分は、かなりしょぼくれた初老の男に過ぎない。髪にも白いものが目立つ。体力も衰えてきている。そう、結城嬢が恋をしているのは、石動肇の方だ。ほんのたまに、短時間接するだけの自分ではなく。

 ため息をつくと、洗面所を出て資料室へ向かった。次に肇に読ませる資料と文献を探さなければ。専門分野は大野や他のスタッフに任せられるが、今必要なのは昭和初期に必要とされていた科学技術の知識とノウハウだ。これらを体系立ててしかるべき人間に与えていく。近代史と科学史、この二つを専門としてきた自分にしか出来ない部分であり、この計画の土台を築く仕事でもある。

 遅れてきた春のあだ花を愛でている余裕などないのだ。

 そう自分に言い聞かせながらも、スクリーンに表示された資料がなかなか頭に入ってこないことに、いらだちを隠せなかった。


「では、アルベルト・アインスタイン博士のあの論文が、発電などの動力につながるんですな?」

 すっかりぬるくなった茶を飲み干すと、六十代後半の老科学者は続けた。

「質量とエネルギイが等価であると」

「そうです」

 石動了は相槌を打った。ここは石動邸の茶の間。庭には桜の花びらが舞い、春の日差しが軟らかく差し込んでいた。

「そこで長岡博士、あなたがかつて提唱された、土星型モデルが活きてくるでしょう」

 土星型モデルとは、原子核の周りを電子がまわるという、後年よく知られた原子のモデルであるが、長岡半太郎が発表した当時は、ほとんど顧みられなかった。

「あの研究を断念したのは痛恨の極みです。おかげで、ラザフォードにやられましたわ、ははは」

 アーネスト・ラザフォードは一九一一年に原子核を発見し、土星型モデルと似たモデルを発表した。

「日本のために、これからのことを考えませんと。原子がもつこの力、資源に乏しいわが国には非常に重要です」

 了の言葉に、老科学者は頷いた。訪れた当初は半信半疑だったが、この一時間余りの議論で、目の前の青年に関する評価は一変していた。広範な知識と深い洞察力もさることながら、若さの中に宿る落ち着きのある態度に惚れた。

「まさしくその通りですが、具体的にどのように?」

 由美が新しい茶を注いで、一礼すると台所へ戻った。その茶を一口すすると、了は答えた。

「それはまだ、研究が必要です。膨大な研究が。おそらく、このままでは二十年はかかるでしょう」

「ほう、そんなにも」

 長岡はため息をついた。

「しかし、人と予算を惜しまなければ、その期間を十年に短縮することも可能なはずです。長岡博士、あなたには是非とも、後継者の育成に励んでいただかないと」

 老科学者は頷いた。

「それはもちろんですが、石動君、君は」

「申し訳ありませんが、私はゼネラリストです。特定の専門分野を深めるスペシャリストではなく、各方面を刺激して、バランスよく進歩させるのが役目と考えています」

「なるほど」

 皺に囲まれた目が残念そうだった。

「ただ、何人か注目している若手がいます」

 そう言うと、了は傍らから書類を取り出した。肇に作らせた、この時代の研究者のリストだった。

「まず仁科芳雄。いまコペンハーゲンに留学中ですが、おそらく来年の暮れあたりに帰国するでしょう。それから……」


 日暮れまで二人の対談は続いた。

 そんな石動を陰ながら見守る由美は、幸せを感じていた。


登場人物紹介


実在する人物には【実在】としています。


石動肇(いするぎ はじめ)

本編の主人公。

1905年(明治38年)5月26日生れ。21歳。

帝大の工学部に学ぶ平凡な学生のはずが、突如、歴史改変の中心人物にされる。

実家は富山の名士で、父親は古武道の道場主でもある。本人もそれなりに武術の心得はあるが、実際に使う機会はほとんどない。

身長六尺(180センチ)の長身。


結城由美ゆうき ゆみ

本編のヒロイン。

1909年(明治42年)9月生まれ、17歳。

石動肇の口述筆記秘書。文部大臣の姪の娘。


石動了(いするぎ りょう)

生年月日不詳、52歳

歴史改変スタッフのリーダー。

科学史と近代史が専門だが、幅広い知識を持つ。


大野太おおの ふとし

生年月日不詳、石動 了と同年代。

歴史改変スタッフの技術チーフ。

量子物理学者。「情報時間遡行機」を開発する。

肥満体、髭面。


大野清美おおの きよみ

生年月日不詳、石動 了と同年代、大野 太の妻。

大脳生理学者。「意識干渉フィールド」を開発。

スリム、小柄。


長岡半太郎ながおか はんたろう

【実在】物理学者。原子核の周りを電子が回る、土星型モデルを提唱。

日本の将来を背負う、次世代の科学者の育成に努める。


次回 第三話「電子の産声」

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