ワンコの過去
短いです(^_^;)
寂しい
寂しい
君が居なくなって寂しい
悲しい
悲しい
君が居ないと寂しい
どうして?どうして君は俺なんかを庇ったの?
俺も君の元へ行きたい
けれど行けない
俺が死んで寂しがる人がいる
俺が死んで悲しがる人がいる
でもどうせ皆俺の金と顔と学力にしか興味はないんだ
でも君は初めて俺の事を分かってくれた
金や顔なんかどうでも良くて内面を好きになってくれた
でもどうして俺なんかを庇って死んでしまったの…?
君の笑った顔が好きだった
意地悪し過ぎると涙目になりながら怒る君が大好きだった
君の全てを愛していた
多分、もう君以上に好きになる人なんて出来ないんだろうな
今日ね、君以外にね俺の言葉を初めて聞いて分かる人が居たんだよ
嬉しかったなぁ
嬉しかったけど、君以上に好きにはならないよ
ドガンッ!と鈍い音がして気が付いたら目の前がが血だらけ
君の内臓と血でぐちゃぐちゃになっている
今でも鮮明に覚えている光景
『俺の事、忘れないでね…』
俺を庇って死ぬ前に言った君の言葉
君と死ぬ前に約束したもんね
絶対に忘れない
君に会いたい
だから俺が死んだらまた一緒になろうね
待っててね、もうすぐ行くから
君の元へ必ず行くから




