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そわか  作者: 空雲雛太
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第一話『邂逅』

 六連星夏樹(むつらぼし なつき)は、特筆するほどのことなど何もない、普通の少年である。

 無理やりにでも特徴を探すとすれば女の子っぽい名前と、父親が現在絶賛単身赴任中で、母親も営業の仕事だったか何だったかで空けており、現在自宅にただ一人で過ごしていることくらいだ。

 年齢は15歳。

 受験勉強を経て入学する高校も決まっているので、一応高校生ということになるのだろうか。

 今日は、その高校生活を控えた春休みの初日。

 短いながらもまとまった休日の始まりを満喫すべく、昼頃まで惰眠を貪るという夏樹の自堕落な計画は、朝八時頃にベッドから引きずり落とされる形で破綻した。


「痛っ!?」


「……夏樹、寝過ぎ」


 忘れていた。

 いや、正しくは『忘れていたかった』というべきだろう。

 同級生や先輩や後輩から羨まれたり怨まれたりしてきた、これほどに特徴的な特徴を忘れるはずがない。

 しかし、である。

 毎朝律儀に目覚まし時計を勤めて下さる暴力幼馴染の存在を嬉々として語るほど、夏樹は痛みを愛するど変態ではない。


「この……っ! 何するんだよ、こんな朝早くから! 何で学校もないのに、僕は文字通り叩き起こされたの!?」


 落ちた弾みに強打した背中の痛みに耐えながら、暁覚えぬ春眠を邪魔されたことに夏樹は抗議する。

 それに対して冷え冷えとした無表情で夏樹を見下ろす幼馴染は、感情の読み取りにくい、抑揚の少ない声で淡々と返す。


「……あなたの寝顔を見てたら、つい……」


「昨日も同じこと言ってたし、それに対して僕も同じことを言ったけど、それ答えになってないからね!? 僕が聞きたいのは、何で毎朝変わることなく、僕にこんな嫌がらせをしに来るのかってこと!」


「……夏樹、ひどい……」


 夏樹の言葉に、幼馴染は親しい者にしか分からないくらい微かに、眉を下げる。

 方法に問題があったとはいえ、もしかしたら幼馴染にも悪気はなく、純粋に親切心でやってくれていたのかもしれない。

 だとするなら、感情に任せて強く言い過ぎたなと、一瞬夏樹は後悔しかける。


「私から朝の楽しみを奪うなんて、あんまり」


「何を楽しみにしているのかは、聞かないほうが良さそうだね!」


 起こし方の乱暴さからいって、夏樹の世話を焼くことを楽しみにしているわけでは絶対ないだろう。


「……そんなことより、いい加減に起きて。早くしないと、ご飯が冷める」


 後悔したこと自体を後悔することになった夏樹の抗議には取り合わず、幼馴染は腰に手を当てて、未だに床の上で掛け布団にくるまっている夏樹を睨みつける。

 いつもならこのあたりで夏樹が折れるのだが(『いい加減にして』が出ても起きないと蹴られるのだ)、高校への入学を控えた春休みの初日からそんなことではいただけない。

 そろそろ一度彼女に勝利することで、待遇の改善を要求してやろうという決意を胸に、夏樹は彼女に背中を向けた。


「幼なじみが優しくないから起きない」


「死ね」


 躊躇なく足を振り上げる気配。

 相変わらず物理攻撃の実行に迷いが無さすぎる幼なじみに戦慄しつつも、想定通りの行動に出たことにほくそ笑む。


「甘いっ!」


「…………!?」


 蹴りが着弾するより先に、振り向いて攻撃予測地点を防御する。

 普段のハイキックやローキックなら無意味な行動だが(毎日夏樹に蹴りを浴びせているせいか、攻撃が重すぎてガードをぶち破るのだ)夏樹は現在床の上に転がっている状態だ。

 必然、サッカーのフリーキックのような形の蹴りしか放てず、攻撃はつま先部分を使った蹴り上げるようなタイプに限定される。


「正面の胴体と足下の胴体、どちらが力を伝導させにくいかは明白! 加えて『蹴り上げる』という動作に対してなら重力分の重さが僕の自重に加わり、そっちの足に掛かる負荷ばぎゃらっ!?」


「……踏みつけなら、そんなの関係ない」


 どうやら攻撃の途中で自ら蹴りを空振りにし、ストンピングに切り替えたらしい。

 正面からの攻撃を想定していた夏樹に対する、意識の死角からの攻撃……食らうと分かっていれば耐えられたかもしれないが、完全に想定外だった。


「ぶっちゃけ、あり得ない……」


「……あり得ないのは、いつまで経っても起きない夏樹のほう」


「追げふっ!?」


 よほど夏樹の抵抗が腹立たしかったのだろうか、完全に油断しているところを、今度は普通に蹴られた。

 あるいは、今ストンピングに切り替えた分の蹴りを補完したのかもしれない。


「……幼馴染に対する好感度が、いくら何でも低すぎないかな……!?」


「……夏樹がゴネなければ、私だって蹴らない」


 そう言って。

 表情の乏しい夏樹の幼馴染――夜凪檸檬(よなぎ れもん)は、やっぱり不機嫌そうに夏樹を睨んだ。


「……朝食が冷めたの、夏樹のせいだから……美味しくなくても、全部食べて」


  ◇


 六連星夏樹は、自分語りというものが好きじゃない。

 それに伴うナルシシズムが嫌いだとかではない……年相応の自己顕示欲は、夏樹にもある。

 問題は、我が身を振り返って語ろうと思えば、毎朝夏樹を蹴りに来る暴力幼馴染、夜凪檸檬の存在に触れないわけにはいかないことだ。

 人は誰しも、他人には知られたくない部分を抱えているものだと夏樹は思っている。

 彼の場合、それは父のことであり、母のことであり、夜凪檸檬のことなのだ。

 しかし、皮肉というか生憎というか、そもそも語るほど厚みのない六連星夏樹の十五年間は、夜凪檸檬の存在を抜きに語れない……だから、隠したいことが隠せない。

 大抵の人は、毎朝目覚まし時計を務める幼馴染が夏樹にいることを知られると(それがどれだけ暴力的かを懇々と説明しても)ひどく羨まれて、たまに制裁も受ける。

 しかし、だ。

 実際に姉妹を持つ男子が『妹はリアルにいると萌えない』と言うように、幼馴染だって二次元だからいいのだと、夏樹は声高に主張している。

 優しくないしプライベートは無いし、その上クラスの男子からは裏切り者として糾弾されるのだから、たまったものではない。


「……どう?」


 夏樹が檸檬の手料理に舌鼓を打っていると、檸檬が不安そうに尋ねてきた。

 やたら攻撃的なので忘れがちなのだが、檸檬は小さい頃は気弱な女の子だった。

 成長した今でも、根っこの部分は変わっていないんだなと、夏樹は少し感傷的な気持ちになる。


「うん、すごく美味しいよ。やっぱり檸檬、料理が上手だよね」


「………………」


 夏樹の返事には何も返さず、檸檬は顔を隠すように俯く。

 そういえば昔も、照れたり恥ずかしがったりしているときはこうだったなと懐かしさに顔を綻ばせる夏樹に、何かを堪えているような声で檸檬が言った。


「…………別に、夏樹の感想なんて聞いてない……」


「その返しはあまりにも予想外過ぎる!!」


 堪えていたのはどうやら、怒りか何かだったらしい。


「それならさっきの『どう?』って何のことだったの!?」


「……こ、今度から、夏樹が寝坊したら窓から落とそうと思うんだけど、どう?」


「その内容なら、答えるまでもないかな!」


 二階からの落下だって、落ち方によっては命に関わる。


「……なら、明日からは寝坊しないようにね」


「ちょっと待って、何で僕が了承した(てい)で話が進んでるの!? そもそも起こさなくていいし、どうしても起こすならもっと普通に起こしてよ!」


「……つまり、今まで通り?」


「あれが檸檬の中では普通なの!? 僕このイベントのせいで友達から裏切り者扱いされてるんだから、せめてもう少し優しくしてほしいんだけど!」


「……そんなの、知らない。この程度で崩れる友情なら、壊したほうが爽快」


「強固な友情にだって、築き上げる過程があるでしょう!?」


「……積み木の醍醐味は、重ねたそれをぶっ壊す瞬間の痛快さ」


「地道な努力が結実する喜びにも目を向けて下さいお願いだから!」


 普段ならこのあたりで、夏樹の母親が茶々を入れるのが六連星家の朝の恒例なのだが、その母親が今はいない。

 その代わりというわけではなかろうが、檸檬は嘆く夏樹に嘆息して、切り替えるように手を叩いた。


「……そんなことより、早く食べて。この後予定があるから、早めに洗い物済ませたい」


「いや、だったら何も、僕が食べ終わるのを待ってなくても……。別に、洗い物くらい自分でやるよ?」


「……この間は流しに運んでさえいなかった。あんまり放っておくと、後で洗うのが大変」


 なんだか所帯染みたことを言いながら、檸檬は自分の分の弁当箱(食卓で一人だけ何も食べないのは感じが悪いからと言って、檸檬は自宅で作った弁当を六連星家の食卓で食べるのだ。そこまでして嫌がらせがしたいのかと、夏樹は戦慄せずにはいられない)を流しに運ぶ。

 さらりと檸檬が洗い物をする前提になっているそのセリフに危機感を覚えて、夏樹は口を開く。

 朝食に限らず、時には昼食や夕食まで作ってもらっておいて今更過ぎるが、あまり檸檬を頼りすぎると、また部屋を掃除すると言い出されたときに反論が難しくなっていく。


「いや、ホントに大丈夫だって。予定って、梔子(くちなし)さんとどっか遊びに行くんでしょ? いいっていいって、任せてよ。もし帰ってきた時に洗ってなかったら、好きなだけ蹴っていいからさ!」


 ……いや、友達と遊んだ後に檸檬が帰るのは本来、夏樹の家ではないのだが。

 とにかく、せっかくの春休みに友達との約束に遅れるなどあってはならないというのも、また嘘ではない。

 誰彼構わず淡白な対応しかしない檸檬は、夏樹と違ってガチで友達が少ない(夏樹は友達がいないわけではなく、友達の九割が敵なだけなのだ……むしろ『友達がいない』ほうがよさそうにも見えるが)。

 そんな檸檬の、夏樹の知る限り唯一の友達である梔子朝日(くちなしあさひ)と遊びに行く機会を(ないがし)ろにしてはいけないとも思ったのだが、檸檬は(かたく)なだった。


「……いいの。料理は後片付けまでが料理なんだから」


 夏樹から見れば面倒でしかない家事全般をこなすのが、どうやら檸檬にとってはそうでもないらしく、梃子でも動かない構えだ。

 面倒ごとを避けられるのは夏樹にとってもありがたい限りなのだけれど、何となく『夏樹は私が面倒を見てあげないと何にもできない』と思われているように感じられて、夏樹は面白くない。

 そんなふうに魔が差したせいだろう、夏樹も意地になって、檸檬に歯向かってしまった。


「いやいや、そんなに急いで食べたら、せっかくの美味しい料理を味わえないじゃない。申し出はありがたいけど、僕はレストラン顔負けの料理を朝から食べられる喜びを文字通り噛み締めたいから、後片付けは僕に任せて」


「……夏樹。目を、閉じて……」


「嫌だよ! そんなことしたら、檸檬が構えた拳の軌道が分からないじゃないか!」


 もちろん、十秒後にはそのことを後悔することになっていたけれど。


「……そんなに気に入ってくれたなら、また作りに来るから……」


「しまったぁーーーっ!!」


 しかも、友達から裏切り者扱いされる理由を自分から作ってしまった。

 夏樹と同じ高校に合格した友達もいるので、何とかしてこの事実を隠蔽しなければと新生活への決意を改める夏樹を、早く食べてと檸檬が小突く。

 そんな二人を見てケタケタと笑う夏樹の母がいないことを除けば、実にいつも通りの朝だった。


  ◇


 朝食を摂り終え、出かける幼なじみを見送った(夏樹の家から檸檬が出かけることに違和感のない現状は、冷静になって考えるとおかしいのだが……)夏樹は、とりあえず自室に戻って本棚からコミックスを数冊取り出し、ベッドの上に転がってその中の一冊の表紙を開く。

 現代社会で生まれ育った少年が、異世界に飛ばされて大冒険を繰り広げる物語だ。


「異世界召喚の何がいいって、プライベートを侵略する幼馴染が絶対にいないとこだよねー」


 誰に言うでもなく呟きながら、セリフを覚えるくらいに読み込んだコミックスのページをめくる。

 ちなみに、夏樹の通うことになる高校から宿題のようなものは出ていないので、『宿題のない長期休暇』という意味でも非常に貴重な時間である。

 その貴重な長期休みをダラダラ過ごすという非日常は、ある意味とても物語的だ。

 剣と魔法のファンタジー世界、高校生の少年少女が巻き起こす壮大なバカ騒ぎ。

 それらの現実的、あるいは法律的にあり得ない『物語』は、夏樹の生きる日常とは別のものという意味と、それに由来する高揚感という点において、現状と似通ったものがあるように夏樹は思う。


「……人に言わせれば、幼馴染が毎朝起こしに来る日常も『物語』にカテゴライズされるらしいけどさ……」


 体験している本人から言わせてもらえば、あれは何か違う。

 これがもっと甲斐甲斐しく起こしてくれたり、『勘違いしないでよね、別にあんたのためじゃないんだから!』なんてセリフが添えられたりするなら、夏樹もクラスメイトから受ける制裁にある程度納得できただろう(制裁されてもいいという意味では断じてない)。

 しかし現実は、朝には布団を剥がれてベッドから引きずり落とされ、昼には人前であくびをするのはみっともないと注意され、夜には早く寝ないから朝起きられないのでしょうと小言を言われる毎日だ。

 その口うるささたるや、夏樹の母が『私が怒る分も残しておいてほしい』と泣き言を言うレベルだ。

 幼馴染を羨むのは結構だが、妬むなら着々と日常が侵略されていく恐怖を味わってからにしてほしいと、夏樹は切実にそう思っている。

 そんな、今までほとんど届いたことのない祈りを新たにしていたら、いつの間にか時計の短針が十二時を回ろうとしていた。

 開いていたコミックスを閉じて本棚に戻し(出しっぱなしにしておくと、檸檬が部屋の掃除をする時にものすごく怒られるのだ)、昼食を食べるためにリビングの扉を開く。


「………………あれ?」


 リビングの扉を開いた、そのはずだった。

 そしてそこは確かにリビングに続いていたのだが……唖然とした様子の、見知らぬ少女までいたのだ。


「…………………………」


「…………………………」


 理解が現状に追いつかない。

 見れば、それは少女のほうも同じらしく、感情の色が吹き飛んだ瞳を夏樹に向けている。

 そんな少女の様子から、夏樹は一つの結論を導き出した。


「あ、すみません。部屋間違えました」


 そう言って一礼し、扉を閉める。

 自分の家で他人の部屋に間違えて入るとか、僕もボケが来てんのかなー、などと思いながら、今度こそリビングに向かって――


「って、そんなわけあるかァァァァァァ!」


 自分の家の他人の部屋って何だ。

 自らの反省のおかしさに気づいた夏樹は叫びながら、閉めたばかりの扉を勢いよく開く。

 いきなりアッパーにハイテンションな夏樹の剣幕に、扉の向こう側の少女はかなり怯えた様子だったが、夏樹もそんなことを気にしていられない。

 というか、不法侵入者にそんな気を回すいわれがそもそも無い。


「君どっから入ったの!? 玄関の鍵はちゃんと掛けたし、窓とかは面倒だから空けてないはずなのに! まさか、ピッキング……!? あれって実在する技術なの!?」


 と。

 そこまでまくし立ててから、夏樹はようやく、いくつかの違和感に気がついた。

 今朝、幼なじみと朝食を食べたリビングに(たたず)む少女のくすんだ金髪は、染めるのに失敗したというより土埃で汚れていると言ったほうが正しいように見えるし、恐怖に塗り潰された大きな瞳の紫色は、カラーコンタクトではありえないほど透き通っている。

 ボロボロの衣服は時代がかっていて、少なくとも日本でそれを着ている人はコスプレイヤーにさえいないであろう、中世ヨーロッパの農民風のものだ。


「……ちょっ、ちょっとタイム! 待って待って、フリーズウェイト・ア・ヒューミニッツ!」


 胸の内で踊る期待感を抑えつつ、少女がただの外国籍の空き巣である可能性も考慮して、おぼろげな記憶を頼りに拙い英語でちょっと待ってとお願いした夏樹は、素早く現状の確認を開始する。

 場所は、六連星家のリビングで間違いない。

 見慣れたインテリアとその配置、檸檬が洗った食器と弁当箱が流しの横で乾かされているのだから、これは絶対だ。

 これで家の内装まで中世風なら異世界召喚確定だったのだが、残念ながら……もとい、幸いにもそうではないらしい。

 ということは、ここは夏樹が十五年間生きてきた現代で、目の前の少女は中世風と見紛うばかりに貧しい外人空き巣といったところか。

 ちょっとがっかりしながら夏樹は目の前の少女についてそう当たりをつけ、さてどうやって取り押さえたものかと考え始めた辺りで、ふと少女の足下を見た。

 ……砂利道すら無い住宅街のど真ん中を歩いてきたとは思えないほど土で汚れているにも関わらず、その場に至るまでの足跡が一切見当たらない、その足下を。


「……………………?」


 夏樹の怪訝そうな様子を不穏な空気と取ったらしく、一歩、二歩と後退する少女。

 その動きに合わせてぺた、ぺたと、まっさらだった床に彼女の足跡が捺印されていく。


「…………………………」


 そこから導かれる結論は、彼女には侵入の痕跡を残さずに家の中に入ってくることが不可能だったということであり、唐突にその場に出現したりしなければこの状況は成立しないということ。

 ……そう。

 例えば、ここではないどこかから、何かの超常的な力に呼ばれたりしなければ。




「召喚されたのそっちかいィィィィィィィィィ!!」




 夏樹の物語はどうやら、異世界召喚ものではなかったらしい。

 そのことに対する、夏樹の落胆と抗議の叫びは、緊張と恐怖で限界に達していた少女を気絶させるのに充分な声量だった。


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