表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

回る先生

「百合子ちゃん、縄跳び教えて!」


「私で良ければ教えよう」


「私も教えてー」


「分かった。縄跳びを教えてほしい子はこの指に止まると良い」


百合子の手が完全に見えなくなった。


「よし、まず手首だけで縄を回すようにするんだ。これが出来るようにならないとな」


私のをみてくれと言い、百合子は子供たちに見えるように実演してみせる。

めいめい跳んでみるがすぐに出来る者も出来ない者も居た。

出来ない子には丁寧に教えた。

そうして太陽が真上に来る頃には皆一様に綺麗なフォームで縄跳びが出来るようになっていた。


「お姉ちゃんより上手く跳べるようになっちゃった!」


「ねー。ゆりちゃんに教わったらなんでも出来ちゃいそう」


「ところであいつどこだろ」


その頃彼女は少し離れたところで子供たちが縄跳びの練習をしているところを見ていた。


子供に対して物を教えるなんて前世ではしてた覚えはないが、ゼロから学んでいた物ならどこが上手く出来ていないのか指摘、改善は容易だった。

子供たち相手にそれなりに教える事が出来ているなら教える力もある程度ついているようだ。うん。


そんな事を彼女が考えてるとも知らない子供たちは百合子を見つけたが近寄ろうとしなかった。


「ゆりちゃん、すっごい回ってる」


「ね。不思議だ」


「あいつよく分からない時があるな」


その時彼女は鉄棒で大車輪をしながら考えごとをしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ