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第1話:新生の波動

「セントラル・シールド」の朝は、結界の光が柔らかく街を包み、希望と不安が交錯していた。プライマル・ドラゴンの討伐で禁呪の心臓が破壊され、結界は安定を取り戻したが、キメラ生息地の奥から新たな魔力の波動が響いていた。市場ではエアボードが再び活発に動き、魔塩や食料の取引が賑わうが、住民たちの囁きには不安が滲む。ギルドの五人──レオン、カイ、リオ、ガイア、セレナ──は、街の中心広場で、軍からの新たな依頼を待っていた。

レオンが広場の石碑に寄りかかり、赤い髪をかき上げる。「禁呪の心臓をぶっ潰したぜ。次は何だ? 俺の炎が燃えたくてうずうずしてる」火の魔法の使い手は、黒いコートを翻し、剣に軽く炎を宿す。唯我独尊の態度の裏で、仲間との絆が彼を支えている。

カイは水の魔法で空気を湿らせ、青いマフラーを巻き直す。「心臓が消えても魔力が止まらねえ。禁呪の秘密、もっと深いな」水の魔法の使い手は、冷静な目で広場を見渡す。過去の孤独を乗り越え、仲間への信頼が彼の戦略を鋭くする。

リオは風を操り、金髪をそよがせる。「街が盛り上がってるぜ。英雄扱いなら、娘たちとの時間も増えるな!」風の魔法の使い手は、緑のジャケットを軽やかに着こなし、笑顔で場を和らげる。失恋の傷を力に変え、仲間への忠誠が深まる。

ガイアは広場のベンチに寝転がり、土の魔法で地面を軽く揺らす。「戦いの後くらい、静かに寝たい……けど、街がヤバいなら動くか」土の魔法の使い手は、茶色のフードを被り、怠惰な口調で呟く。家族を失った後悔が、仲間を守る意志に変わる。

セレナは癒しの光で皆を癒し、銀髪を無造作に束ねる。「禁呪のせいでこんな世界でも、私の癒しでみんなを守るよ!」癒しの魔法の使い手は、赤いドレスを翻し、大雑把な笑顔で仲間を鼓舞。過剰癒しの代償を胸に秘める。

広場に、軍の若手将校が駆け込んできた。鎧に魔塩の輝きが薄れ、顔は汗で濡れている。「ギルドの皆さん、緊急事態です! キメラ生息地の禁呪の聖域で『エーテル・フェニックス』が出現。結界の魔力源を直接攻撃しています!」

レオンが剣を握り、「フェニックス? 燃える鳥なら俺の炎で上回るぜ」とニヤリ。

将校は息を切らし、「炎とエーテルのキメラ。体長十五メートル、再生する炎と魔力を操る波動で攻撃。軍の防衛隊が全滅。魔力源が破壊されれば、結界は一日で崩壊します」

カイが目を細める。「再生する炎か。俺の水で抑えられるか?」

リオが笑い、「炎なら俺の風で煽ってやる。娘たちを待たせねえぜ」と身を起こす。

ガイアが渋々立ち、「また動くのか……面倒だが、街のためだ」と呟く。

セレナが拳を握り、「みんなの命、私が守る! 行くよ!」と叫ぶ。

五人はエアボードに飛び乗り、結界の深部ゲートへ。リオの風とレオンの火でジェット加速したボードは、轟音を響かせ禁呪の聖域へ突入。カイの水で冷却、ガイアの土で強化、セレナの癒しで耐久力維持。聖域は光り輝く祭壇とエーテルの霧に覆われ、魔力の波動が空気を震わせる。

聖域の中心に、エーテル・フェニックスが舞う。炎の翼が輝き、エーテルの波動が空間を揺らす。目は金色に燃え、再生する炎が周囲を焼き尽くす。軍の残骸が灰と化し、魔力源の結晶が暗く沈む。

レオンがボードを加速させ、炎の剣を振り上げる。「俺の炎で焼き尽くす!」火の嵐がフェニックスを包むが、再生の炎がレオンの火を吸収。エーテルの波動が彼を弾き飛ばす。「くそ、俺の炎が負けるだと!?」

カイが水の魔法を放ち、「沈め!」水の柱がフェニックスを包むが、炎が水を蒸発させ、波動がカイを押し返す。「この炎、水じゃ止められねえ!」

リオは風でボードを宙に浮かせ、「俺の風で煽るぜ!」ジェット加速で突進、風の刃が翼を切り裂く。だが、フェニックスが再生し、波動でリオを吹き飛ばす。「ちっ、再生が早すぎる!」

ガイアが土の魔法で地面を固め、「封じる!」岩の檻がフェニックスを囲むが、炎が岩を溶かし、波動がガイアを転倒させる。「面倒くせえ……」

セレナが癒しの光を放ち、「みんな、持ってて!」光が仲間を癒すが、フェニックスがエーテルの波動で光を散らし、セレナがよろめく。「私の癒し、効かない!」

フェニックスの炎と波動が聖域を焼き、魔力源が崩れ始める。エアボードが軋み、五人が追い詰められる。セレナが叫ぶ。「再生を止めるには、心臓を直接狙うんだ! エーテルを過負荷に!」

カイが閃く。「魔力を逆流させる! 俺の水で道を作る!」水の渦がフェニックスの炎を抑え、心臓へ道を開く。

レオンが炎を集中。「なら俺の火で心臓を焼く!」火の槍が心臓を貫き、再生を過負荷に。

リオが風を加速。「風で仕留める!」風の刃が心臓を切り裂く。

ガイアが土を隆起。「面倒だが、終わりだ!」岩が心臓を押し潰す。

セレナが過剰な癒しを。「私の全てで!」光が心臓を暴走させ、自滅。

フェニックスが崩れ、聖域が静まる。魔力源が輝きを取り戻し、軍の将校が叫ぶ。「結界が救われた! 報酬は魔塩と食料を!」

レオンが剣を収め、「新しい戦い、悪くねえな」

カイが笑い、「禁呪の謎、解き明かすぜ」

リオが髪をなびかせ、「娘たちと祝うぜ」

ガイアが倒れ込み、「寝る……」

セレナが皆を抱きしめ、「第2部も一緒に戦おう!」

街に戻る五人。新たな魔力の波動が蠢き、第2部の物語が始まる。

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