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魔の大森林 後編

 エルフの少女こと、フォスキアが紹介を終えた後。

 他の面々も個人的に紹介を行い、フォスキアの案内で最寄りの町に行く事も伝えた。

 色々有った後、リージアは同行するモミザと共に船内で準備を始めている。

 その合間にフォスキアはレーニアから、事の経緯を聞いていた。

 彼女が選ばれたのは、一番話しやすそうだったからだ。


「えっとようするに……この世界を調査しに来たアンタ等の仲間と連絡が途絶えたから、救助に来たのは良いけど、仲間の不備で事故ってここに墜落したのね」


 半信半疑ながら聞いていたフォスキアだったが、リージア達の装備が異世界の物という事ならば、説明はつく物が多い。

 何しろ、見る物全てが彼女の常識から外れているのだから。


「そうさ、全く、人様にゴミみたいな部品渡しやがって、今まで無事だったのが奇跡ってもんだよ!」


 相当イラついていたのか、レーニアは説明終わりに宇宙艇へ蹴りを入れた。

 何しろ、使われていたパーツが、この三か月間の航海を耐え抜けたのが不思議なくらいだった。

 他にも色々なグチをブツブツと垂れながら、レーニアは作業を続行する。


「……」


 修理を続けるレーニアを横目に、フォスキアは残り少ない酒をチビチビ飲みながら、彼女達の言動を思い出す。

 話の内容からして、彼女達は軍の関係者のようだ。

 リージアはその隊長らしいが、どうもフォスキアの中のリーダー像とかけ離れている。


「それにしても、アンタ等の隊長何なの?人に変な目向けて来るわ、副官にぶん殴られるわ、挙句、あそこの歩哨の子には嫌われてるし」


 フォスキアの中の部隊長と言えば、誰よりも勇敢で、人望の有る者を指す。

 しかし、リージアはどちらにも当てはまっているようには思えない。

 それどころか、部下からはぞんざいに扱われている。

 先ほど冗談半分でデートに誘われた時も、副官のモミザから一発貰っていた。

 この世界であれば、あんな光景は絶対に目にしない。


「アタシらの部隊の構成員は、ちょっと訳アリでね、それに、あんなんでも、アタシらにとっては恩人みたいなもんさ」

「恩人ね……」

「あ、悪いけど、そこの道具取っておくれ」

「え、あ、これ?」

「ありがとうよ」


 レーニアにスパナを渡しながら、フォスキアは数分前のやり取りを思い出す。


 ――――――


「みんなー!しゅーごー!」


 フォスキアと挨拶を終えてすぐ。

 片方の頬を腫れさせたリージアは、できるだけ大きな声を張って皆を集めた。

 彼女の声に反応したチームメンバーは、作業を中断。

 手を掲げるリージアの元へと集まって行く。


「さぁて、みんな集まった?いない人は、きょ~しゅ」

「(またモミザに殴られたのか)」

「(一応無機物なんだけど、何で腫れてんの?)」


 等と無駄口を叩きつつ、全員の集合を確認。

 集まったレーニアとブライトは、リージアの傷が気になったが、いつの間にかその傷は消える。

 この状況では人材不足は否めないが、こういう時の確認は容易くて楽だ。

 そんな事を思いつつ、リージアは手を上げたまま考えた事を開示する。


「これから、私とモミザで近隣の町へ、調査へ赴きます、如何ですか!?」

「(あれ?傷消えてる?)」


 と、モミザを指さしながら提案した。

 しかし、全員から向けられるのは、温度の低い眼。

 当然だろう、三か月前に旅行気分だった事を言いふらしたような物なのだ。

 普段頭の中お花畑のヘリコニアでさえ、難色を示している。


「……ちょ、ちょっとみんな!何その目!?もしかして私が任務そっちのけで観光しようとか考えてるって思ってる!?」

「てか、その通りだろ?」

「それしか考えらん無い」

「絶対旅行気分だな、さっきデートに何て誘ったし、クソが」

「あれは冗談!それにノンケだったし!」

「……ノーコメント」

「いくら私でも、サボるのはダメだと思うわよ、リージアちゃん」

「ヘリコニアまで!?」


 ヘリコニアからさえ疑惑を向けられ、リージアは完全にへこんでしまう。

 しかし、これも仕方がない。

 宇宙艇の中で、さんざん旅行気分の資料を見つけたのだから。


「もう!すぐに動けないんなら、森の外に出て、少しでも情報集めた方がいいでしょ!魔物とも初見で戦う訳にも行かないし!その為には、現地住民の協力とコネクションが必要じゃん!!」


 と、リージアは顔を真っ赤にしながら弁明した。

 思った以上にまともな返しに、全員硬直してしまう。

 いう時は言うな、少しは見直したと思った矢先。


「それに、観光は半分くらいしか考えてないんだからね!!」


 と、自作のパンフレット等を見せながら言ってきた。

 この言動をとった瞬間、モミザの鉄拳がリージアの顔面に命中。

 物凄い勢いで回転しながら、宇宙艇へ突っ込んで行った。

 その間に、モミザ達はリージアの持っていたパンフレットを焼却。

 なす術もなく見ていたリージアの悲痛な叫びが、森の中に木霊した。


 ――――――


「(何て事が有ったのよね)」


 と、恩義がある連中とは思えない言動が脳裏を過ぎった。

 しかし、調査ついでに観光したい何て言えば、怒るのも当然だろう。


「それと、アンタに変な目を向けている事だっけね?」

「そうなのよ、胸やら耳やら見て来て、不気味でしかなかったわ……それに、さっきデートに誘われたし」


 リージア達が着替えに行く前の事を思い出したフォスキアは、全身の鳥肌が立った気がした。

 何しろ、彼女にそっちの趣味は無い。

 言い寄って来た時のリージアの目は、明らかに本気だった。

 幸いリージアの方が手を引いたが、変な印象が付いてしまった。

 と言っても、あれはリージアのお遊びの一環だ。


「まぁ冗談だっただろうが、さっきは災難だったねぇ、ま、許してやってくれ、アイツはエルフが大好きなのさ、本物を見て舞い上がったんだろうね」

「本物?そっちだと、エルフはこっちより珍しいの?」


 この世界では、エルフという種族自体人里で見かける事は少ない。

 姿を現せば、男女問わず視線を集める位には珍しい。

 恐らくリージアの世界は、ここ以上にエルフが珍しいのだろう。

 フォスキアはそう思った。


「珍しい、というより、こっちでは創作の中の話だ、そもそも存在してすらいないのさ」


 レーニアの説明に、フォスキアは開いた口が塞がらなかった。

 珍しい所か、存在していない。

 とても信じがたい話だが、わざわざウソをつく理由もない。


「成程、だから耳とかが珍しかったのね」

「そう言う事さ、それに、アイツは女にしか興味がないからね、余計に惹きつけたんだろうね」

「……私、襲われたりしないわよね」


 身の毛がよだつ思いで、フォスキアは訊ねた。

 同行を許したのは良いが、逆に変な不安が湧き出て来た。

 自分で言うのもあれではあるが、そこまで安い身体だとは思っていない。


「安心しな、ウチの副長が付いてんだ、表立って手は出さないさ」

「……それを聞いて、少し安心したわ」


 嘘かどうかは置いておき、頼れるボディガードが居るらしい。

 それを聞いて、フォスキアは胸をなでおろした。


「何が安心したって?」

「おや、リージア?」

「ッ!」


 そんな中で、リージアが酒瓶を片手に戻って来た。

 モミザの姿はなく、代わりに身一新された義体を見せびらかす。

 スケルトンのようだった身体は女性的な肉体が盛られ、遠目で見れば人間のようだ。


「そ、その身体は?」

「ふふん、統合政府軍正式採用の軍用義体用の装甲、全体的なステータスアップに、稼働時間向上機能もある奴、ま、この上に服着るから、お披露目はここだけだけどね」

「へ、へぇ……」


 女性的な体を見せつけながら説明するリージアを前に、フォスキアは徐々に離れて行く。

 両手で身体を覆っており、明らかにリージアを避けている。

 というか完全に引いている。


「ちょ、ちょ、何で避けてるの?」


 一歩進めば、その分距離を取られる。

 目線も逸らされており、流石のリージアもショックを受けてしまう。


「……あのね、わ、私は、その、これでも長生きしてるエルフだから、恋愛にもそういう形が有るのは解ってる、で、でもね、わ、私は、その、そう言う、趣味は……」

「待って!待って!私確かにそういう趣味有るけど!嫌がってる人を無理矢理百合墜ちさせるような趣味は無いよ!」


 やはり無理に言い寄ったせいか、変な印象を持たれてしまっていた。

 しかし、リージアだって色々な所をわきまえている。

 趣味でない人を無理矢理、というのは彼女も望まない。


「それより、出撃準備中だっただろ?何でこんな所に?」

「いやちょっとね、モミザと辛気臭い話しちゃってね、外の空気を吸うがてら、報酬の話でもと」


 一瞬だけ曇った表情を見せたリージアだったが、すぐに明るさを取り戻しながら、一本の酒瓶を掲げる。


「こっちの通貨は支給されてなかったから、代わりの物をと思って……スコッチがすこっち有った」

「寒いよ」

「うへ」


 流石に墜落して立ち往生何て想定していなかったので、この世界の通貨は支給されていない。

 仕方がないので、リージアは積まれていたスコッチを引っ張りだしてきたのだ。

 レーニアからの辛辣な言葉に反応するなり、手から酒瓶が消える。


「あれ?」

「うふふ~、お姉さんに任せなさい、きっちりアンタ等に協力してあげるわ、これは報酬として頂いとくわ」


 気付けば、すぐに気を許したフォスキアに瓶を取られていた。

 しかも、なんとも言えない笑みを浮かべて頬ズリまでしている。

 酒好きなのは、腰にぶら下がっている三つのスキットルを見ればわかる。

 なので、酒で懐柔できるのでは無いかと思ったら、案の定過ぎた。


「それに、異世界から来たって言うんなら、ここが一般人なら絶対に立ち寄らない、ヤバい場所って言うの知らないんでしょ?」

「え?ここ、そんなにヤバいの?」

「ええ、この森、地中の支脈が地表に近いから、そこから木々が魔力を吸い取って養分にしてるのよ、おかげで木たちが変異して、辺りに魔力をバラまいてるから、魔物が物凄い凶暴だったり、数も多い、だから、魔の大森林とか言われてるのよ」

「ま、魔の」

「大森林」


 フォスキアの話を聞いた二人の脳裏をよぎったのは、無数の魔物のシルエット。

 恐らく、今は運よく遭遇していないだけで、本来は相当ヤバいのだろう。

 とはいえ、そんな場所を一人で活動しているフォスキアも大概だ。


「エルフの住む森的な場所じゃないんだ、残念」

「あら、それは残念ね、私の故郷の森は、ここからもっと北に有る場所よ」

「……でも、それなら尚更それで良かったの?」

「まぁ、本来、ギルドを介していない依頼は、目を付けられる行為なんだけど、案内程度なら、お酒の一本で引き受けるわよ」

「そ、そうなんだ(ギルド……冒険者ギルド的な?)」


 封を開けずに瓶をしまったフォスキアは、ギルドの存在をほのめかした。

 恐らくこの世界では、傭兵の斡旋所のような物があるのだろう。

 これを聞いたリージアは、少し考えこんだ。


「……その、ギルド?って奴は、貴女達に仕事を斡旋してる所?」

「ええ、内容は、薬草の採取だとか、魔物の討伐なんかがメインね……中には罠にかけて来る奴もいるけど、そういう時も自己責任なかんじ」

「(成程、私達の知る所の冒険者ギルドみたいな物か)」


 魔物の討伐が主な依頼と聞き、少し思いつく。

 やはり、彼女に頼んで正解だったかもしれない。


「……最近、そのギルドで、変わった事とか起きてない?」

「変わった事?」

「例えば、緊急のクエストが出たとか、傭兵が一斉に別の場所に向かうような儲け話が出た、とか」

「……」


 マジメな話と知ってか、フォスキアはしっかりとリージアの言葉を聞きいれた。

 実際、彼女が出した具体例に当てはまる事態は起きている。

 考えこむ彼女を前にして、リージアは不安を加速させてしまう。


「そうね、ここから東側の海に、新種の魔物が出たから、応援してくれって」

「ッ、それっていつ頃?」

「さぁ、そこまでは知らないわ、私がここに来たのは、三か月位前だから、それより前ね」

「……そ、ありがと」


 うつむくリージアは、フォスキアからの説明で更に不安を増長させた。

 もしかしたら、考えられる最悪の事態を考慮する必要がある。


「それじゃ、私は改めて装備持って来るから、もうちょっと待ってて」

「え、ええ」

「ちょ、ちょっと待ちな」

「ん?」


 レーニアは、再び船内に戻ろうとするリージアを止めた。

 何しろ、先ほどの会話の中に、聞き捨てならない言葉が有ったのだ。


「ここから東側って言ったら、アタシらの目的地の方角だ、何が有るってんだい?」


 そう、フォスキアの言っていた方角は、リージア達の目的地の方。

 しかも、彼女達の目的地は、その方角に有る孤島。

 その近辺に新種の魔物が現れたというのは、少々タイミングが良すぎる。


「……分からない、でも、備える事は出来る、魔物との戦闘データを持ち帰れればね……それと、ブライトちゃんの進捗はどう?」


 曖昧な返答をしながら、聞き忘れていた事を訊ねた。

 ブライトには、通信状況の改善を頼んでいた。

 遠方で活動するにあたって、できれば通信だけは確保しておきたい所だ。


「……はぁ、ま、向こうも手を焼いているみたいだ、エーテルの濃度が高くて、満足に通信できないらしい」

「そっか、私達の言うところでのエーテルは、この世界で言う魔力の事だからね」

「で、今はレーザー通信ドローンの打ち上げにご熱心さ」

「成程、ありがとう」


 宇宙艇の上を見上げると、確かにブライトが何かをしている。

 それを見て安心した後。

 リージアは船内に戻る前に、偶々近くを横切ったホスタを見つける。


「あ、ホスタくーん!」

「……」


 名前を呼ばれたホスタは、不機嫌そうに鋭い眼をリージアへ向けた。

 その威圧に、少し驚きながらも、リージアは話を続ける。


「そろそろ機嫌治して!不気味だけど中々いい景色だし、深呼吸して、自然でも堪能して落ち着きなって!」

「……任務が有りますので、無駄話は後程」


 やはり嫌われている。

 リージアは内心落ち込んだ。

 ホスタがオメガチームに入ってから、およそ二年。

 距離を縮めようと色々と努力してきたが、全て跳ね除けられてしまっている。

 今回の一件で、機嫌を損ねてからは、余計に距離を置かれてしまっている。


「……はいはい、でも、皆の事は、ちゃんと守ってね!」

「分かっています」


 だが、なんだかんだで彼女は任務を果たす。

 嫌っているリージアの指示であっても、ヘリコニア達を守ってくれるだろう。

 その期待を胸に、リージアは今度こそ宇宙艇の中へと入って行った。

 彼女の背中を見送りながら、フォスキアはレーニアの方を向く。


「ね、ねぇ、さっきから気になってたけど、あの歩哨の子、何か有ったの?」


 ホスタの悪態には、フォスキアも気になっていた。

 よく言えば生真面目なのだろうが、それにしては失礼に思える。


「ああ、ホスタね……今はそっとしておいてやるのが良いだろうね」

「何か有るの?」

「……アタシらが救出しに行くって仲間、ガンマってチームの連中は、アイツの元仲間なのさ」


 レーニアから聞かされた言葉に、フォスキアは目を見張った。


 ――――――


 その頃。

 宇宙艇へ戻ったリージアは、モミザの居る武器庫へと足を運んでいた。

 武器の扱い、特に保管は彼女達も徹底している。

 ベルト等でしっかりと固定していたので、この部屋はそこまで荒れていない。


「どう?そっちの準備は」

「頼まれた通りに準備したぜ」


 そう言いながら、モミザは頼まれた武器を並べる。

 今回は完全な戦闘は想定せず、あくまでも偵察の一環。

 もって行くのはサブマシンガンのような、携行性に優れた物。

 とは言え、不測の事態に備えて強力な武器もいくつか置いてある。


「それで?あのエルフはなんだって?」

「お酒渡したら喜んで引き受けてくれた」

「……あれ、ここに同行した企業の重鎮の機嫌取りようの奴だろ?」


 リージアと共に武器をボストンバッグに詰めるモミザは、酒の扱いに関して難色を示した。

 何しろ、あの酒は企業の重鎮に渡す物だった。

 日本円で五万はくだらない高級酒だが、渡すのはあくまでも生きていたら、という話だ。


「ははは、一応事故ってる訳だし、その時にいくつか紛失した事にしておけばいいって」

「はぁ、そうだけどよ」

「それに、温室暮らしでふんぞり返ってる豚猿にあげるより、本当に喜んでくれる人にあげた方がいいでしょ?」

「……」


 相変わらずか、そう思いながら、モミザは野戦服に着替えていく。

 アンドロイド用の旧式装備であるが、この世界でも十分な働きをしてくれる筈だ。

 それは置いておき、モミザは一抹の不安を抱えていた。


「お前、まさかあのエルフに……惚れてたり、その、してないよな?」


 喉に言葉を詰まらせながらも、モミザは不安を打ち明けた。

 着替え終えたリージアの顔から笑みが消え、腰に差していたリボルバーを手にする。


「……そうだね、確かにあの子は、胸も大きいし、スタイルも良い、それに顔もよければ、ルックスも良い……一目惚れする人が多くても、仕方ないよね」


 指でクルクルとリボルバーを回しながら、リージアは目から光を失わせた。

 リージアに言わせれば、フォスキアは確かに魅力的だ。

 しかし、それは彼女がエルフであり、外観的に好みというだけ。

 いわゆる恋情という物とは程遠い。


「生物として興味はあるけどね、でも、私は人間が嫌い、忘れてた?」

「……お前」

「アンドロイド少女が、エルフ少女に恋をするか、って?」

「……」


 数十年ぶりにみた、光の無いリージアの眼。

 何時しか忘れていた地雷を踏み抜いてしまった事に、モミザは心の底から後悔した。


「結論から言えば、あり得ないね」



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