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新たな問題児 前編

 月明かりの照らす魔の大森林にて。

 撤収したリージア達は、まだ出発していなかった。

 というのも、リージアがぶっ壊した出撃ハッチの修理が完了していないのだ。

 彼女達が帰って来るまでの間ヘリコニアが修復にあたっていたが、流石に一人では直しきれなかった。

 ついでに、色々とトラブルも有ったというのも有る。


「よいしょっと……ふぅ、こんな物かな?」

「ええ、やっと治ったわね、お疲れ様」


 最後のパーツをはめ終えたリージアは、油まみれの顔をぬぐった。

 工具箱を持ったヘリコニアも、彼女の横で笑みを浮かべる。

 左腕の修復を終えてすぐに作業に取り掛かったが、既に辺りは真っ暗闇。

 二人だけで何とか直したものの、随分と時間がかかってしまった。


「いや~ごめんね~、手伝わせちゃって」

「良いのよぉ、私は貴女とこういう時間がすごせれば満足だわぁ」

「あはは、お世辞でもそう言ってくれると嬉しいよ、それじゃ私はこれで」

「……ええ、私は推進器の方に行くわ」


 着ていた作業着を脱ぎながら去っていくリージアの背を、ヘリコニアは細めた目で見つめた。

 両手で工具箱の取っ手を強く握りしめながら、笑みを無くしてしまう。


「こればかりは、面白くなくても我慢しないと」


 胸の痛みを覚えたヘリコニアは、推進装置の元へと歩みを進める。


 ――――――


 数分後。


「さぁいぃた~さぁいぃた~、チューリップぅのぉはぁなぁが~……」


 皆への報告を終えたリージアは、鼻歌交じりに格納庫へと足を運んでいた。

 魔物や悪魔達を調べる為に、色々と準備が有る。

 必要な物を持っていくために、リージアは自分の装備の前へと移動する途中、不意に気配を感じて足を止めた。


「……何の用?ホスタ君」

「……流石ですね、気配は消していたつもりですが」


 言い当てられたホスタは、飛行ユニットの陰から姿を現す。

 リージアの背後を取り、しかも拳銃まで向けている。

 自分の銃に手を当てながら僅かに視線を後ろへ向けたリージアは、今のホスタの位置と装備を把握する。


「どうしたの?随分物騒だね」

「……私は」

「ん?」

「私は、貴女が、どうも信用できない」


 重々しい声色で発された声と共に、銃を操作する音が響く。

 何にしても、今回のホスタは冗談抜きでリージアを敵視している。

 リージアの心当たりと言えば、魔物の素材の回収や運搬に手間取ったせいで、出発が更に延期になったという事だ。


「いきなりだね、普段から信用されてないと思ってたけど、今回で完全に無くしちゃったかな?」

「動かないでください」

「はいは~い」


 振り返ってホスタの顔でも見ようと思ったが、むしろ怒られてしまった。

 仕方なくリージアは、背を向けたまま両手を頭の上に置く。


「でも、せめて聞かせてよ、何で私を信用できないのか」

「……あの鉄のトカゲを相手にした時、貴女は言いましたね?物理攻撃は通じ辛いと」

「あ~、言ったね」

「何故そんな事が分かったんですか?貴女はあの時あの場には居なかった、レーニアさん達から戦闘ログを受け取ったにしても、そんな事がすぐ分かるとは思えません」


 目を鋭くしながら発された質問に、リージアは後頭部をかきむしった。

 メタルリザードとの戦いの際、リージアはたいした戦闘を見ていないというのに、物理的な攻撃が効きづらいと断言した。

 実際彼女の言う通り、とっておきのレールキャノンを使うハメになった。


「……」

「それに、エルフィリアさんと初めて会った時、貴女はまるで、あの剣が非常に危険であると解っていた素振りが有りました、通常、あの装甲を人力で切断する事は、達人が日本刀を使っても不可能というのは実証済みです、普通に受け止めても問題無かった筈」


 最初にホスタが疑念を持ったのは、フォスキアとの初接触。

 あの時のリージアの動きは、まるで装甲板では攻撃を防ぎきれない事を悟っていたようだった。

 この話を聞き、リージアは笑みを浮かべる。


「良い洞察力だね、君みたいに勘のいい子、私はだ~い好きだよ」

「……」


 そう言いながら、リージアは無表情で振り返った。

 動くなという言葉に反した彼女へと、ホスタは引き金を引く。

 二発の銃声が響き、一丁の破損した銃が格納庫の床を転がる。


「グ……」

「私に早打ちを仕掛けるのは愚策だよ(流石、人質が居る中でミサイルと機関銃ぶっ放しただけあるよ、弾いてなかったら失明してた)」


 早打ちを制したのは、リージアだった。

 しかも、銃声が重なる速度で銃弾を二発同時発射し、一発はホスタの銃弾を弾き、もう一発の弾で銃を無力化するという離れ業まで披露した。

 彼女の握るリボルバーからも硝煙が昇り、目の前にいるホスタは構えていた銃を喪失。

 攻守が逆転したが、リージアは銃を少しクルクルと回転させてホルスターへ戻す。


「さ、今の事は不問にするから、君も早く休みなよ、あんな化け物と一戦交えたんだから」

「チ」


 舌打ちをしたホスタはナイフを引き抜き、リージアへと食い掛る。

 そんな彼女を前に、リージアもため息交じりにナイフを手にする。


「何何?一体何が不満なの?」

「貴女の全てです!」

「つれないな~、何でそんなに嫌うの?」


 格納庫の中で、二人はナイフによる戦闘を繰り広げる。

 刃が交差する度に火花が散り、義体同士が衝突する金属音も響き渡る。

 格闘戦は専門外のホスタであっても、その動きは通常のアンドロイド兵に捉えられる物ではない。

 そんな彼女の攻撃を前に、リージアは涼しい顔で対処する。


「その動きですよ!」

「動き?」

「ええ!貴女達CA型は、確かに近接戦闘を主体としたアンドロイドですが、貴女の動きは、普通じゃない!」


 逆上ともとれるホスタは、リージアへとナイフを突き立てる。

 寸前で受け止めた事で、刃の先はリージアの目のすぐ手前で停止した。


「貴女は何なんですか?」

「何だろうね?」

「誤魔化さないでください、今後も指示に従わせたいのであれば、一つでも良いので隠している事を言ってください!」

「……そうだね~、じゃ、流れで二つになるかもだけど、一つだけ」


 ナイフを受け止め合う中で、ホスタは息を飲んだ。

 そんな彼女を前に、リージアは申し訳なさそうに秘密を告げる事にした。


「先に謝るね、ゴメン、ガンマチームもデルタチームも、もう壊滅してる、生存者は絶望的だろうね」


 なんとも澄ました顔で告げたリージアに、ホスタは歯を食いしばった。

 ガンマチームの実力は、かつて所属していたホスタが一番知っている。

 町で戦った魔物達の実力を考えても、彼女達が遅れを取るとは考えられない。


「ふざけるな!!」

「おっと」


 甲高い金属音と共に、二人は間合いを取った。

 しかし、ホスタは獣の如くリージアへと食い掛る。


「何も知ら無いクセに!ぬけぬけと!あの人達の実力は私が誰よりも知っている!お前みたいな奴に推し量れる人達ではない!」

「気持ちはわかるけど、君だって相手を過小評価してる、言ったでしょ?相手はエーテルを使った生物兵器、私の予想通りの連中なら彼女達が対処するのは不可能だよ」


 殺意を全開にしながら、ホスタはリージアへと猛攻をしかける。

 エリート部隊の隊員であると見せつけるかのような、素早く正確な連撃。

 一般の隊員なら切り刻まれているような攻撃を前にして、リージアは何食わぬ顔で受け流していく。


「所詮お前の予測だ!アテになるものか!」

「いいや事実だよ、もう断言できる所まで来てる」

「そんな事ない!何を根拠に!?」

「まぁ確かに、運が良ければ逃げのびてるかもしれないけど」


 頑なに認めようとしないホスタに、リージアはため息をつく。

 同情はするが、もう変えようの無い事実だ。

 この数日の調査で、リージアはそれを確信していた。


「……しょうがない、やっぱ二つ目も言おうか」


 このままでは収まりが着かないと判断し、リージアは足の出力をチャージ。

 殺気むき出しに迫って来るホスタの速度と動きを予測。

 間合いに入り込んできた瞬間、炸裂音が格納庫内に響き渡る。


「ウッ!アガ……」


 リージアに蹴り飛ばされ、頭部が半壊したホスタは壁へ衝突。

 咄嗟につき出したナイフは折れ、腕部も全壊していた。

 彼女の視界に映るのは、頭部と右腕の損傷具合を知らせる警告。

 大きすぎる損傷の影響で、機能停止寸前に追いやられている。


「そ、んな、電磁、装甲は……機能、して……」


 電磁装甲は、衝撃の検知と共に中和の為の衝撃を発生させる物。

 銃弾程度ならば容易く受け止めるので、アンドロイド兵の蹴り程度でこんな損傷をするのはあり得ない。

 ゆっくりと歩いてくるリージアへ、疑問と敵意の籠った目を向ける。


「一体、何、を」

「エーテルだよ、司令官から貰った装備の中に、対応するパーツが有ったからね、動力の魔石も今朝仕入れたから、一回なら使えると思ってね、この足は、その対応パーツ」


 ぐったりするホスタへ近づき、リージアは彼女のもたれかかる壁に自分の足をかけた。

 似た形状ではあるが、よく見れば違う点がいくつか有る。

 どこか古びた部分も見られるが、その威力はご覧の通りだ。


「ありえ、ない……何で、貴女が」


 しゃがみ込んだリージアは、疑問符を浮かべるホスタと視線を合わせる。

 耳打ちで二つ目の真実を告げようとホスタの髪を掴み、小声で打ち明ける。


「いい?エーテルって言うのはね、どこにでも有るの、勿論、私達の世界にも」

「……なら、何故、この、世界に……」

「それは、今は言えない、でも、蹴り一発で君は満身創痍、純粋なエーテルを撃ちだす兵器なら、電磁装甲何て紙屑も同然、いくらガンマ達でもノーダメージで全ての兵器を破壊しきることは不可能だよ」

「……グ」


 悔しさに顔をしかめたホスタは、意識を手放した。

 機能を停止させた彼女を担いだリージアは、医務室へと運んでいく。


「ごめんね、こんな事しかできなくて、すぐに直してあげるから、そんで、ちゃんと私の言う事聞いてくれたら全部話すよ、経緯も、私達の計画も、全部」

「……私は、あの人、達の……英雄、の、ように」

「……英雄、か」


 ホスタのウワ言に、リージアは目を細めた。

 大戦時、伝説の英雄と呼ばれる存在の目撃情報が、アンドロイド兵たちの間でささやかれていた。

 ホスタも戦地で実際に見たアンドロイドの一人、彼女がガンマまで上り詰めたのも、彼女達に憧れての事だろう。


「……あんな連中、憧れるものじゃないよ」


 ――――――


 その頃。

 レーニアとブライトは、宇宙艇のブースター部分で作業をしていた。


「やれやれ、これは明日の朝までかかるよ」

「全く、ヘリコニアの奴、暴れるならもうちょっと周り見ろよな」


 愚痴交じりに、二人はモミザと共にエンジンを修理していく。

 アーマードパック用の物を流用した応急処置だが、飛べない訳ではない。

 こんな事に成ったのは、彼女達が宇宙艇へ戻ってすぐの事。

 急な魔物の襲撃にヘリコニアが対応していたのだが、気分が弾け過ぎて宇宙艇まで巻き込んでしまったのだ。


「しっかし、ヘリコニアの奴、あんなに強かったとはね」

「ああ、リージアの奴がアイツを選んだのは、あの戦闘力も関係している」


 レーニアとモミザ、そしてブライト達は、修復作業を行いながら提出された記録を思い出す。


 ――――――


 数時間前。

 月が昇り始めた頃、宇宙艇に三体の魔物が侵攻していた。

 襲ってきたのは樹木型の魔物、トレント。

 根を足代わりにし、周辺の樹木を押し倒しながら徐々に接近してくる彼らを前に、ヘリコニアは二つの武器を背に持って立ちはだかった。


「あらあら、盆栽が趣味のお友達が来たのね……」


 木の幹に有る恐ろしげな顔を前に、ヘリコニアは社交辞令的な笑みを浮かべた。

 対するトレント達は、本能的に彼女を危険視。

 異様な気配を感じ取り、睨みを利かせる。


「心配だわ、私、木材の加工はできるけど、せんてい?は素人なのよねぇ」

「グルオオオオ!!」


 困った表情を浮かべるヘリコニアへ、一本の枝が鞭のように叩きつけられてくる。

 生半可な剣の一撃さえ防ぐ強度を持ちながら、ツタのようなしなやかさを持つ彼らの身体。

 音の壁を突き破りながら迫る枝を前に、ヘリコニアは右手に武器を持つ。


「うふ、フフフフフ!!」


 ヘリコニアが妖しい笑みを浮かべた途端、森中にエンジンの音が響き渡る。

 保持したのは、大型のお手製チェーンソー。

 大剣のような出で立ちを持つそれを握り締め、迫りくる枝を伐採した。


「グ!」

「ルヲオオオ!」


 仲間を傷つけられた事に、他の二体も攻撃を開始。

 複数の枝を駆り、ヘリコニアに襲い掛かる。


「アハハハ!!」


 鞭の嵐とも呼べる攻撃を、ヘリコニアは笑顔で駆け抜ける。

 敵の攻撃さえ足場にし、アクロバティックな動きを見せる。

 目にも止まらぬ速さで襲い掛かる枝を切り落とし、後方へと下がりながら攻撃を掻い潜った。

 そして、宇宙艇の上へと乗り、可憐なポーズを取る。


「フフ、楽しいわぁ、盆栽の展覧会じゃなくて、ダンスパーティだったのね、なら、このドレスを仕立てたかいが有ったわぁ」


 ゆっくり立ち上がっていくと薄暗い雲が割れ、月光に照らされた彼女の姿がよく映る。

 赤を基準としたフリル付きのドレスをなびかせ、ウェーブのかかった髪が広がる。

 戦う為の服装というより、悪役令嬢のような恰好だ。


「さぁ、まだまだ夜は始まったばかり、十二時の鐘が鳴るまで踊りましょう」


 ハイヒールをカツカツと慣らしながら、下に居る三体のトレントに視線を落とす。

 完全になめている姿と分かり、彼らは身体を揺らしだす。

 頭から落ちる木の葉は、空中で静止する。


「あら?」


 次の瞬間、落ちた木の葉はヘリコニアへと迫る。


「ふふ、お次はキャンプファイアーかしら!?」


 攻撃前に反応したヘリコニアはもう一つの武器を左手に持ち、引き金を引いた。

 彼女の身長程有るその武器の銃口から出たのは、巨大な炎の壁。

 元は溶接等の作業を行う為の物を、ヘリコニアが火炎放射器に改造した物だ。

 彼女達のフレームさえ溶かすその炎は、接近してきた木の葉を焼き払う。


「グギア!」

「イギ!」

「ギアアア!」


 弱点で有る炎を見せられ、三体共恐怖に飲まれた。

 怯み切った彼らの元へ、炎をかいくぐって来たヘリコニアが迫る。


「さぁ!パーティにはお酒が必要よね!とびっきりの火酒をプレゼントしてあげるわ!!」


 笑みを浮かべながら、ヘリコニアは一体のトレントの口へ火炎放射器を押し込む。

 容赦なく引き金を引き、内部へ拭きつけられた燃料は着火され高温の炎を形成。

 内側から焼かれたトレントは、炎上しながら悶絶する。

 炎上する一体を放置したヘリコニアは、続けざまにもう一体へと飛び乗る。


「次!」


 今度は別の個体の木の幹へと、チェーンソーを叩きつける。


「ギアアアア!!」

「フフフフフ!!」


 笑いと共に、トレントの身体から血の代わりにオガ屑が吹き出る。

 元はアーマードパック等を解体する為の物であるだけに、トレントの身体は容易く切断される。


「えい!」

「グア!」


 大きく振り抜かれ、トレントは両断された。

 取り巻きを倒されたリーダー格は、歯を食いしばりながらヘリコニアを睨む。


「お次は、貴方ね」

「グルアアアア!!」


 殺される前に殺すべく、最後のトレントは行える全ての攻撃行う。

 木の葉をまき散らし、枝を全方位に展開して鞭のバリアを展開する。

 しかしヘリコニアは怯む事無く、ドレスを揺らしながら前進。

 周辺へ火炎をまき散らし、接近してきた枝は切り落とされる。


「楽しいダンスだったわ!!」


 間合いに捉えたトレントに、ヘリコニアはチェーンソーを突き立てた。

 オガ屑が吹き荒れ、トレントは縦に真っ二つになる。


「これで、パーティはお開きよ!」


 最後に半身を空へと蹴り飛ばし、ヘリコニアはお辞儀をした。

 その時だった。


「ヘリコニア~帰ったよ~」

「あ」


 丁度射線上にリージアが出現。

 素材の大量ゲットで浮かれていた彼女は、向かってくるトレントと衝突。

 バランスを崩し、宇宙艇へ落下。

 彼女の頭と宇宙艇が激突した事で、まるで十二時を告げる鐘のような音が響き渡った。


 ――――――


 現在。


「んで、燃えながらもがいてたトレントがいつの間にかブースターに接触、結果こうなっちまった」


 思い出しながら、モミザは少し焦げているブースターをスパナで小突く。

 戦闘に関してはヘリコニアからデータを受け取って知ったが、少しおいたが過ぎた。


「まったく、何か何時も弄ってると思ったら、随分と危ない物を作ってたものだよ、ゲリラもろとも、民間の技術者たちを殺したって噂、あながち嘘じゃないって事だな」

「軍の機密にちょっかい出した奴が、よく言うぜ」

「お待たせ~、さ、皆で終わらせちゃいましょう!」

「あ、元凶来た(あれ見た後だと何か怖い)」


 無駄話をしていると、作業着に身を包んだヘリコニアが到着。

 朝日が昇る前に終わらせるべく、四人は作業を開始した。



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