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彼女の幸せ 後編

 本領を発揮したガラシアのアントロポスにボコボコにされたリージアとフォスキアは、ハイリトゥムの船内で転がっていた。

 本領を発揮しただけあって戦闘力向上は目覚ましく、二人共骨や配線が飛び出る位の損傷は負ったが既に完治している。


「あ~、痛って、再生できても痛み残る物なんだよね」

「ええ、その辺がちょっと不便な所よ」


 隣あって仰向けに転がる二人は、再生しても痛みの残留する箇所をさすった。

 再生できても痛みまですぐに消えないのが不便だが、それよりも不快なのは通信に入り込んで来るガラシアの笑い声だ。

 二人の事を圧倒できて、相当舞い上がっていると見える。


「アイツ、高笑いやがって」

「そりゃそうよ、あんだけ無双したんだから」

「確かに、まぁでも、何とかすれば勝てなくもないだろうけど」

「そうね」


 先ほどなす術も無く圧倒されてしまったが、二人の表情は余裕だけが見える。

 何しろ、勝つための算段が無い訳でもない。

 二人共それは解っているが、使う段階まで踏み込む事ができずにいる。


「……」

「……何よ」


 細めた目を向けるリージアに気付いたフォスキアは、怒りの籠った目を向け返した。

 互いに疑心暗鬼になっているような状況となりながら、リージアは思っている事を口にする。


「何で来たの?」

「……アンタが勝手にフッたみたいに、私も勝手にアンタを追いかけて来たのよ」

「……」


 折角あの気持ちの悪い男に会わせまいと、フォスキアとの関係を反故にしたのだ。

 だが振られた本人からしてみれば、未だに納得できない。

 少し気まずい思いになりつつ、リージアは理由を告げる。


「アイツに合わせたくなかった、っていうのも有るよ、フォスキアがどんな目に遭うか解らないし」

「それに関してはお礼は言うけど、で?本音は?」

「……お姉ちゃんの記憶が有るなら、私達が何してきたのか、知ってるよね?」

「……まぁ、粗方」

「なら知ってるでしょ?私達姉妹がどれだけ殺してきたか……」


 アリサと同化したフォスキアには、彼女達が経験してきた作戦の一部も彼女の頭に有る。

 正直知られたくない作戦内容も有ったので、リージアにとっては不都合でしかない。

 大戦で殺した人間の数は、民間人だけでも三桁を超過しており、兵士も含めた場合は四桁に差し迫る。

 今回の事も含めれば、既に五桁は確実だろう。


「何千人も殺してきた、こんな汚れた身体で貴女の事を抱きたくなかった」

「……そんな事が本音?」

「そんな事って、こっちは結構悩んでたのに」

「その程度で私が嫌がると思う?こっちだって暗殺しに来た奴皆殺しにしてるし、お姉さんとリンクしていたとは言え、自分の国の兵士大虐殺してんのよ」

「……そうだけど」


 大勢の人間を殺してきたという点では、フォスキアも同じ穴のムジナだ。

 その事を解っていても、やはりリージアとしては思う所が有った。

 統合軍を討ち破る方法も、今回のような卑劣極まりない事だ。

 今以上に汚れて堕ちて行くような姿を彼女に見せたくはなかった。

 その事に思い悩むリージアを横目に、フォスキアは話を変える。


「……で?勝ちに行く?このまま負ける?」

「……負けたら、フォスキアがどうなるか分かんないよ」

「だったら勝ちに行きましょう」

「……そうしたいんだけど」


 フォスキアの事を考えると、このまま白旗を上げる訳にはいかない。

 話し合いを破綻させたからには、敗北後のフォスキアの安全は保証できない。

 とは言え、勝つための切り札を出す事にリージアは渋っていた。


「何か問題有るの?」

「……なんか、こう、心がバラバラな状態で使って大丈夫なのかな?て」

「そうよね、貴女は初めての試みだもの」


 二人の考える奥の手は先日アリサの使用した、アリサシリーズと人間の協力によって力を最大限発揮する、と言う方法だ。

 リージアも運用を前提として作られている為、別れている状態でも扱う事ができる。

 だが実際に使用したのはアリサだけであり、ぶっつけ本番であそこまで運用できたのは本人の才能でしかない。

 経験の無いリージアとしては、フォスキアとの関係も危ういこの状況で扱うのは気が引けてしまう。


「……でも、このまま抵抗しないで負けるって、どう?」

「絶対嫌だ」

「でしょ?」

「……はぁ、しょうがない、人生はギャンブル、ダメで元々、やってみようか」


 なんの抵抗もせず、このまま負けてしまう。

 そんな事をリージアのプライドが許すはずも無く、煽られたついでに使用を決定。

 せめて何か運用のヒントを得るために、当時のデータの解析を開始。

 その過程で、少し引っ掛かる言葉を見つける。


「……そう言えば、お姉ちゃんが使ってた時、本当の魔法がどうたらこうたら言っていたけど、あれ、何?」

「……あ~、それね」


 エルフ達と対峙していたアリサは、魔法のお手本のような物を見せると言っていた。

 だが、リージアの目でもそれが何なのかまでは理解できていなかった。

 そんな質問をされたフォスキアは、少し視線をそらしてしまう。


「えっと、何て言うか……」

「え?そんな説明悩む物なの?」

「そうね……まぁ、えっと、思考を現実に反映する?みたいな?」

「……どういう事?」

「学校占領したテロリストを一人で制圧する、みたいな中学生の妄想を実際にやっちゃう、みたいな?」

「わかったような、余計に解らなくなったような」

「あ、良いの思いついた、魔力が許す限り、考えついた魔法を魔法陣無しで、その場で実現できるのよ」

「あー」


 最後の説明で、リージアはその意味を理解した。

 魔法陣無しでの魔法の使用自体、アリサは何度か行っている。

 使用可能な魔力が許すのであれば、魔法陣を形成しなくても強力な魔法を扱う。

 それがアリサにとって、魔法本来の形なのだろう。


「一応解ったけど、私達でできるか分かんないよ、お姉ちゃんは元々それが最低レベルでできてたんだから」

「そうよねー」

『どうした!?こんな事で終わりか!?』

「あ、忘れてた」


 悩んでいると、ガラシアの挑発が二人の耳に響いて来た。

 半分ガールズトーク状態になっていたせいですっかり忘れていたが、まだ決着の方は付いていない。

 その事を思い出しつつ、リージアはフォスキアから目を逸らす。


「……ねぇ、もう一度聞くけど、こんな私で、本当に良いの?恋人になっても」

「……何よ、そっちから告白しておいて」

「そ、そうだけど、普通自分からフッた奴と復縁しようと思う?」

「……別に、それとも嫌なの?」

「そ、そのような事が有ろうはずがございません!」


 顔を赤らめるリージアは、改めてリンクと復縁の承諾を持ちだした。

 フォスキアとしてはどちらも許諾する気だが、何時までもはっきりしないリージアには業を煮やしてしまう。


「ていうか何?アンタ等にとってリンクってそう言う感じなの?」

「そうでもないけどさ、その時、やっぱ記憶とか感情も共有されるからさ、それで愛想つかされたりとか、嫌われたりとか」

「何でそう言う所繊細なのよアンタ」


 リージアが一番懸念しているのは、過去に考えていた事や思った事まで共有してしまう事。

 もちろんリージアも同様であるが、フォスキアからしてみればむしろ来て欲しい気分である。

 モジモジとしながらも、リージアはようやく覚悟を決めて起き上がる。


「……じゃぁ、やる?」

「くどいわよ」


 上体を起こして座り込むリージアは、またフォスキアに訊ねた。

 何度もヘタレた態度を見せられてイライラしだすフォスキアも、彼女に合わせて体を起こす。


「……じゃぁ、その、キスで、行くよ」

「……実際はそう言う感じなの?」

「ううん、何となくって言うか、形は大事って言うか、そうした方が結束力高まるかな?って」

「貴女もお姉さんの妹って事ね」


 別にリンクに難しい手順や、こうしなければならないと言うような事は無い。

 だが、形から入る為にリージアはオドオドとフォスキアの手を取る。

 リージアもアリサの妹なのだと実感しながら、フォスキアも同調する。


「……じゃ、行くよ」

「一回経験してるのに、何でそんなオドオドしてんのよ」

「あ、いや、何か、改めてしようってなると、また緊張が」

「変に緊張されるとこっちにもうつるじゃない」


 告白した時にした時は、これ以降は無いと半ば諦めてしたが今は違う。

 無いと思われていた次にとまどってしまいながらも、リージアは恋人繋ぎをする手をより強く握る。

 決心したリージアは、ゆっくりと顔を近づける。


「次は本当にやるよ」

「これ以上待たせないで」


 互いの息がかかる位顔を近づけた事で、フォスキアも顔を赤く染め上げた。

 赤くなる顔の熱を感じながら、二人は改めて唇を重ねる。


「ん」

「ん~」


 再びフォスキアの柔らかな唇を感じたリージアは、早速リンクを開始する。

 同時に、二人の記憶が交錯しあう。

 特に強く伝わって来るのは、やはり表層の意識。

 好意、喜び、怒り、あらゆる感情が交互に伝わる。


「(……やばい、ここが戦場って事忘れそう)」


 思っていた以上にフォスキアの好意が大きい事に気付き、リージアは罪悪感を抱きながらも彼女への感情を暴発させかける。

 このままフォスキアの事を押し倒し、彼女の身体を好き放題してしまいたい。

 ここが戦場であるという事を忘れ、そんな破廉恥な事ばかりが過ぎってしまう。


「忘れないで」

「うへ」


 しかし、そんな邪な考えさえ今のフォスキアには筒抜け。

 ちょっと嬉しそうにする彼女に怒られ、リージアは改めて気を引き締めようとする。


「そう言うのは、勝ったらいくらでもできるんだから」

「……そだね」


 しかし、その直前で顔を赤くしたフォスキアの言葉に心動かされた。

 この後リージアがやりたい事も、フォスキアがやりたい事も同じ。

 二人そろって同じような事を考え、それらも感情と共に共有してしまう。

 思いがけない壁に差し掛かりながらも、二人はようやく気持ちを持ち直す。


 ――――――


 その頃。

 ガラシアはリージア達の居る筈の大穴の傍で待機していた。

 あの程度で死ぬような存在ではない事位は解っているので、まだ生きている事を前提に警戒を続けている。


『……なんだ?やはり今の攻撃で完全に壊れたか?』


 あまりに遅いせいで、完全破壊に成功したと思ってしまう。

 恐る恐る大穴を除きこみ、二人の行方を探りだす。

 だが、その一瞬の気の緩みは大きな隙となる。


『ん?なんッ!!』


 一瞬穴の奥が青く光ったと思った瞬間、今のガラシアでさえ反応しきれない速度で青い光が接近。

 気付いた頃には光は通過し、アントロポスの左腕は両断されていた。


『馬鹿な!?』


 装甲をパージした事で確かに防御力は低下してはいるが、フレームの人工筋肉の強度はちょっとやそっとの力では切断できない。

 その筈が、まるで豆腐でも砕くかのように容易く破壊されたのだ。


『おのれ、一体何を!?』


 機体を傷つけられた事に怒るガラシアは、勢いよく振り向いた。


「何って言われても」

「ちょっと本気出しただけよ」


 振り向いた先には、青いオーラのような物に包まれるリージアとフォスキア。

 二人は愛用の武器を構えながら、互いに背中を合わせてガラシアを睨みつける。

 明らかに先ほどまでとは違う異質な雰囲気を放っているが、ガラシアは気丈に振舞う。


『……何をしたのか知らんが、そんなハッタリで、この私を倒せると思っているのか!?』

「倒せるわよ(この感覚、リンクには成功したのね)」

「倒せるよ(これがリンクした時の感覚、まるでフォスキアと一人の人間になったみたい)」


 同時にガラシアの言葉に答えたリージアは、今の状態を堪能する。

 今のフォスキアの考えはリージアの考えであり、リージアの意思はフォスキアの意思でも有る。

 正に二人で一人の人間と言えるような状態となっており、心が解け合っているかのような心地になる。

 緊張しなければならない状況だというのに、心は二人共安らかな気分だ。


「ま、そう言う訳だから」

「第二ラウンド」

『おのれ』

『始めるよ!!』

『なめるなぁぁ!!』


 三人の力強く重々しい言葉と共に、第二ラウンドが開始された。

 互いに一気に距離を詰め合うと、両者は凄まじい勢いで激突。

 先ほどはパワーでも圧倒していたというのに、今は押し返す事さえも叶わない。


『グッ!』

「さっきと同じように行くと思わない事よ!!」

「さっきまでの私達じゃないんだから!!」


 フォスキアがアントロポスの攻撃を止めている隙に、リージアの重たい回し蹴りが巨体へ炸裂。

 その時の二人のスピードは、今のアントロポスを上回っている。

 おかげでガラシアは反応すらできず、船体へと倒れ込んでしまう。


『ッ、調子に、乗るなぁぁ!!』


 怒りをむき出しにするガラシアは、反撃に転じようとする。

 しかし、立ち上がった瞬間に二つの青い光となるリージアとフォスキアの二人は、アントロポスの腹部へ同時に打撃を繰り出した。

 腹部の砲台が崩壊する程の凄まじい衝撃は機内に襲い掛かり、ガラシアも操縦桿手放してしまう。


『グアッ!』

「まだまだ!」


 攻撃で怯んだ所へ、二人の鋭いダブルアッパーが決まる。

 ハイリトゥムから発生する人工重力さえ振り切りかねない程飛び上がるが、二人の連撃はこれで終わりではない。


『ガハッ!!』

「まだまだこれから!」


 大きく飛び上がった巨体へ、二人は瞬時に距離を詰めた。

 青いオーラを纏う二人は、まるで二つの彗星のようにガラシアへと襲い掛かる。

 完璧なシンクロを見せつけ、全方位から超高速で斬り裂く。


『ガアアアア!!』


 最初は彗星が舞っているかのような美しい攻撃だったが、その速さは徐々に激化。

 もはや青い球体を描く程の速さで動き回り、アントロポスの身体を引き裂いて行く。

 一方的な蹂躙とも言える猛攻を前に、ガラシアはなす術も無く悲鳴を上げる。


『ば、バカな、この私でも、反応しきれないだと!?』

「これが私達アリサシリーズの真の力!ただの遺伝子組み換え人間に、あの人達が夢見た新時代の力に叶う訳無いだろ!」

「これで、アンタは終わりよ!!」


 気づけば、アントロポスの四肢は全て斬り裂かれていた。

 しかも残った部位に無数の切創が出来上がり、体積も僅かに減ってしまっている。

 もはや動けるような状態では無く、力無く船体へと落下した。


『グっ、き、機体の損傷が』


 既にコックピットの中では緊急のアラートが響き渡り、モニターもほとんど死んでいる。

 脱出しようにも、脱出ポッドもコックピットハッチさえも動かない。

 あらゆる機器を破壊され、もう頭部のメインカメラがかろうじて捉えているリージア達の姿を見る事しかできない。


『クソ、何故だ、何故こんな事に、正義は我々に有る、大戦に勝つのは、何時だって正しい思想だというのに!』

「何言ってんのよ?」

「正しいから勝つんじゃない、勝った奴が自らの愚行を正当化する、それだけだよ」


 倒れ込むガラシアを上から見下ろす二人は、互いの持っている武器を合わせる。

 ガラシアの撃破は一番の目的であるが、旗艦ハイリトゥムの破壊も行う。

 いっそ同時に行ってしまおうと、二人はアリサが行っていたような事をまねる。


「一か八かの賭けだけど!」

「やってみましょうか!」


 二人は手持ちの武器であるハルバードと大剣、そして大型ガントレットを出し合う。

 彼女達の意思に呼応するかのように、手放された武器達は同化。

 大剣の先はハルバード状となり、持ち手の部分もガントレットによって形成される。

 上手く行った事を確信し、その武器を手に取る。


「よし、いくよ」

「ええ、行くわよ」


 武器を掲げると共に、二人は膨大な量のエーテルを流し込む。

 そのエーテルは二人の武器を模倣するように巨大化し、その大きさはハイリトゥムを両断できる程の大きさだ。

 青く輝く巨大で神々しい武器を前に、ガラシアは恐怖に身をすくませる。


『な、ば、バカな、あ、あり得ない、こんな事、こんな事が許される物か!!』

「うるさいんだよ!!」

「いい加減、その口閉じなさい!!」


 二人の行いの異常さは、ガラシアでも良く解る。

 もはや小惑星を破壊できる規模の強大なエネルギーの制御は、彼等でさえも不可能だ。

 そしてその不可能を実現するのは、今まで見下し続けて来たアンドロイド。

 自分達にできない事が、自分たちより劣る存在が成し遂げる。

 そんな事が許される筈無いと訴えるが、リージアとフォスキアは容赦なく武器を振り下ろす。


『や、止めろ!わ、私は、私はこんな所で終わる存在ではない!私が死ねば、世界は再び混沌と化すぞ!!』

『ウヲオオオオ!!』

『クソオオオ!!』


 もうガラシアの最期の言葉さえ耳に入れる事無く、二人は付き進む。

 四肢の無いアントロポスは最後の抵抗に口内のビーム砲をもう一度使用したが、その攻撃は巨大な刃によってかき消される。

 その奥のアントロポスとガラシアも一瞬にして消失し、刃はハイリトゥムの船体へ到達する。

 巨大な岩石は、全力で力を使う二人の刃によって一気に切断して行く。


「これで!!」

「終わりよ!!」


 その巨大な船体は、三分程の時間をかけて完全に両断。

 動力炉も巻き込みながら切断した事で、制御しきれないエネルギーは暴発を開始。

 各所で爆発が起こり、ハイリトゥムは巨大な岩石となって爆散し、リージア達まで巻き込む。


「(は、はは、後は、モミザ達の働きだけだね、彼女達が失敗すれば、いずれにしても私の勝ち、全部終わる、もう私自身にも止められない、フォスキア、私は、貴女と一緒なら、どんな事に成ったて、幸せだよ)」


 爆発に巻き込まれながら、リージアは最後の手段に期待した。

 フォスキア達の登場で瓦解した九割の作戦のうち、残された一割の可能性。

 統合軍だけではなく自分やフォスキア諸共消し去る、もはやリージアでさえ止められない最後の手段の成功を祈りながら意識を手放す。



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