本物のプライド
はーいコメントがなかったので友達にお願いしましたぁ〜〜。
「やっぱり言えないよ。」
シンはその言葉に落胆した様にしてその言葉を言い放つ。
「もう、聞ける願いも叶えられる願いも少なくなってしまった。それで良いんだよ。」
ああ、やっぱりこんな所は変わってない。
シン、単純な武力なら七神に最も近い生物。
純粋に人を励まして、努力が出来る才人。
人によっては鈍感と言うのだろう。
「最後にお願いしても良いかな?」
彼は苦笑して答える。
「出来る事なら。」
きっと、その気は無いのだろう。でも、最後の願い。それを無下には出来ないだろう。それを利用して最後に……
「私と一緒に、寝て欲しい。」
「望み通りに。」
彼は笑って答えてしまう。
そんな態度に、諦める決心をつけられるほど大人ではなかった。
〜シン〜
彼は飽き果てていた。
その野生動物からとても進歩した街に不快感は無く。
今日もまた、魔人という珍しい種族と相対して、依頼を受け、二、三日準備したら出ようかという思いを持っていた。
現在、自分に命令は無く徐々に迫る諦観の情念が不満を感じさせなくしていた。
そんな中、八人目と愛狐を見つけてしまった。
どうやら今はシュユと名乗っているらしいがこちらの方が耳馴染みがある。
戴冠の場で得たスキルを名称にするのはよくある事だ。
確か色欲のとこのヤギも抱擁と名乗っていた。
話が脱線した。
そこで最低限の言葉を交わし八人目をのす。
予定では明日だ、今回はかなり手を抜かなければ。
今回は二大神次席急の強さの化け物が憑いているとは聞いていたが、思った以上に強大だった。
戦闘の際に周囲に被害が出ない一等地に案内して習慣になった八人目の歴史を聞こうとした際。
アイコが話しかけてきた。何を話すかと思えば、ずっと買い物をしていて、何かを話すそぶりはない。
だから、人気のないところまで移動して、聞く。
聞いていた内容は決意を鈍らせてしまうもので、最後いう言葉にも察しはついていた。
しかし、それは決意を固めたことが無意味になってしまう。アイコは自分が育てたたった一つの未練だ。
諦めなんて甘いものでは語れない。
だからこそ、内心ほっとしていた。アイコだって決意がついている訳がない。自分より若いのだ。
どの程度だったろうか。人間史が始まって1500年以下だったので俺は大体46000世紀歳ほどだろうかアイコは魔物史において魔王が生み出した最初の世代だから23000世紀歳ほどだったか。
それほど違ったかと過去に馳せると思い出したことが一つ。第二世代計画による唯一の成功作として最初の狐を殺したのだった。
俺が育てた第二世代としてだいぶ可愛がったもんだ。
また話題がそれた。
最後のお願いだ。
やっぱりそうだったか。という印象だった。
しかし最後の弟子の可愛らしい成人前のお願いだ、当たり前に聞いてやろう。
〜主人公〜
思い切り体を休めた。
シュユも、狸の長も変な雰囲気を醸し出していた。
八人目について纏めることにする。
スミレが言っていた14人+1人、世界が七つに別れている。強欲と救恤。
七つの大罪、七つの元徳と呼ばれるものが近いだろう。
では高確率で14人である俺が逃げた存在は何故襲ってきた?
内ゲバ、7人と7人に別れて喧嘩をしていると言ったところだろう。
どういう振り分けか、決まっている、大罪と元徳だ。
その当時魔物だったことから印象的に、敵対者が天使だったのだろう。
では八人目とはなにか。
天使と悪魔が争う時に拮抗していたパワーバランスをこちら側に傾ける存在、自分達と同等程度の力を持った存在。
しかし、自分はあの化け物に対抗できない。候補生と言ったところだろう。
その為には八人目自身が力をつける必要がある。つまりあいつらはそのための試験兼生贄、そいつらを倒すほどの力を持っていて、殺す事で経験値を俺に入れる。
そして候補生は今に始まったことでは無いだろう。そいつらは試験を倒せなかった。
しかし今回はそうもいかない。俺はともかくスミレの存在だ。俺は来てあいつらが覚悟するほどの実力は無い。該当者はスミレだけだろう。
つまり、あいつらは死か死。俺は生か生の選択肢を押し付けられている。
成程、考察材料は足りていたのに考察しないことはこの世界では罪なんだな。
<なんて、ズルっこい選択ゲーム何だろうね。>
本当にズルい。しかし俺にも掻き集めてやっと持てるようなプライドと矜持がある。
あいつらのために死んではやれない。
<……>
スミレ、力を寄越せ。
強欲の住人が神の名を冠する、それで察しがつかない俺では無い。
強さを求めた生物の最後の戦いが、茶番以下など許されていい事であるはずが無い。
彼のプライドに、矜持に、彼にせめて彼らしい最後を。
極論二人とも初恋とそんな気が全くしてない2人だからねぇ純情何ですよ。




