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インテリジェンスゴブリン  作者: イノマイ
プロローグ
21/49

リベンジ

 ハリネズミに会敵する。

 魔学を発動する。

 風の魔法を更に発動する。風で吹き飛び接近する。

 魔力強化を発動、武器の硬度を上げる。

 筋力強化Ⅰを発動する。

 首を叩き切る。


 手足を切っておき、捌く。肉を切り出し、罠にする。

 来たのはハリネズミ。

 最初の作業繰り返し。

 続ける。続ける。続ける。何回続けたか。

 「吐きそう」

 ふざけるでも冗談でもなく、疲労と魔力消費が激しい。

 流石にこれでは勝てない、狩ったばかりの肉を食って眠る。

 次の日、果報は寝て待てを実感した。

 いろいろ危険だからと捨てておいたモツにカラスが食いついている。

 ボロボロだった。格が違う強さを誇るらしい狸か狐から逃げてきたのだろうか。

 まあ良い、やる事は変わらない。

 風の魔法を発動、一瞬で近寄る。

 威嚇の鳴き声をあげることなく空を切る魔法を発動する。

 どうせ腹だ受ける。

 酩酊はもう戦闘中常に発動している。そのまま頭を切るのは切れ味的に難しい。羽を切る。

 血は出た。流石に一回では切れない。

 カラスの行動が来る

 次は足を集中的に攻撃する。

 怯む事は無いが貧血が怖い。

 【魔学】と風の魔法を同時に発動する。炸裂音と礫がカラスに襲いかかる。

 先程傷を付けた羽にもう一度。

 もう割り切っているのか俺の前方に陽炎の様な揺らぎが見える。

 これを同じ力で対抗しようとしてはいけない。対抗した瞬間にイカ煎餅か洗濯機デビューを果たす。

 素直にふっとばされる。対抗はしない、ただ軽減しないとは言っていない。弱い炸裂を起こし威力を減衰させる。

 着地。やはり怯ませるだけでは時間が足りない。

 スミレ頼む。

<了解。>

 どうせ切るだけで突破できるのはそこら辺にいるハリネズミだけだ。

 第二プランと言えるほどでもないがスミレに魔法陣による指向性の付与を頼んであった。

 やる事は単純、そこに向かって石を出すのみ。

 魔学と魔法を使い物量を増やす。

 カラスに大量の打撲痕を付ける

 ダメージの削り合いはこれ以上はしない。リベンジの理由を考えればこれ以上スミレに手を借りるのはそうしないと死ぬ時のみだ。

 痛みによる怯みから解放されたカラスはやはり空を切って足を狙う。どちらも相手の()を狙えば勝てると分かっているから一致する行動。

 しかし、負けてやる気は無い。

 また鳴き声がする。この時がチャンス。

 風の魔法で限りなく近寄る。

 切られたり、石を打ち付けられた影響でで羽が飛ぶ分には問題ないが、少し傷付けばもう飛べなくなってしまう様な傷が付いている。

 陽炎の様な揺らぎが見えるがこれを見逃すほど遅くはない。悲鳴の様な鳴き声と共に地面に倒れる。

 空を切る鳴き声が響く。とんでもない量の切り傷が足に浮かぶ。それが最後の悪あがきであることが目に見えた。

 努めて冷静に、とどめを刺す。

 「過激な動物愛護団体の気持ちがわかった気がするわ」

 かわいそう。

 ただ同時に最後まで生きた。これを見ないのはプライドの辱めだ。どうせここまで衰弱した個体。どうせハリネズミに食われるだけだ。ならこうしてしまった自分がとどめを刺すそして食う。それが生物に向ける礼儀だ。



 こうしてリベンジは成功した。

 皆さんが殺人するとしても、食べちゃだめですよ〜。

 倫理以前に病気にかかるんで。

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