魔法
目を覚ます。
首を触る。
ついてる。
俺はアイツ……あのヤバい奴に何かされて……気を失った。
アイツを探す。何も見つからない。
スミレ、アイツはどこに行った。
<アイツって何?>
え?居ただろ?あの明らかに強い奴。
<居なかったよ?夢でも見てたんじゃない?>
うーんそうか?まぁそれなら良いんだ。まあ全然良く無いんだが。
考えても答えなんかない問答に時間を使っても意味なんかほぼない。
まぁそれでも次にやる事は変わらない。
魔法の勉強だ。vsカラス戦で魔法は意外と覚えられる事が判明した。
これまでは寝て悪夢見て発狂したり、進化して大変なことになってあの明らかにヤバい奴に追いかけられたりと、イベントの発生時刻のせいで溜まっていたイベントが連続して流れるように詰まっていた。
これでやっと魔法を学習出来る。
〜3日後〜
やっと読み終わった。あの爺さんどんな情報量の本渡してんだよ。
基礎は兎も角、理論に関しては基礎を理解してその情報と基礎を利用して一文の意味を解く。その文の意味と基礎で更に解く。
とかいう、一文が、結論の為の情報を出す為の情報の中間素材の中間素材の…………って感じで難しさを全面に感じた。こんなんを動物と同じような魔物が理解できる訳がない。
いや、直感で理解してるのか。
まぁ俺も理論の理解は出来た。
まずこの世界における魔力、MPとはエネルギーだ。太陽の光などのエネルギー全てが一度この魔力という物に変換され、そして温度などに変わっている。
『太陽というエネルギーの塊→光→エネルギー→熱』
という風になっている。ワンクッション置いた時のロスが魔力として世界に流れてるという訳だ。だからこそ、この世界における生物は圧倒的な強さを誇る。
赤さんはともかく、この世界では機械などの非生物は持っているエネルギーの差でスペックに圧倒的な差が出る。だからこそこの世界では建築や食べ物などの生活の質に直接干渉する物しか発展しない。
銃で遠距離を攻撃するより弓を引いた方が速度も射程も出るし銃より敵の広い範囲に干渉出来る。更に弓なんか相手の動体視力で基本避けられる。だから近接攻撃しか発展しない。
まぁそんな事は置いておいて、肝心の魔法だが世間では十中八九変態や逆張り野郎しか使わないだろう。
発動方法は単純型と複合型が有る。
単純型はそのまま、火、土、空気、水を操る。
複合型は更に違い単純型に補助を付けるという物だ。火に助燃性の気体を混ぜたり、空気を有毒な気体に置換したりといった。元の世界の錬金術に原子論を複合するという。理解と魔力が必要な中世以下の文明では難しい物だ。しかも大量の演算をしないと密度を無駄に高くして魔力をゼロにすることもあり得る。というなかなか使いづらい物だ、だからこそ使わない。
ただ魔法陣より変換効率が良い。先に魔法を見れば良かった。
よし、これで遠距離攻撃を用意した。
スミレ今ならカラスに勝てると思うか?
<魔法と近距離も有るし魔法で怯ませる手段さえ有れば勝てるんじゃない?>
うん、そしたら土魔法を覚えよう。
そうして、魔法を練習するのだった。
なんか理論がわからない時はコメ欄にでも書いといてください。クソリプで返しときます。




