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インテリジェンスゴブリン  作者: イノマイ
プロローグ
10/49

初戦闘

 俺は、ハリネズミに突撃する。

 針の根本まで入りその根本を超えて皮を貫く。そうして、先行ダメージを与える。

 そこで疑問が生まれる。何故筋力が低いのに、攻撃が入ったのか。

 更に、違和感もある。

 いやそんなことを考えている暇はない。

 そしてその槍を引き抜き、多めに距離を取る。

 返しの部分を削って、ひし形にしていて正解だった。

 そしてそのままハリネズミも戦闘体制に入る。折りたたんでいた針を立たせて、こちらを見る。

 臨戦体制といったところか。

 そこから魔力が集中していき、ハリネズミの針が全方向に飛ぶ。

 ハァ?

 意識にない攻撃だったが反応出来た。

 仮説は立てていたが、知性は認識速度とも関係があるらしい。

 更に、認識から対処の思考時間が【演算強化】で伸びているらしい。

 そこから距離が遠く、速度が遅かったから対処が簡単だった。

 舐めていたが、ほぼ全ステータスがあっちの方が上だし、針のせいでこっちからは、武器が壊れたら攻撃手段が石ころ投げるしか無くなるのだ、警戒しよう。

 飛ばした針があった所は、針を飛ばしてからすぐにまた生えてきていた。

 俺は距離を取り、針の発射間隔を見る。針が発射されてから約10秒後、また発射される。何回も確認して、最短8秒でしか発射されないらしい。

 近づけば近づくほど、早くなっていった。

 針が発射されてから直ぐ迫る。突進が来るが、その程度なら脚の動きで方向が分かる。その方向に立たないように槍で攻める。

 1・2・3、はやくなっている可能性がある。早めに切り上げ、距離を取る。約5秒で発射された。こうなってしまえばもうあとは単純作業だ。

 2秒攻撃し3秒使って、余裕を持って回避する。

 それを何十回、何百回も繰り返す。

 そして明らかに瀕死になった時、行動が変わる。

 距離が離れているのに突進する。その突進中に針が出る。慣性が働いて、今までの感覚で避けようとしたため、横腹に当たってしまう。生々しい痛みが襲う。

 まともにグーパンを受けることもなく思想も普通な一般日本人にこれは悶絶レベルだ。

 あまりの痛みにうずくまって悶絶する。


<マズイ、【酩酊】を使って!>


 なるほど、麻酔と同じ要領か。

 そう言って、痺れるような感覚と共に魔力が発生する。

 このままだとマズイと思い、発生した魔力を【魔力操作】で操作してみる。

 すると魔力と共に痺れるような感覚が移動する。やっぱりか、そしてその魔力を傷口に移動させる。すると痛みが収まり、動けるようになる。

 【集中回復】はしない。あれは時間がかかる。

 そして、ハリネズミを見る。

 するともうハリネズミが突進を始めている。

 秒数を数えていない。

 発射タイミングがわからない。

 突進から横に離れる。

 8秒後に発射された。思った以上に長い間倒れて悶絶していたらしい。

 慣性が乗っていても、軌道さえ理解すれば回避は容易い。

 次の発射まで待機する。

 数秒後、突進して発射が始まる。

 その発射の針を見て、発射を予測し槍で縦に薙ぎ払う。次に槍で突きまくる。たっぷり3秒は攻撃し続ける。

 そしてまた、次の突進に準備する。ただもう体力がなかったらしい。足から崩れる。それに合わせて首を切る、そうして今回の戦闘は終わったのだった。

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