はじまり
こんにちはイノマイです。
童貞作なので暖かい目で見てくださるとありがたいです。
「じゃあまた明日ー」
学校での帰り道、その言葉を告げておれは友人と別れる。
俺は家に帰るわけでもなく、子どもの頃病院で出会った少女に会うために病院近くの公園へと向かう。
友人と別れて道の半分を越したくらいの時、胸にとても強い圧迫感を感じ、おもわず膝をついてしまった。少しでも痛みをやわらげる為にあがく。あがくことで更に圧迫感が増すような錯覚を覚えるほど、徐々に圧迫されたような痛みが強くなっていき...死んでしまった。
クソもっとあの子と話していたかったのに……そんなことを想いながら俺の意識も沈んでいくのだった。
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<…う‥の?…た・れでまた‥と一…られる>
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死んで目を覚ますと俺の体は暗闇の中にあった。触覚一つ感じず、自分が唾をのむ音すら聞こえない。
「―― ― ―」
声も出せないようだ。少し焦ってしまう思考を横から無理矢理切って頭を冷やす。
落ち着けこの展開はカスミから聞いたことがある。こういう時に焦るのは良くない。落ち着いて、どうしてこうなったのかを考えよう。
まず、俺は白間 誠 男 16歳 子供の頃入院中に出会った橙翠 華純という少女と公園で遊ぶ約束をしていた。約束当日、下校の道中で心臓が圧迫されたように痛くなった。そして、段々と痛みが強くなっていきそのまま死んでしまった。
ふむ、大丈夫自分の性癖から義務教育での大体の学習内容までしっかり覚えているようだ。
<記憶に障害はありません。>
え?なんて?
<情報を追加します。精神状態・魂に欠落・汚染はありません。>
な、なんか出た!?
これから書いていこうと思います。
お見苦しい点、文章構成などについてのアドバイスなど頂けると嬉しいです。