番外編:宝石の精霊と蜘蛛さん ~擬人化によるアナログとデジタルの比較~
突然ですが、絵を描く人やお話を書く人。創作を日常でしない人であっても、ヒト以外に人格を当てはめてイメージすることって、あると思うのです。
擬人化、というと萌えの一大ジャンルのような気はしますが、古今東西、普遍的に行われてきたことなのかなと感じました。
――などという、ぼんやりした所感は置いておいて。
今回は番外編です。
とうとう、アナログ絵のスマホ加工ではなく、デジタル絵そのものに挑戦したためです。本来の主旨からは少々外れますが、
◆アナログ
◆デジタル
両者の比較を、今なら実感を伴いつつ建設的に出切るのでは……? と、こちらのお話(?)に追加した次第です。
以下、二種類の絵を下絵込みで順に並べてみます!
* * *
◆アナログ「宝石の精霊」
まずはこちら。自作品用に書いた手描き鉛筆画のスマホ撮りです。普段のらくがき(B6)よりも大きなA4になります。所要時間は2時間。
人型の精霊という概念じたい、実はものすごくガチな擬人化だった……とは、あとで気が付きました。
[上]エメラルド
[左]アメシスト
[右]ウォーターオパール
[下]人間の女性
これを下絵にトレーシングペーパーを重ね、パステルと色鉛筆などで14時間くらいかけて着色したものがこちらです。
①スマホ撮影
②スキャナ
うーん。色が全然違います orz
普通に手で描いたカラー画をスマホで撮影する(①)と、素人ではどうしても地の色になりません。紙が大きければ大きいほど難しくなるのです。(光の当て方を均一にしにくくなるので)
ではスキャナ(②)なら正確か? というと、そうでもありません。原画の微細な肌の質感や陰影の中間部分、および画材の厚みや柔らかみがごっそり抜け落ちてしまうのです。
ガチ絵であればあるほど、印刷屋さんでなければ再現できなさそうなジレンマでした!!!! (叫ぶだけ叫ぶ)
◆デジタル「蜘蛛さん」
正直に申し上げると、こちらは素直に萌えに走りました。他作家さまへのファンアートなんです……。
あっきコタロウさまのコミックエッセイ、『タランチュラを飼っています』https://ncode.syosetu.com/n2966gg/より。(クリップスタジオを使いました。ちなみに本気のデジタル作画はこれが二枚目です。遅まきながら、修行始めました)
上の少年たちは、三色の蜘蛛さんの個性をお伺いした際に生まれたイメージ(擬人化)です。
アナログの感覚がまだ抜けなくて、無謀にも下描きがそのまま主線です(/-\*)
タランチュラさんと一言にいっても、とてもたくさんの種類があるのですね。当該作品には蜘蛛さんの画像は一つもありません。
かわりに、作者さま手ずからコミカライズされた蜘蛛くんがちょこちょこ描写されています。
すごく読みやすく、癒されます(可愛い)。
タランチュラの赤ちゃんがお家にやって来た経緯から少しずつ成長する様子など、とても温かく表現されています(可愛い)。
その勢いで彩色したものがこちらです。
くもくんは、くもくんのままで愛らしいのに……。便宜上「くん」呼びではあるものの、まだ幼体のために性別がわからない、の辺りからけしからん擬人化妄想が芽生えたように思います。
あっきコタロウさま、こんなにも趣味に走ったファンアートを優しくお受け取りくださり、ありがとうございます……!!!!
* * *
さて。以上が、現状できうる限りのアナログとデジタルの比較でした。(擬人化どこいった)
今でも鉛筆画に捧げる熱意や愛は揺るぎませんし、スマホのお手軽さも好きです。
が、カラー画に関してはデジタルが絶大な効果を上げたものがあります。
――それは「時間」です。
なんと、デジタルの下絵は所要時間40分。塗りは6時間でした。初心者であるにもかかわらず。これには驚きました。
Web上の伝達能力もデジタルは秀でています。
わかってはいましたが、描いたものが、そのまま伝わるのは非常に嬉しいことでした。
でも、処理の緻密さにおいてはまだまだアナログに軍配が上がります。
技術が向上すればデジタルでもできるようになるかと思われますが……。慣れと探求心なのでしょうね。
これからは、そのときどきの用途に応じて使い分け出来ると理想です。
モノクロなら、ふんわり鉛筆画で。カラーならデジタルでも対応できるよう、練習を重ねます。
ご覧くださりありがとうございました!
次回は……?
テーマを決めていないのですが、また、何かしらの目標は定めようと思います。
ではでは。
~挑戦する?~
▶はい
いいえ