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手描き絵をひたすらスマホで加工してゆく雑記帳  作者: 汐の音
2022 後半

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75/143

聖女と勇者(或いは若い騎士?)の四変化

前々回、こんなラフを描いていました。

挿絵(By みてみん)

今回はこれを元に、好きに遊び倒し……、試しています。


 まずは、もう少し塗りかさねます。


挿絵(By みてみん)


 ほんの少しだけ陰影がついて、体型がわかりやすくなりましたね。


 じつはこの時点でいくつも、あとで「まずかったなぁ」と思う箇所がありました。ここで気付ければ良かったのですが(泣)

 ただの鉛筆線画から遊ぶだけでしたのに、もうそんな(あら)を見つけてしまう……。どんな貧乏性だよ、というツッコミとともにご覧いただけると幸いです。

 以下、すべてスマホのデジタル作業につき、通し番号を振りました。

(完成図を含めて①〜⑤まであります)




   *   *   *




①【塗り始め】


挿絵(By みてみん)


 着色は人物からです。

 私は肌色、髪、瞳、服、小物の順に塗ることが多いです。

 並行して、B6サイズ画用紙の質感や線の粗さを最低限、ひたすら消してゆく作業……。拡大できるので、いらない線がどんどん出てきます。

 お気付きですね(迫真)

 ここで一つ目の、やっちまったなぁ。


『――そんなに細かく塗りたかったんなら、ラフからもっと精度上げようぜ』(吐血)




②【人物終了】


挿絵(By みてみん)


 ここで、二つ目のおかしなところが発生しました。

 聖女の顔が変わり過ぎ事件です。もはや别人レベル。

 スマホで線を引き直すのは正直萎えます。となると、違う線を伸ばして余分な線を消すしかない……。

 よって、彼女の顔はこんなにうっっっすくなりました。

 ※勇者の髪ももかなり散髪しています


『――そんn(略)』


 問題は、二人の顔の線が違い過ぎることです。

 予め体の描き込みがしっかりしていた勇者に比べ、聖女は全体的に取って付けたようですし。

 ああ、こりゃどうしよう。


 そうして、私は背景を諦めました。時間帯を夜、あるいは洞窟など暗い場所に想定したのです。抜き身の剣を地面に刺していますから、おそらくは戦闘のあと。聖女による魔法の明かりがほわほわと辺りに残っている状況設定にしました。




③【ノーマル塗り】


挿絵(By みてみん)


 淡く黄色のベールをかけています。

 この難局を、手塗り水彩っぽい雰囲気+デジタルっぽさで乗り切ろうとしました。

 気分転換に、初めて「カリグラフ」を用いてサインを書いています。


 ……これは癖になる書き味……(下手さはさておき、文具好きの血が騒ぎました)※デジタルです




④【派手発色、タイトルあり】


挿絵(By みてみん)


 ③から一転、とにかく発色がクリアーになるよう調整しました。イメージとしては光球が散らばり、逆光や至近距離にあるそれで奥行きを演出できるように。


 とはいえ、元々の線がアレなので厳密ではありません。

 ぽやっとです。

 そして早速カリグラフでタイトルを書いてみました。


 …………それっぽくなれたかな? (どんなだ)




⑤【モノクロ】

 

挿絵(By みてみん)


 スマホのフォト機能でモノクロにしました。

 なんと。ラブコメ的な仮のタイトルがびっくりするほどヒューマンでシリアスな要素ありなんだな、と、思わせる勇者くんの苦悩。

 絵としてはモノクロ写真みたいで好きです(*´人`*)

 むしろ、光と影のバランスが確認できて超好きです←





 以上、らくがきからのなんちゃって作画・四パターンでした。
















 〜また、何かに挑戦する?〜


 ▶はい

  いいえ



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― 新着の感想 ―
[一言] いやあ、ラフの段階でも十分凄かったのに、色がつくと圧巻ですね! お見事です!
[良い点] 段階ふんで完成されていくのが楽しいですね ①を見たときに「おぉ! 聖騎士?聖女?」と大きな勘違いしました笑(ちゃんと【塗り始め】、肌色、髪、瞳の順に……って書いてあるやん!) なので②で…
[良い点] えっと、このお話はどこに行けば読めるんでしょうか? 読みたいなあ、読みたいなあ。 倒したけど、好きだったから転生? 魔王の魂が入ってるのに気づいちゃたのかなあ? いいなあいいなあ、読みた…
感想一覧
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