白百合を持つ少女(──が、百合を手にするまでの過程)
信じてください。まじめに働くつもりでした。
洗濯物を干すのに、ちょっと肌寒かったから羽織るものを取りに自室に戻っただけだったんです。
なのに、そこに紙と鉛筆があったから。
(※なんという長い言い訳)
(無印A5スリムノート)
約30分間です。魔が差しました……。
* * *
――と、いうことで、ときどき好きなものを好きなように描きたい衝動に駆られます。
授業中でもあります(ありました)よね? 教科書の余白がやたらと魅力的に映る瞬間。
大胆でお茶目な学生さんなら、偉人の絵や写真にいろいろと描き足した覚えがあるはずです。あまつさえ、英語の教科書に出てくるインターナショナルなイラストにだってイタズラ描きを施したことでしょう。
問題は、それが大抵は授業中であること。
学生の本分=つとめの真っ只中であること。
私は、いまもあの頃と変わらないようです。家事の合間にむりやり時間の余白を見つけては、頭を空っぽにしています。
それはやっぱり、好きなもの。綺麗だと感じるものを描く瞬間がいちばん癒されるのでした。
(鉛筆三種類。塗り完了)
お花を持つならこの子は百合かな、と、手持ちの写真集をめくりました。“ホワイトエレガンス”という種類をモデルにしています。
美少女は妄想だけで(好きだから)描けるのに、お花はそうはいきません。
百合の花は香りがすごいので、実際にここまで顔が近いとえらいことになりそうなのですが、そこは絵として我慢してもらいました←
清廉。無垢。見方によっては、前頁よりもこちらのほうが清らかに感じるかたも多そうです。
聖母というには、まだあどけない表情ですね(*´ω`*)
午前中に30分。夕方前にニ時間。撮影と調整に15分くらい。
こうして出来上がったらくがきを白黒画像にしたものがこちらです。
(鉛筆画をモノクロ・ぼかし加工)
淡い青系の線画だとこちら。
(線の色加工)
原画の線に近い淡さです。
デジタルで着色するなら別の色にするのですが、今日はこの辺で。
〜また、何かに挑戦する?〜
▶はい
いいえ
リクエストをいただけたので、次回は魔王にしてみます! (フラグ)




