御簾を上げる小袿姿の女主人
今日のテーマは「きよらか」です。
漠然と意味はわかるのですが、絵にしようとすると、不思議と戸惑いました。
そこで、辞書を調べずとりあえず描いてみました。
(A5上質紙)
まえがき部分に貼り付けたラフをベースに、鉛筆塗りをしたものですね。
思いついたのは和装。しかも盛装の十二単ではなく小袿でした。
ちなみに「きよらか」の意味は、コトバンクでは「けがれなく澄みきって美しいさま。清純なさま。」だそうです。
……ああぁ……。(※なぜでしょう。かえって煩悩を見たような)←
以下、ニ種類の加工を施しました。
* * *
【モノクロ】
落ち着きます。
【赤茶のカラー線画✕デジタル補正】
裳の赤色を表したくて、線の色を赤系の茶色に変えました。それからCLIP STUDIOのアプリで荒い部分を補正したり、ところどころ白抜きしてなじませています。
少しですが、立体感や華やかさが増したように思えました。
今回意外だったのは、「無垢」や「純真」とはかけ離れた大人の女性を描いたことです。
個人的に、濁りを知ってなお清澄でいられる強さやしなやかさに憧れているのかもしれません。
きっと、色んなかたにとっての「きよらかさ」があるのだろうなと感じました(*´ω`*)
〜また、何かに挑戦する?〜
▶はい
いいえ




