遠景〜光のいろ、木漏れ日の質感〜
今日のは、肩の力を抜いてぼんやり眺めてお楽しみください。
ええと、描いてる人間はいつも大抵そうなんですが(/ω\*)←
ときどき、空間や景色そのまんまを描きたくなります。
今回は、そんな衝動繋がりで二枚のラフ絵を加工してみました。
まずはこちら。
【海の見える街角】
(A5上質紙/鉛筆)
――見ろ、ひとが豆粒のようだ。
じっさい豆粒サイズなんです。アナログなので遠ざかれば遠ざかるほど、ひとがシルエットと化します。
上手な描き手さんはそこも抜かりないんだろうなぁ……。
ひとまず、以下の二種で。
①夜のイメージ
線画の色を青に変えたものです。
それだけで夜のしずかな賑わいに感じられて、面白かったです。
②夕焼けのイメージ
線画の色を赤〜オレンジ系に変えました。
暖かみがあって、それでいて家路を思わせる感もあって、脳内では勝手に海に沈む夕陽まで幻視する始末……。
これもまた楽しかったです。
* * *
次いで、こちら。
(A5上質紙/鉛筆)
これまた顔の描き込みが難しそうなやつです。
だがしかし、挑戦したいモチーフは「木漏れ日」。
絵を描くかたなら誰もが挑みたい光だと思うんです。そして「ただ歩く」。それだけがとにかく難しい人体の不思議……。
ということで、ざっと主線と陰影を付けました。
加工は二通りです。
【木漏れ日散歩】
①セピア調
葉っぱのまだら影をどこまで自然に落とせるかが自己課題でした。
そういう意味では30点です。
力の入れどころ、抜きどころを学びたいです。
②緑系
せっかくなので、草の色に。
ですが、加減を間違ったようでこってりしすぎました。
主線が主張しすぎるのも良くなかったもよう。
そういえば……
(塗り途中、確認用)
ラフ塗りのこれくらいのほうが、淡くて自然だったのかもしれません。
地面に落ちる影より、ひとの顔や体、服に落ちる影のほうがよほど観察がいるなぁと感じた次第です。
いつかまた、リベンジしたいと思います(*´ω`*)
〜また、何かに挑戦する?〜
▶はい
いいえ




