舞人
なにか、モヤッとしてるときの解決方法っていろいろありますよね。人によっては、あえて何かに集中したり、とにかく短時間でも没頭してみたり。
こちらは、そんな癖のあるキャラクターなのだと思います。自作品の男装ヒロインなのですが。
(A5上質紙/鉛筆二種)
モヤモヤのあまり夜明け前に目が覚めたため、裏庭でこっそり、楽の音もない中で無心に舞う――という情景です。
書きながら、「舞う」という行為は彼女にとって息をするように自然で、とても身近な鍛錬でもあったんだろうなぁと感じました。
ちなみに作中ではここを他のキャラクターに見られてしまい、「あっ」となるのでした。それはさておき。
* * *
【モノクロ】
ノートの線を消したり、顔部分に付着した汚れを取り去る目的でデジタル加工も施しています。
美形設定ということもなく、服装もシンプルなのでちょっと物足りないですね。(※それは趣味の問題)
【単色カラー】
モノクロと同じ作業に先だち、デスクライトの位置をずらして撮影しました。朝日がのぼる少し前の雰囲気を出せないかと。(※いや、どう見ても夜だから)
単色での夜明けの表現は難しいです。以前も別挿絵で暁色のようなイメージを用いたことがありますが、そのときも「違うなぁ」と感じました。
時間帯はきちんと手塗りで仕込まないと、と、改めて学んだ一枚でした(*´ω`*)
――とりあえずの目標は短時間で。
前回の復習をかねて、「今日は爪先まで描くぞー!」のノリで取りかかった絵でもあるとここに告白します。←
〜また、何かに挑戦する?〜
▶はい
いいえ




