裸婦モデルを頼まれた女の子
アナログ絵をWebで「それらしく」載せるための努力に、今日もせっせと励んでいます。
パソコンがなくて、スマホと連動したスキャナがない場合、絵をスマホのみで投稿しようとすると必ず二つの問題にぶち当たります。
一つは線が脆弱になること。(特に鉛筆)
一つは暗く、ぼんやりしがちになること。(彩色済みでも)
なぜか?
照明に大きく左右されるからです。
理想としては自然光が一番きれいに写りますが、真上からの光源一つでは、スマホの影が写ってしまいます。
窓からの採光や室内灯が右側なら、左側はデスクライトで照らすなど、絵を左右均等に照らすのが望ましいようです※
※このとき、光が強すぎると、反射で線や色が飛ばされるので逆効果です。
明るさ調節が可能なデスクライトを使用するか、距離や置場所を工夫すると改善されます。
あとは、オートに頼らず手動でピントを合わせ、絵とスマホのレンズを平行に保つよう注意して。
かつ、写真風の白いフレームをつけたものがこちらです。
あ~……やる気のない表情ですね。本当にすみません。
正確には、これだけで「モノクロ」(線の抽出)および「ナチュラル」(紙の余白や色を際立たせる)機能を使っています。
でも、肉眼で見たものとほぼ印象が変わらないのです。不思議ですね……。
* *
さて。
今回はせっかく女の子が半裸なので、いかに肌っぽく加工できるか試してみました。
使用したのはスマホフォトの「フィルター」という機能です。
まず、全……たぶん十八色くらいありそうな中から“紫紺色”を選んでフィルターをかけ、一旦保存します。線の色がごっそり変わります。
次に「フィルター」機能の“茶色”を選んで保存します。
すると、何となく全体的に銅色に……? 気のせいでしょうか。
肌の質感は塗った方が早いレベルですが、髪はいい感じの陰影になりました。
個人的には、もう少し恥じらいの表情とかポーズのほうが良かったかな。
脚とか出しても良かったかもしれないいやしかし全年齢対象なのでこれくらいで(早口)
アナログ絵を塗るほどの時間や気力がなくとも、工夫次第で変化を楽しめるのがスマホカメラのありがたい機能だなぁ……と、電子機器に弱い人間としては、しみじみ思いました。
色を塗らない鉛筆画でも、全体の雰囲気を変えられるか?
試みは、以上でした!
~また挑戦する?~
(えっ)
▶人間
人外
動物
植物
風景
建物
絵本風
その他
???
思いきって、選択肢「はい」のあとを並べてみました。
(いやいや、たとえスマホさんと言えど、そこまで)
また、何かには挑戦してみます!