ふわっとグリザイユ画法
もとが鉛筆でのモノトーン絵なので、以前からいろんなかたにおすすめいただく画法がありました。
グリザイユ画法です。
今回はこちらのアナログらくがきを元にスマホで調整したり、ふわっとグリザイユで塗りたいと思います。(とても残念な語彙)
(B6画用紙/B鉛筆)
* * *
①目の位置バランスを整える
一枚目は消しゴムを使わないぞ縛りだったので、ちょっと左右の目が合わないかなと……
デジタルには「投げなわ」と呼ばれる、特定箇所を指定したうえで、その部位の移動、拡大、縮小などができる機能があります。
それを使ってみました。
目線は原画のほうが合っていたように思います(*´艸`*)
②水彩ブラシで陰影づけ
厳密なグリザイユ画法では、極端な白や黒に近いほど色味を出せません。(理由は③で)
なので、初心者ですし、ごくごく曖昧なグレーで影をつけました。
線はそのままです。いらない線もそのまま残しています。
③「オーバーレイ」レイヤーでふわっと彩色
肌、緑の髪、金の瞳に分けて「オーバーレイ」レイヤーを作り、それぞれ塗ります。
とんがり耳なのでエルフのお嬢さんをイメージしました。
線の色みをよく見るとわかるのですが、濃い色であればあるほど線画の色が補正されません。
オーバーレイでの着色が反映されないのです。
白も然りです。
ないものと判断されるのか、肩と髪のあいだの空白部分には色が反応しませんでした。
④カラーラフのできあがり
③をベースに頬の赤みや背景、光などを足して、ひとまずの完成です。
* * *
グリザイユ画法っぽいものは、じつは以前から使っていたのですが、今回は初めて「グレーからの発色もいいなぁ」と思えました。
でも、人物は少し翳りが生じてしまって。
それは、塗り方もそうですが、最初に目の位置を変えたのが大きいようです。
果たしてどっちの線画がよかったのでしょう。
(*´・ω・)(・ω・`*)ネッ
影を先につけるか、あとに足すかの違いではありますが、こちらのほうが内側から光る空気感のようなものを感じました。
(たまたまかもしれません☆)
〜また、何かに挑戦する?〜
▶はい
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