―夏の表情― ただこの瞬間を描きたくて(吹奏楽コンクールの結果発表)
今回も企画絵です。
ひだまりのねこさま主催、お絵描き夏合宿第5週のお題は「夏の表情」でした。
夏らしい顔っていろいろありますよね(*´ω`*)
個人的には夕涼みのほっとした顔や、昼間の眩しい顔も好きなんですが。今回のテーマを絞る際は、なんとなくアオハルであれ(謎)と、思ってしまって。
私にとって学生時代の夏といえば部活でした。
その……、吹奏楽部で。
あっっつい中べろんべろんのティンパニのチューニングをですね、練習していた学校ではなくコンクール会場の、とくにチューニング室の空気に合わせて徹底的にやらねばならない重圧や、独特のお腹の痛さ。本番のいちどしかない、得も言われぬ緊張感と指揮者の先生と目が合う研ぎ澄まされた感じ。
音は自分たちのもとに留まることなく、あっという間に客席に吸い込まれるので、本当にわけがわからないです。慣れないと(慣れるわけがない)←
あの場所で無我の境地で、ひたむきに音楽と向き合った結果、手にできる栄誉が「ゴールド、金賞」でした。
もう、もう。ひたすら胸がいっぱいで。
その瞬間を絵にできないか、試したくなったのです。
(鉛筆ラフ)
嗚呼来ましたね。ラフを永久に越えられない定期(吐血)
線はがさがさですが、おそらくこの表情です。きっと、いちばん出したかったものをふんわりと描けました。
だがしかしトレースします。←←
(鉛筆/トレーシングペーパー)
トレースしたのには理由があります……だって、状況からして一枚絵では説明が必要なので、漫画っぽくしたくて。
以下、いつも通りスマホで取り込んだ線画をなんちゃってモノトーン画に整えてみました。
* * *
【コマ絵】
(陰影はほぼ水彩ブラシ。リボンの柄のみ、ややサインペンブラシ)
漫画っぽくあれ……!
【完成】
あらかじめ作っておいたコマ割りとセリフのデータにコマ画を取り込み、大きさを調整します。
歓声の字や吹き出しの位置をずらし、背景に無料素材さまをトーン風に合わせ、若干濃淡をつけてヨシとしました。
伝わればいいなと思います……!!
※なお、学園の名前は架空です。企画主さまのお名前に寄せました。
企画主さまや、ご一緒できた皆さまにもお届けしたい、それぞれの「ゴールド、金賞」です。(こそっ)
〜また、何かに挑戦する?〜
▶はい
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