夏の花〜正反対の昼と夜〜
花はよほどの理由がなければ描かない傾向にあります。それで、今回は前回に引き続き「お絵描き夏合宿」企画(ひだまりのねこ様主催)の第二週テーマ、「夏の花」に合わせて制作することにしました。
(100均正方形無地ノート/鉛筆……を、スマホで色調変更)
たまたま来年の同人アンソロジー用に短編をひとつ書いたところでして、そのイメージイラストだったりします。
向日葵だったのは本当に偶然で。
(鉛筆完了)
(黄色系に色調変更)
以下、上記の線画をもとに三種類の塗りをやってみました。
* * *
①シンプル塗り
じつはこのとき、タッチペンを紛失していたんです。
だがしかし、どうしても一晩で塗りたく(略)いかにもカラーラフといった風合いになりました。水や汗、涙などは少し丁寧さを心がけています。
向日葵……あれっ? 向日葵 (スンッ)
②レトロ塗り
全体に黄みを残し、背景に緑を足して葉と茎をぼかしました。やわらかくなった気がします。
③陽光プリズム風の光でアレンジ
①に青みを被せ、それから光のエフェクトでキラキラさせました。
このときはどうしても太陽の光を表現したくて……(略)あれっ? 向日葵は←
タイトルを「向日葵の追憶」にしました。
自分ではどれが良いのか分からず、追憶を感じさせる③を企画に提出した次第です。
見るかたによって好みのわかれるところかもしれません。
* * *
さて。今回はもう一つ。
向日葵が現代もの・昼間のイメージなら、正反対もいけるのでは……? と、試したのがこちら。
(原画ラフ)
今回のおまけは上記イラストをスマホで色調変更しただけなのですが、描きたかった表情はつかまえられた気がしました。
ちなみに現実の蛍袋はもっと細長く、花弁の先端もシュッとしています。でも、ファンタジー植物ならありかな……? と(いささか強引に)、ぎりぎりで提出させていただきました。
(紫に色調変更)
タイトルは「蛍袋の幻灯花」です。
嗚呼、趣味に走るとどうしてこんなに気持ちが安らぐのか……創作っていいな、と絵を通して改めて実感したお題でした。
楽しかったです(*´艸`*)
〜また、何かに挑戦する?〜
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