表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
131/141

線は色を語れるか 〜空蝉とかぐや姫のイメージ〜

「らくがきしなきゃ寝られない……やってられない!」

 そんなときはあると思うんです。

 今日はそんな日でした(変わってしまった日付けを見ながら)


 私の場合はそういうとき、高確率で横顔になるようです。もう、本当に何も考えずに描いてしまって。




①アナログ画をスマホで取り込み色調補正


挿絵(By みてみん)


 無意識ってこわいですね。横顔を描いたら髪が長くなって、表情と半脱ぎの衣が源氏物語の空蝉(うつせみ)を思わせました。

 最初から空蝉を描きたかったなら、この目鼻立ちにならなかったはず。

 そこは、たまたま今夜見た月がおそろしく綺麗だったことに影響を受けて……若干かぐや姫になったのかと。


 空蝉は好きな女君なので、ヨシにしました(*´艸`*)←



 以下、二通りのアレンジをしたのですが、どちらが好まれるかな……? と、雑記帳にまとめた次第です。

 またしてもラフで失礼しま( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン!





②カラーラフ


挿絵(By みてみん)


 かぐや姫に寄せたイメージです。

 地上のどの男性の妻になることも良しとしなかった、月の姫。

 彼女が月に帰っても、そこには地上で暮らした日々ほどの素朴さや、理不尽だったりする幸不幸はないのでは――


 そう思ったり。


 大きな月の逆光で、彼女の内なる葛藤やかなしみ、(あったとすれば)(はげ)しさや怒りなどを描いてみたいなぁと思いました。





③やわらかなモノトーン


挿絵(By みてみん)


 私の中での空蝉寄りです。

 ほんのりセピアの影を滲ませたので、若干肌色みがあります。

 中流貴族の娘として生まれ、弟を守るため。自身を慕って助けてくれたかなり年上の男に嫁いで。何の因果か源氏の君に見初められ、あやうく夏の衣一枚を抜け殻に逃げおおせた女性です。晩年は源氏の庇護下に置かれたひとですが、容姿は人並みでも所作や佇まいに奥ゆかしさがあり、魅力的だったと(以下略) ※早口のオタク



 はーー、好き!!!!!(突然の咆哮)



 ええと、無彩色にすることで、かえって儚さや諦めが感じられるというか。

 空蝉自身の弱さと強さのようなものと、本人が意識しないほのかな色香を表現できたらと思いました。


 現場からは以上です……!

 














 〜また、何かに挑戦する?〜


 ▶はい

  いいえ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自由絵一覧←小説検索 ↓イラスト一覧
自由絵一覧
― 新着の感想 ―
空蝉! あさきゆめみし の中で、好きな女性キャラです! 確かに空蝉としては、華やかなお顔立ち。でも、切ない横顔がとっても素敵です(*´ω`*) ※お返事ご無理なく。
甲乙つけがたし! 1枚目の配色のコントラストがパッと目を引きますねぇ 髪が黒いので重くなりそうなところですが、背景で際立ってますね 2枚目の方が雰囲気が出ているので好きなんですが、右下に向けて色を濃く…
エモい( ˘ω˘ )
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ