こもれびの習作(人物の関係性/光と影)
憧れてやまない絵ってありますよね。私の場合は木漏れ日です。
自然の光が木々に注いで、くっきりとした影を落とす。濃い影のなか、まだらもようの光が風に遊ぶ。きらきらとやさしく揺れる。そんな情景がとても好きです。
外に出ても、絵を描いていても、光と影の仕組みってすごいなと。生物の体や宇宙の神秘と同じくらい感心します。無条件に惹きつけられます。
本当は写真を使ったり、写生でじっさいの風景をもとに習作をかさねるべきなのでしょうけど。
夜も更けたので(またか)、脳内映像をベースにしようと思いました。
ということで、こちらのらくがきから始めます!
* * *
①
(B5 無地ノート)
手癖満載のふたりですね……
よく、電話中などに、ぼうっとしながら意味のない線を引くことはありませんか?
これは、まさにそうでした。
久々に何も考えず好きな一対を描いたらこうなった、というか……
無垢な少女と男子の長髪は譲れません(そこ)
②
少し線を整えました。
さすがに、あのままではぼんやりしすぎてしまうので。ベースの色は黄色みを意識しました。
環境光は青み……反射光は緑?
そんなイメージです。
③
デジタル素材の枝などを拝借し、ふわっと明暗を塗っていったんの完成です。
いちど、目元が影で覆われて口元しか見えない人物を描いてみたくて、どさくさで挑戦してみました。
ふたりの親密さはもとより、隠れて逢うような密会感がいいなぁと思います(*´ω`*)
光が揺れて、ふたりの交わすひそひそ声が風にこぼれてくれると尚いいなぁ、など。
妄想は止まりません(*ノェノ)←
本当に、素材の力を借りずに描くとしたら。
おそらく一晩では無理ですよね。
けど、いつかは挑戦したいものです。
――自分のための絵は、好きなものをとことん追究できたらいいですね。
〜また、何かに挑戦する?〜
▶はい
いいえ




