弘法筆を選ばずトライアル 〜矢を放つ〜
久しぶりにやんちゃをしました。
魔が差したんです。リビングに娘のお絵かき道具が置いてあったので……
置 い て あったので(強調)
ちょうど手が空いたところだったので、いたずら心を抑えられなかったんですね。すなわち、勝手にシャーペンと消しゴムと定規を←
以下、みごとな失敗の軌跡です(*´ω`*)
よろしければ笑い飛ばしてやってください。
【反省はしています。ごめんね娘氏!】
* * *
①線で表せないか試みる
(自前のメモ)※手の平サイズ
そういえば、構図や動線は線でとらえられるのかな……? という疑問からやってみました。
武器を向ける人物ならやりやすいかもしれせん。
二本、気軽に引いてみます。
②アタリをとる
ふわっと弓が浮かんだので、エルフのお姉さんにすべくシャーペンを動かしました。
娘のシャーペンは0.5mm。とても滑らかな描き心地で、重心が親指と人差指の付け根あたりに来ます。グリップは太め。むむむ。
③ラフを描く
えっ、左利きじゃ(やっと気づく)
どうしましょう。かなり強引です。
この時点で「なんかおかしいぞ……?」とは感じていました。
④トレースする
玉砕しました。バランスがおかしいですし、手の位置や表情を拾えていません。
時刻は夕方。晩ご飯の支度をしなければなりません。
もう……もう、私は諦めました。
時計とにらめっこをして、そっと娘の文房具をペンケースに仕舞いました。
⑤いつもの道具でリテイク
「諦めて、あと30分でどこまでやれるか」
私は切り替えました。頭の中でさっと献立を決め、急いで自分の鉛筆とスケッチブックを持ってきます。
電気の真下のこたつは無理だと判明しました。反射光の少ないテーブルまで移動します。
最短で齟齬のないイラスト――かつ、イメージに近いものを。
構図を先に考えるのはやめました。
だって、あと30分しかありません。画面手前に鏃を向けるなら、手から描くのが良かろうと思ったんです。
そうして、こうなりました。
(自前の鉛筆、B6スケッチブック)
え、同じモチーフでこれ……?
わけがわからないよ、の顔になりましたが、気持ちは落ち着きました。
筆は選んでなんぼでした。鉛筆は描きやすかったんです(*ノェノ)
すごく、ものすごく描きやすかったんです……!!!!
でも、先に失敗していたからこそスムーズに描けたのかもしれません。
線や図形で絵をとらえる……
憧れるとらえ方です(*´人`*)
いつか自然に、効果的に取り入れられたらいいなあと思います。
(エルフ耳はどこへ)
〜また、何かに挑戦する?〜
▶はい
いいえ
! うっかり加工するのを忘れていました。
(@_@;)ご、後日追記でこちら(あとがき)に載せます……!




