扉絵風の少年少女(と、猫)
去年の末から最近までデジタル絵の練習に躍起になっていたのですが、ふと鉛筆が恋しくなりました。
それで、こんな絵を書いてみたのですが
(https://ncode.syosetu.com/n3403gr/『もしも、いちどだけ猫になれるなら~神様が何度も転生させてくれるけど、私はあの人の側にいられるだけで幸せなんです。……幸せなんですってば!~』より)
扉絵っぽいイメージイラストです。
使用したのはいつものマークシート用鉛筆と2B鉛筆(100均)、あとで目の補正のみ4B鉛筆。所要時間は約4時間です。
ほんとは、あと2時間くらい全体の明暗を調整すればよいところです。
それはさておき、今回もスマホ撮り&加工しました。テーマは「線の色調で変わる雰囲気」です。
①ノスタルジー加工
手描きの雰囲気を残したまま、古い写真のような風合いにできます。挿絵にしろ扉絵にしろ、物語と似合うか否かで使いどころが分かれますね……。
② ブルーグレーのフィルター加工
青い色鉛筆一本で描いたかのような優しい風合いになりました。本当に色鉛筆で描いたとすれば、もう少し色を変えたりグラデーションにしたいところです。
③紫フィルター、部分着色、黒フィルター
肌や白い部分の色を「部分着色機能」を使って抜くことで、立体感のようなものが生まれました。一つ一つの線は強くなりましたが、誇張しすぎかも? まるで古城を舞台にしたサスペンス異世界恋愛のようです(それはそれで)
④モノクロ、ナチュラル加工
……ということで、やっぱりいつものふんわり仕様になりました。
ちなみに描き上げたのは深夜だったのですが、室内灯だけでは画材が光を反射しすぎて失敗。翌日自然光で再撮影しています。
鉛筆をこよなく愛する者としてはスキャナで読み込んでも味気ないので、できるだけ原画によせたものを保存したいです(画材への偏愛)
保存の意味合いだけでなく、なんのためにデジタルではなくスマホで撮影&加工するのか? が、少しずつ見えてきた気がしました。
まだ、ぼんやりですけど……。
今回は甘くてふんわり仕様だったので、次回はぜひ、もっと荒っぽくて格好いい絵に挑戦したいです。
~挑戦する?~
▶はい(しますします! 渋い絵が描きたいです!!)
いいえ




