王女が魔法使いになるってアリ⁇
私ラン!
ヨーロッパの近くの小さな国で王女様してます!
王国の名前はシリアル。食べるシリアルじゃないよ
みんな気づいてると思うけど、私のお父さんはこの国の王様
私は3人兄弟の末っ子、兄さんも姉さんは勉強ばっかりしていていつも遊んでくれないの
家族の事はこれでおしまい
次は国のことを説明するわ
まずこの国で1番危ない場所を説明します
それは…
底が見えない崖
崖の底には魔女が入ると言われているの。言い伝えでは、魔女は昔から人間が好きで、人間を見つけたら食べちゃうんだとか。
だからその崖には誰も近づかないようにしているの。
今日は相棒のユルと一緒に湖の近くを散歩
ユルはね、とってもきれいな白い毛の馬なの。
私の国では王女が馬に乗るのは禁止されている、でも私はおてんばだから隠れて乗ちゃってるけどね
私の目指している湖はとってもきれいな場所。湖の色はエメラルドグリーン、この国ではよくみんなが散策に出かける人気スポットよ
だったら人がたくさんいて見つかっちゃうんじゃないかって?
それが大丈夫なんだなぁ今日はこの国のお祭りなの。
妖精が年に1度やってくる日だと言われているんだけど、そんなのだれも見たことないわ。昔からそう言われていていつかお祭りになったって感じかな。
でも妖精見てみたいじゃない、それで今日、みんなに隠れて見に行くってわけ
「え!まってユル!」
いつもおとなしいユルが、湖の中にジャブジャブ入っていこうとしてる
焦った私が助けを求めて周りを見渡すと、白く輝く丸い輪っかが見えた。よく見るとその輪っかの中に小さな妖精がいる
「え、本当に居ちゃうわけ?」
ちょっと助けを求めてみよ
「そこの妖精さーん、助けてー!」
湖の中にジャブジャブ入っていくユルを見た妖精は、顔を真っ赤にして怒っちゃってる!
これやばくない?
「私の湖を汚さないで!」
その瞬間、私たちは空中を飛んだ。100メートルは飛ばされたと思う。結構速い速度で飛んだけど、その時に考えていたのは…もちろん…あ私死ぬのね…だった
気づいたら私は崖から落ちていた。そうあの、底に恐ろしい魔女がいると言われている、あの崖をね
小学校6年生です。がんばって書きますのでよろしくお願いします!