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東方恋色説  作者: 宇宙野彼方
一章
6/11

1-5

お昼ご飯です。正確にはその後の話です。

今回はちょっと短いです。

「ごちそうさま。今日はベットで寝てるから。」

「あれ、午後はどこにもいかないの?」

「あ、うん。今日は疲れたから。」

「ふーん。」


ー紅魔館 フランの部屋ー

「はぁ。森近さん…なんか悪いことしちゃったかな…」

「悪いことって?なんなのぜ?」

窓から見えたのは箒に乗っている魔理沙だった。

「ま、魔理沙!?」

「そうなのぜ。で、悪いことってなんなのぜ?」

「え、いや…魔理沙の前では言いづらい…」

「そっか…」

「魔理沙もなんでここに来たの?」

「あ、いや、それは、そのぉ…」

「まあいいや。じゃあね。」

「じゃ、じゃあね。」

そうして魔理沙はどこかに飛んで行った。


ー香霖堂ー

「魔理沙…フランさん…」

コンコンコン

「どうぞ。」

ガチャ

「お久しぶりです。咲夜です。覚えてますか?」

「もちろん、覚えてますよ。」

最後に会ってからはや一年。あんなことをしてしまったんだから、忘れるわけないじゃないですか…

「でも、なんでここへ?」

「あ、いや、ちょっと、いろいろありまして…」

「フランさんの件ですか…まあ、あれはだいたい僕が悪いんですけどね。」

「そうですか…」

沈黙。

「そういえば、考えてくれました?」

「あ、あれか…いや。今は別の人なので…」

「別の人ですか?それは誰なんですか?」

「それは…ま、あ、ふ…」

「まあふ?誰ですか?幻想郷にいるんでしょうか?」

「あ、う、それは…ぼ、僕は、もう違う人なんです!」

「違う人、ねぇ。いいわ。ただし、その人を見せて欲しいな。私のどこが悪かったのか。」

「見、見せるんですか!好きな人、今の…」

いや、あの二人って仲が悪くなっちゃったから…

「わ、わかりました…」

女の子ってこんなに怖いのかな…

「じゃあ、時間は…そうね、お嬢様が寝た後だから…午前5時に香霖堂。わかった?」

「はい。わかりました。あ、何日ですか?」

「そうね…明日、あ、明後日かな。じゃあね。」

「明後日か…」

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