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東方恋色説  作者: 宇宙野彼方
一章
3/11

1-2

苺みるくみたいな淡いピンク色のペンダントでもない、腕輪でもない。森近からのプレゼント。

それを受け取ったフランは、この後…

ー香霖堂前ー

「魔理沙…」

なんであのタイミングでくるのかな?いや、結局帰ってたけどさ。

「結局、もらっちゃったんだ…」

初めての、プレゼント。

「これは…なんだろう。やっぱり」

ペンダントでも、腕輪でもない。

本当の本当に、なんなんだろう…

苺みるくみたいな淡いピンク色…

あーもうやめだやめだ!早く帰って、早く寝よう!

それがいい!もういいよ!

「帰るから!森近さん!」


ー紅魔館ー

「フラン、ご飯よ。こもっていないで、早く部屋から出てきて〜!」

「運んでくれる?今日は、一人で食べたいんだ…」

「ふーん。咲夜ー運んどいて。」

もう、なんなんだろう…

この色も、なんなんだろう…

苺みるくみたいな淡いピンク色…

苺みるくみたいな淡いピンク色…

苺みるくみたいな淡いピンク色…

「苺みるくみたいな淡いピンク色…」

「苺みるくみたいな淡いピンク色…!」

「苺みるくみたいな淡いピンク色…!!」

「苺みるくみたいな淡いピンク色…!!!はっ!」

つい声に出してしまった…しかも、咲夜がいる気がする…

「妹様、入りますよ」

「いいよ。」

ガチャ

「ありがと、咲夜。」

「お礼を言うとは。なんという礼儀正しい!今まで何も言わなかったのに」

「ねぇ、咲夜。恋色って、何色?」

「恋色ですか?私は…ピンクか、水色ですね、」

「ふーん。じゃ、またね。」

「失礼しました」

ガチャ…バタン

「ピンクか水色…」


黄色の髪の上の帽子の上に

淡いピンク色のちょうちょがとまった。

そこに、ピンク色のちょうちょが来て、森の中に入っていった。

黄色い髪の子は、そのちょうちょを追いかけた。


二匹のちょうちょは、古い建物についた。

そこに、青色のちょうちょが出てきて、淡いピンクのちょうちょと一緒に飛んで行った。

ピンク色のちょうちょは、それに嫉妬し、二匹の仲をメチャメチャにした。

ケンカした。泣いた。怒った。そして、喜んだ。

嫉妬したピンク色のちょうちょは仲間外れにされていた気がした。他の場所へ

飛び立とうとすると、二匹のちょうちょが来て、仲直りした。

それを、少女はずっと見てた。

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