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りらおした
どうなってんだよ!
何もできないのかよ
いや、聞いたことがある
この状況、「始まり」
世界の仕組みから説明しなければならない
ラッパがある
ラッパの広がってる方を
ラッパの吹き口まで伸ばして吹き口とくっつける
すると、できる図形は
輪っかの中が空洞なドーナツに近い形になる
ラッパの吹き口の直径は狭い
出口の直径は広い
出口と吹き口がつながっている
初めは小さかった宇宙が
時を経るごとに大きくなるが最後には初めの吹き口に戻る
その繰り返し
その形を世界の器と呼ぶ
世界とはそういうものである
となった要因はなんなのかは定かではないが
そういう結構適当な設定で世界はできているよ