表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ピエロは嗤う  作者: ネギ鮪パラダイス
ギルド編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/30

The Other Side (Side:ツグミ)

五日連続投稿します!(たぶん)


設定集作りました(こちら↓)

https://ncode.syosetu.com/n4399iq/

これにともない、ステータス一覧は削除しました


「よっこいせ、と。さてさて、ここはどこだ?」


 辺りには、なにもない平原が広がっている。強いて言うならば、遠くの方に山脈が見える程度だ。とても、歩いてたどり着けるような距離ではなさそうだ。


「あれ、四人はどこ行った?」


 ククルさんの能力(スキル)によって飛ばされた空間だから安全だとは思うが、それとこれと話が別だ。


「どうにかして、他の四人の様子が知れないかな……」


 そう呟いたとたんに、目の前に四枚の鏡が現れた。

 それぞれに、カズヤ、ハルユキ、アカギ、ハナが映っている。


「どうやら無事みたいだな。良かった」


 さてと、ククルさんは特訓と言っていた。特訓である以上、何かしらの課題やらノルマやらが課せられると思うのだが、それらしきものが全く見当たらない。

 自分で勝手に強くなれと言うことだろうか? そうすると、特訓ではなく鍛練のような気もするが。


――ピッポーン――


 間の抜けた音と共に、目の前に半透明の板が現れた。


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:


《Quest》

粘性体(スライム) の 討伐


《報酬》

王国通貨:30I(ヴァイ)


Quest を 開始し ま す か ?


▶️Yes

 No


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:


 RPGかな? いや、ゲーム感覚でできるならありがたいんだけど、実際目の当たりにするとなんと言うか、こう釈然としないものがある。

 だってさぁ、特訓だよ。しかも、勇者と共に行動した人の。もっとこう、なんと言うかさ、凄そうなものを想像するじゃん。

 まあ、いいや。取りあえず、『Yes』を選択して、と。粘性体(スライム)だったか? ああ、あそこにいるやつか。


粘性体(スライム)の倒し方は確か、核を破壊するんだよな」


 どうやって壊そう。剣とか持ってないしな。あ、カードでいいじゃん。カードを投げて核を切る、これでいこう。

 あれ? いやそんなはずは。確かスーツのうちポケットに……、胸ポケットだったか? ズボンのポケットは……。


「失くしたぁー!」


 いやいや餅つけ、ぺったんこぺったんこ。そんなはずはない、朝絶対に持って宿を出たはすだ。どこかにはある。

 冷静に考えたら、夢の中なんだから持ってるわけなくね? そうだよ、失くしたんじゃない、もとからなかったんだ。良かった、ひと安心。失くしたんじゃ、ゴルドさんに申し訳が立たないからな。

 ん? じゃあ、何で俺は今服着てるんだ?


――ピッポーン――


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:


《チュートリアル》

武器 を 作成し ま しょう


《報酬》

武器


チュートリアル を 開始し  ます か ?


▶️Yes

 No


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:


 もうちょっと早く出てきてほしかったよね。そうしたら、武器がどうこうで慌てることなかったのに。

 今さら嘆いても仕方ない、『Yes』を選択っと。


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:


この 空間 は イメージ が 反映され ます


使用し たい 武器 を 強く 想像 し て ください


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:


 使いたい武器を強く想像するのか。


「むむむ、こうか?」


 すると、手元に俺の“鬼札”が現れた。


「なるほどな。さっきの鏡も、俺がほしいと思ってイメージしたから出てきたのか。夢の中だからこそ出来ることだ」


「キュー」


「あ、やべ。忘れてた」


 粘性体(スライム)の討伐中なんだった。

 てか、大分離れてたのにこんな距離まで近づかれてるって、大分熱中してたんだな。

 さてさて、意識を現実に戻したところでクエスト始めますか。いや、夢の中ではあるんだけどさ。

 カードを、粘性体(スライム)の核目掛けて投げる。

 投げられたカードは核を切り裂き、粘性体(スライム)は蒸発するように消えた。


――ピッポーン――


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:


《Result》

Success


報酬 を 付与 しました


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:


 お、ポケットに重量感のあるものが。確認、確認。

 ひーふーみーよ、よし、30I(ヴァイ)きちんとあるな。

 待てよ、とんでもないことに気がついたのだが。ここで報酬もらっても、持ち出せないから意味無くないか。

 まあ、いいや。特訓をしに来たわけだし、もとよりここで稼ぐつもりもなかったしな。


「さあ、次はなんだ? 竜でも何でも戦ってやあ。どうせ死なないんだしな」


――ピッポーン――


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:


《Quest》

岩竜(ワイバーン) の 討伐


《報酬》

能力(スキル) の 進化


Quest を 開始 し ます


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:


 へ? 岩竜(ワイバーン)? それって、倉庫にあったあれだよね。

 いやいや、何でだよ。竜でも何でも来いとは言ったけど、ほんとに来るとは思ってないよ。

 あと、『Yes』、『No』はどうなったの? 強制受注なんて聞いてない。


「グルルルルル」


「ひいっ、もうでてきたぁ。だからなんでさ」


 もしかして。イメージが具現化するからってこと? 竜でも何でも来いって言ったのが実現されたってことか!? んでもって、俺が見たことがある竜が岩竜(ワイバーン)だけだったから、こいつが出て来たってことか!

 ええい、ままよ。こうなったら、どうせ死なないんだからとことん戦ってやるよ。

数ある作品の中から拙著をご覧頂きありがとうございます。


よろしければブックマークと感想並びに、☆をよろしくお願いします。

面白くなかった★☆☆☆☆

普通★★★☆☆

と言った具合でいいので


評価されると作者の更新スピードが上がります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ