表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
討伐士冒険譚   作者: Mr.K
1/17

1話

よろしくお願いします!

 博多港、今となっては日本における数少ない現存する港である。飛行機などめったに飛ばなくなった現代において貴重な長距離移動手段である。(むろん、海にも空と同等の怪物(飛龍・海龍)が潜んでいるが縄張り意識の問題からか、船舶が襲撃されたという話は滅多に聞かない。)そんな港に、たたずむ影が一つ。

光嶺みつみね こう。彼もまた“異能(スキル)”の高みを目指し、怪物の打倒を志す者である。


―――――――――――――――――――――――――――


「ついに、この日がやってきたか」

そう、俺が討伐士(ブレイザー)として旅立つ日が……!周囲の反対を押し切り、高校を卒業してからすぐに討伐士協会(ギルド)に登録、大陸に向けて旅立つことを決めたのだ。心配していた両親が最後には納得してくれたのも俺の異能のおかげだろう。


「お前の異能がいかに生存力に秀でていようとも、決して油断はしてはいけないぞ。討伐士とやっていくには()()()()()()があるのだから……」

父の言葉を思い返すに、その心配をすっかり拭ってやることはできなかったようではあるが……。


「ごめん」

呟きは誰にも届かず、波風に浚われた。

父さん、母さん、心配かけてごめん。だけど俺は知りたいんだ。本当の強さの意味を!だから……

「行ってきます」



―――――――――――――――――――――――――――


遠く田舎の実家からわが身を案じているであろう両親へ、そして自分自身へ。

力強く大型旅客船へと踏み出した足は、きっと歩み続ける。いつか、答えがでるその日まで。

新米討伐士 光峰甲 の冒険が幕を開ける!!

いろいろよくわかりません!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ