異世界へご招待②
『ブジュゥゥゥ』
のたうちまわる騎士の頭を踏み抜く。
トマトのように簡単に潰れる。
俺と騎士達は象と蟻の力量差なのは確定だ。
軽く一歩踏み込む。驚く程体が軽く原付と戦闘機くらいスピードが違う。
一瞬で間合いを詰め騎士の頭にジャブを打ちこむ。
『パッン』
音速の拳が頭を打ちぬき、首から大量の血を吹き出し騎士が倒れる。
「#######!!」
「#######!!」
敵味方関係なく全員が驚愕する。
ここからは蹂躙だった。動きを一つ一つ確かめるように
騎士達を殺していく。わざと剣を受けてみたが、
強靭な体には刃が通らない。
逃げようとする者の背中を打ち抜き、向かってくる者の首を刈り取る。
まるで作業のように淡々とこなす。
最後の一人になった騎士が俺がしたように土下座をして
喚きちらす。
「######!#####!!#####!!!」
助けてくれと言っているのだろう。
「俺が同じように助けを求めた時、お前は許したか?」
わざと優しく言葉を発すると騎士は安心したのか引きつった笑みを浮かべる。
『グジャぁぁ』
騎士の右腕を踏みつぶす。
笑みは消え絶望の表情に変わり、悲鳴を上げる。
「フフフ。」
自然と笑みがこぼれる。
『グジャ』
騎士の左腕を踏みつぶす。
絶叫を上げ、涙と唾をまき散らす。
「クハハハハ。」
『グジャ』
無言のまま左足を踏みつぶす。
「アハハハハハ。」
『グジャ』
無言のまま右足を踏みつぶす。
騎士はこの世の終わりのような声を上げる。
「お前達の気持ちが分かるよ。相手を圧倒するのは気持ちいいな。」
『ブジュ』
最後に頭を踏み抜き、騎士は絶命した。




