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剣の新たなる力

俺達は無事に脱出し、剣は呟いた。

『恐らく、ここは幻の中だろう』

少し間を置き、

『そうだろ兄貴』

『ああ、これは幻影が作り出した幻だ』

『幻影の目的は何なんだ』

『お前ら2人と戦う為だ』

『2人だと?』

『ああ、氷菓とお前だ剣』

『俺とだと?』

『ああ、とゆう訳で今からお前の特訓を始める』

『どうゆうことだ?』

『今から俺が稽古をつけてやる』

『稽古をつけるって今からか?』

『そうだ。お前には俺と同じ吸血剣(ヴァンパイアソード)を使えるようになってもらう』

『あれは俺には制御出来なかっただろう』

『いや、それが無ければ幻影は倒せずみんなここに閉じ込められたままだろう』

『分かった。氷菓だって乗り越えたんだ僕だって』

『じゃあ決まりだな』

と言い

『じゃあまずは吸血剣(ヴァンパイアソード)を出してみろ』

剣は目を閉じ集中力を高めながら

吸血剣(ヴァンパイアソード)

剣の手に赤黒い色をした禍々しい赤いオーラを放つ剣が現れた。

だが、剣は苦しそうにしていた。

『うぐぐぅ…うぐ…』

『剣、吸血剣(ヴァンパイアソード)と魂を同化させるんだ』

斬はアドバイスをしたが、

剣の手から吸血剣(ヴァンパイアソード)は消えてしまった。

『僕にはまだ無理だ…』

『そんなことはないだろう吸血剣(ヴァンパイアソード)

斬の手に吸血剣ヴァンパイアソードが現れた。

『兄貴のメインで使ってる能力だから出来て当然だろ』

『それもそうだが、俺だって苦労したんだぞ』

『だからって僕にも出来るってゆうのか』

『そうゆう事だ』

『分かったよ』

『まずは深呼吸だ。心を落ち着かせろ』

剣はそれに従い深呼吸をした。

『よし、もう一度やってみろ』

剣は集中しながら吸血剣(ヴァンパイアソード)を出したが、すぐに消えてしまった。

その時、辺りから声が響いた。

『まだか、まだ終わらないのか』

『幻影!もういいだろう、剣はまだ吸血剣(ヴァンパイアソード)を使えないだぞ!』

『なら、予定変更だ斬、剣と戦え剣の試練はお前を倒す事だ』

『剣はもういいだろう』

『あと、手を抜かずに全力でやれ』

『分かった』

そして声はもうなくなった。

『剣、俺と勝負だ』

『分かった僕は兄貴を超える…闇の剣(ダークソード)

『やるぞ!吸血剣(ヴァンパイアソード)

両者が同時に斬りかかり激しい剣劇が繰り広げられた。

『剣、成長したなここまで俺とやりあうなんてな』

『僕は負けないそう決めたんだ』

『それはどうかな』

と、剣の手に持つ、闇の剣(ダークソード)を弾き飛ばし、地面に闇の剣(ダークソード)が突き刺さり、ゆっくりと消えていった。

『剣、お前の力はそんなものか』

『いや、違う僕は吸血剣(ヴァンパイアソード)

剣の手に吸血剣ヴァンパイアソードが現れたが

『ぐうぅぅ…』

『剣頑張れ早くその剣を使いこなすんだ』

『ぐうぅ…僕は諦めない…絶対に…』

その時剣の吸血剣(ヴァンパイアソード)が黒い禍々しい光に包まれた。

黒い禍々しい光が消えた時、吸血剣(ヴァンパイアソード)の見た目が変わっていた。その剣の柄の先端部分には鳥の頭の様な装飾が施され、鍔の部分は羽の様な装飾が施された黒い剣が現れた。

『この剣は…鳥の様な…そして黒いそうだこの剣は黒鴉剣レイヴンソードだ!』

『新たな力を手に入れた様だな。来い!剣!』

『力が湧いてくるこの黒鴉剣(レイヴンソード)の力か…だけど、これなら!』

剣は黒鴉剣(レイヴンソード)を構え、斬りかかった。

斬は対応しようと構えたが、黒鴉剣(レイヴンソード)の能力で、強化された剣の素早さに耐えきれず斬はまともに食らってしまった。

『ぐあぁぁ』

『兄貴、ありがとうおかげでこんなにすごい能力を身につけられた』

『ああ、その力なら幻影を倒せるだろう』

『幻影、役目は果たした。さあ、出てこい』

そして、何も無い様な所から幻影が現れたのだった。

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