表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

おれがしんだ日 【五日目】




 真っ暗だ。何も見えない。おれはまだそこに残っているのか、それともおれの意思だけがそこに残っているのか。もう、何も分からない。分かるのは、闇の輪郭だけだ。


あぁ。


光って、あんなにも明るいものだったんだなぁ。

風って、あんなにも寒いものだったんだなぁ。

水って、あんなにも痛いものだったんだなぁ。

火って、あんなにも熱いものだったんだなぁ。



すべてが分かるのは、いつだって最期なんだ。




もう、なにもかんがえたくない。




やめてくれ。




もう



きえたいんだ。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ