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おれがしんだ日 【五日目】
真っ暗だ。何も見えない。おれはまだそこに残っているのか、それともおれの意思だけがそこに残っているのか。もう、何も分からない。分かるのは、闇の輪郭だけだ。
あぁ。
光って、あんなにも明るいものだったんだなぁ。
風って、あんなにも寒いものだったんだなぁ。
水って、あんなにも痛いものだったんだなぁ。
火って、あんなにも熱いものだったんだなぁ。
すべてが分かるのは、いつだって最期なんだ。
もう、なにもかんがえたくない。
やめてくれ。
もう
きえたいんだ。
真っ暗だ。何も見えない。おれはまだそこに残っているのか、それともおれの意思だけがそこに残っているのか。もう、何も分からない。分かるのは、闇の輪郭だけだ。
あぁ。
光って、あんなにも明るいものだったんだなぁ。
風って、あんなにも寒いものだったんだなぁ。
水って、あんなにも痛いものだったんだなぁ。
火って、あんなにも熱いものだったんだなぁ。
すべてが分かるのは、いつだって最期なんだ。
もう、なにもかんがえたくない。
やめてくれ。
もう
きえたいんだ。
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