拷問器具の素晴らしさを伝えたい!! 1話進めたら3話休む
休職
これは、本編とは少しだけ違う日の話。
作者・墨染には、誰も知らない設定があった。
――アルバイトをしている。
しかも、コンビニである。
深夜のコンビニは静かだった。
レジの前には誰もいない。
BGMだけがゆっくり流れている。
墨染はレジの中で、ぼんやりと新作の設定を考えていた。
「魔女が増えすぎた気がする……」
小さくつぶやく。
自動ドアが開いた。
ウィーン。
入ってきたのは――
鎧さんだった。
ガシャ……ガシャ……
店内に重たい音が響く。
明らかに目立つ。
墨染は静かに思った。
(来てしまった)
鎧さんは飲み物コーナーへ向かった。
そして、
スポーツドリンク
エナジードリンク
お茶
全部持った。
レジへ。
「……温めますか」
墨染は一応聞いた。
鎧さんは首を横に振った。
ガシャ。
会計を終えると、鎧さんは満足そうに帰っていった。
ドアが閉まる。
静寂。
「……世界観」
墨染はつぶやいた。
「混ざりすぎでは」
数分後。
またドアが開く。
今度は――トラブルウィッチだった。
「ポップコーンありますか!?」
第一声がそれだった。
「あります」
トラブルウィッチは真剣な顔で棚を見つめる。
そして小さくつぶやいた。
「完成タイミングを練習します」
(努力家だ)
墨染は少し感心した。
会計後。
トラブルウィッチは店の外で電子レンジを見つめていた。
かなり真剣だ。
静かな夜。
コンビニのアルバイトは、思ったより忙しくない。
だが――
登場人物が濃い。
墨染はレジの下からノートを取り出した。
そして書いた。
・鎧、コンビニによく来る
・トラブルウィッチ、ポップコーン強化イベント
「……使える」
そのとき、またドアが開いた。
入ってきたのは――ミニキャラ
「公共料金払いに来た」
「現実的」
こうして、墨染のコンビニアルバイトは
何気に本編よりも設定が増える場所になっていた。
そして墨染は思う。
「……ここ、資料の宝庫だな」
アルバイト




