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拷問器具の素晴らしさを伝えたい!! 迷惑な人

受付の仕事やった事があるのですが迷惑な人って案外いるもん

夜の展示室――ではなく、今日は受付カウンターが主役だった。

受付の人は、いつものように静かに座っている。

表情は落ち着いているが、実はこの資料館で一番忙しいポジションだ。

なぜなら――

迷惑な来館者が、けっこう来るから。

朝。

最初に来たのは、スマホを構えた来館者。

「ここって、全部動画撮っていいですか?あと踊ってもいいですか?」

受付の人は微笑む。

「展示の前でのダンスはご遠慮ください」

踊る前提だった。

次に来たのは、やたら詳しい人。

「この展示、歴史的に完全一致してます?」

受付の人は落ち着いて答える。

「分かりやすさ重視の再現展示です」

完璧な回答。

しかし来館者は止まらない。

「では材質は?年代は?再現精度は?」

受付の人は静かに言った。

「人気度は高いです」

強制終了。

そのとき、奥の扉が開いた。

小さなプレート。

作者控室

中から出てきたのは――

墨染(作者)

寝ぐせ付き。

受付の人が聞く。

「今日はどうしました?」

墨染はぼんやり答える。

「ネタ探しです」

完全にメタ。

そこへ、さらに迷惑な来館者が現れる。

「この展示って、夜動きます?」

受付の人は一瞬だけ止まった。

墨染も止まった。

空気が止まった。

受付の人は笑顔で答える。

「想像にお任せします」

安全回答。

墨染が小声で言う。

「危なかった」

完全に裏側だった。

さらに来館者が続く。

「ランキングって本当にあるんですか?」

受付の人は即答。

「あります」

墨染が驚く。

「あるんだ」

作者も知らなかった。

受付の人は小さくメモを取る。

・ランキング設定 固定

設定が増えた。

写真撮ったりしてるだけだったりとかの方が多い

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