BBA始動!!僕は生き残ることができるか!?
第1部 第3章 第19話 『BBA始動!!僕は生き残ることができるか!?』
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波乱の外国人向けの仕事が終わり、2021年9月。
記憶の良い人なら覚えているかもしれないが、現場半年~1年で内勤云々なんて話も全然ない。
そんなことを思い出しつつ仕事をしていた9月下旬のある日。
夏手前からババアが人を辞めさせるしわ寄せが現場にも来ており、無理なスケジュールを入れられていた僕は焦っていた。
都内某所で渋滞をすり抜けて行かないと次が間に合わない……。
そこで遂にやってしまった。
『接触事故』である。
軽く後ろが当たったみたいで、相手の右側のテールランプだけがピンポイントに割れていた。
それ以外の傷はなく、何故か僕の車には何の傷も無かった。
小さい擦り傷さえもなかったので、警察もどこがどう当たってそこが砕けたのかわからない。と、困惑していた。
ただ、10kmも出ていたかどうかのスピードだったので、幸い人に負傷は無く、人身事故ではなく、物損事故だったことと、交通違反というわけでも無いので、特に免許証の付加点数や罰金はなく終わった。
これは不幸中の幸いだった。
が、安心したのもつかの間。
事故を起こした。という理由で更に半年試採用が伸びると言われた……。
一応これは就業規則か何かに書いてあるらしい。
いや、待てよと。
散々引き伸ばしておいて、それでいて今回に限っては就業規則に則って。というのは筋が通っているようで通っていない……。
それにあんな無茶なスケジュールを入れておいて……。
それじゃ、事故るのを待っていたようじゃないか……。
しかし、言ったところでもはやどうにもならない。
諦めた。
自分より後から入社して、入りたての頃、僕が道を教えたりした人間がどんどん本採用になっていくなか、本当に不安で屈辱的な毎日を送っていた。
そして時は一気に年末。冬休み。
学校が休みになるので、車両の点検をしたり事務所の仕事を手伝う。
そこでとんでもないものに関与させられそうになる。
僕の主観を基に説明すると、普段現場が使っている伝票の数字を基に別の伝票を制作しているように見えた。
流石にこれはまずい。
以降僕は事務所の仕事を極端に避けるようになった。
他には2021年の11月に南小岩から浅草に引っ越した。
最初は日野?というかなり都心から離れたところを考えていたのだが、なかなかいい所がなく、「折角東京に行ったのに日野ってどこよ?」と口論になって、末、「都心に住めるような広さで同じくらいの家賃で鉄筋コンクリートで最上階(僕が神経質な為)の部屋なんてそうそうないわ!!」と言い返して、聞き覚えのある地名として『浅草』を検索した際にまさかの一件だけヒットしたので、そこにした。
とはいえ。浅草は陸の孤島で最寄り駅までは20分近く歩く。雷門のすぐそばの『東京メトロ銀座線』か『都営浅草線』あるいは『つくばTX』。
それでも、毎日浅草寺を北から分断して歩き、仲見世通りを通って通勤するのは、目が飽きることが無くていい。
幸い朝早いので、通勤ラッシュからは被らないし、帰りは仲見世の裏路地側を通れば、コロナ禍もあって、そこまで面倒ではない。
まあ、後ははっきり言うと単純に田舎者特有の見栄だ『俺浅草に住んでるぜ。』。千束でも、東浅草でもなく、『浅草』。
日本人で浅草という地名を聞いたことない人はそうそういないだろう。
港区、品川区、千代田区、新宿区、渋谷区、目黒区。
そういう23区名は聞き覚えがあっても、人形町、三軒茶屋、池尻大橋、代々木上原、白金台、白金高輪、門前仲町、木場、西荻窪、永福町、経堂。などと言った都民にとっては当たり前の地名を知らない人は割と多い。
特にテレビ離れでバラエティー番組も見ない若者は増えているのでなおさらだ。
全国規模の地名で有名というと、浅草、上野、秋葉原、日本橋、銀座、築地、六本木、麻布、御茶ノ水、お台場、原宿、表参道、池袋、両国、新橋、亀有。などだろうか?
浅草と聞けば、浅草寺、雷門。くらいはぱっと出てくるだろう。なにより東京を全然知らなかった僕ですら知っていたところだ。
他の地名は遠いか、金銭的にとても住めるようなところではないかのどちらかだ。
内見して、特に事故物件というわけでも無く、偶々前の契約者が決まっていたところを急遽キャンセルして、再度求人に乗せたタイミングだったらしく。
それで比較的家賃が低かったのだとか……。確かめる方法はないので信じるしかない。
そして、年を跨いで2022年2月。
貰い事故をしてしまった。
右折レーンが2車線分ある交差点で、僕は右側(内側)を右折しており、左側にいた原チャリが、大雨でバランスを崩して右折前の横断歩道を超える超えないかあたりで、僕の車に寄りかかってきた。
一車線の右折レーンで抜きながら曲がったのではない。隣の車線に居た原チャリが大雨で滑ったのか、風に煽られたのか、交差点内なので車線の実線は消えてしまっているが、実質車線を跨いで倒れてきたのだ。
ケガは特になく、原チャリも特に問題なかったのだが、車に薄っすらと細い線がついてしまった。
まあ、ぶっちゃけこんなのコンパウンドで軽くこすれば分からなくなる程度だ。
原チャリの方の運転手は自分が悪いと自覚しているのか、『特に大丈夫だから、警察は呼ばなくていい。』といった。
が、流石に会社の車だし、管理職に車体をチェックされることはまずないけど、やはり警察を呼ぶべきだと思ったので警察を呼んだ。
事情を説明して、今回も別に交通違反があったわけではなく、人身事故でもないので付加点も罰金も無かった。
しかしこの馬鹿正直な性格が不幸を招く。
はい。事故ね。試採用期間半年追加~ッ♪イヤッホゥッ!!
管理職によると、原チャリと一緒に右折した僕が悪いらしい。
仮に原チャリを先に行かせて後を追う形になっていたら、寧ろ倒れたところを轢く形になるので、よっぽど人身事故になっていたかもしれなかったのに、その方がよかった。というのである。
転職先を探しているが、無能政治家が長引かせているコロナ禍の影響でまともな転職先などまだまだなかった。
そこから約3カ月後の5月。
何故か突然正社員採用になった。
嬉しくもなんともない。
単純に入社から2年1カ月はなめてる。
全然求人はないがそれでも、少しずつ転職活動を初めていたからだ。
あまりに悪い出来事が多すぎて、話をまとめるのが大変なのだが、最初に話した三人バカの内のババアとジジイも、直接的な大きな衝突が発生していないだけで、影ではあることないこと言われていた。
更にそれを逐一報告してくる馬鹿もいたので、余計に全部を聞かされる羽目になった。
バカバカ言い過ぎだって?
あんなのが自分の両親よりも年上なんだから、そりゃバカバカ言いたくもなるさ。
ということでサラッとダイジェストにどんな感じのことがあったのかをお話ししたいと思います。
まず僕以外に対しては、入った時からパワハラの嵐。
流石に手を挙げることはないが、言葉の暴力が本当に酷い。控えめに言って人格否定が『常用句』状態。
常に電話では怒鳴っており、何もなくてもババアの気分で小言がついてくる。
ジジイの方はひたすらいろんな人の陰口を吹聴している感じで直接暴言を吐くことはない。勿論この二人も互いに陰口を言い合っている。
平成初期のJKみたいにジジババがドロドロしていて気色悪い。
同僚の言葉を借りるのなら、『常時悪口を言っていられるほど、なんにも仕事してない。ってことだ。』という話である。
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ジジイはめんどうではあるが、『ウザイ』というレベルで留まってはいた。
しかしババアの暴言は留まることを知らず、二カ月で1~2人辞めさせるペースであった。
そして個人的に許せなかったのが、職場内を超えて利用者の本人や契約者にまで直接ではないが、人格否定の罵詈雑言を社内で吐いていたことだ。
電話切った直後に契約者をボロクソに言うのは常。
利用者本人に対しても、現場がもっと気を使った方がいい。と言ったときに『段ボールを運んでると思え。その無駄な仕事で自社に損失が出たら元も子もない。』そんなことを平気で言ってのけるゴミだ。
何でこんな奴が平々凡々と生きてるんだ?と本気で何度も思った。
元々非正規雇用だったのに、あちこちと揉めて出禁になった結果、現場ができなくなり事務に入ったようなのだが、結局馬鹿はどこまでいっても馬鹿なので、それが出世だと勘違いしているらしい。
そして管理職も同じく無能なので、そんなババアを正規雇用にしてしまったらしい。
――勘違いババアが現場崩壊させる。
本当に昨今よく聞くパターンである。
上はそれに気づかなかったり、逆に管理職のおっさんが尻に敷かれたりで管理職が職場環境を管理できてないところまでがワンセットである。
女性の社会進出は確かに大切なのだが、それ以前の問題としてちゃんと現場を管理しろよ。という話であり、そんな連中に管理職にいる権利などないのだ。
具体的には『職場内での悪口は禁止。やるなら職場外の人間とやれ。』この簡単な一言を言い徹底させるだけのことが、今の管理職にはできないのだ。――
そして僕が福祉に移る少し前から正社員になったらしいのだが、徐々に若い人が配置され始めたのに焦りを感じたのか、若い人間を順にターゲットにして辞めさせて行ったのだ。
僕と入れ違いにも1人が辞めており。
ゆとり君も被害者ムーブをかましてはいたが、確かに過度なパワハラを受けてはいた。
ゆとり君は辞めずに休職になったのだが、順にターゲットを切り替えているようだった。
アブナイ仕事をしている人間以外はもれなく攻撃に遭い、2022年の7月には僕の前のターゲットになった人が辞めてしまった。
指示を間違えているとか、備品を紛失したとかであるが……。
確かにやや抜けている人物ではあったが、あまりに物品紛失が多すぎることから、ババアとジジイの方がハメようとしているのではないか?と、思われてもいた。
ただ、本人が突発的にやめたので真実は謎のままだ……。
そして、『あー。次はいよいよ俺だな。そんな面倒なことをしてくれなくても、コロナさえ明けてくれればさっさと転職するんだけど……。』と内心は思っていた。
そして予想は的中し、一ヶ月も経たずに標的が僕へと変更された。
仕事中に頭を打って、上司に相談したら「念のため医者に行って来い。診断書も貰ってこい。」ここまで言っておいて事務所の人間総出で無駄に労災隠しをしてみたり。
こっちは事前に調べて噓八百なのはわかってるし、そもそも論、最初から労災にするなんて言ってないのに、意味わからん。
他には真夏の40度越えの日に、無能な指示によって外を何往復もさせられ、トータル4時間分くらい外を走ったがために次の日熱中症で高熱を出したら、ババアに嘘だ、仮病だと。お見舞いと称して様子を探ってくる。などと、言いたい放題言われたり。
また、この頃から学校の長期連休で、事務所の人間と関わらざるを得なくなると、徐々に頭痛がするようになっていた。
鎮痛剤を飲んでもよくならない。
元々偏頭痛持ちではあったものの、鎮痛剤を飲んでも効かないというのは珍しかった。
肩こりや、目の疲れや、大気の状態や、脱水。など色々原因を考えたもののよく分からなかった。
頭痛は西遊記の孫悟空が頭につけている輪っかの辺りが締め付けられるように痛くなり。更に光が物凄く眩しく感じ、目の奥が刺すように痛く、こめかみが脈を打つ感じの痛み、更に後頭部と首の後ろや肩が、肩凝りのような変な痛みかたや気だるさを感じる。
そして痛みはないが、おでこが熱い感じがして、熱っぽいのだ。
だが、体温を測っても体温はいたって正常。
発熱が無いのなら風邪というわけではない。
しかし正直、長時間運転するのは躊躇するレベルである。
別の例え方をすると、インフルエンザのA型に罹った時に一度だけ酷い頭痛を経験したが、それに似ている。
原因がわからないまま、8月が終わり、再び本来の仕事に戻った。
この会社には、『定時よりも早く帰る日があるから、残業した日は、残業代を出さない。』という。勿論普通に労基法違反のルールがあり。
それでも、これまでは比較的最低賃金換算で相殺されていたので、黙っていたが、僕を追い出すために、9月からはずっと定時超過する仕事を入れられ続けた。
以前の、ゆとりx2とのバトルを間接的に耳にしていたババアは、今までの口では追い出せないと悟り、そうしたのだろう。
ちなみに僕の前のターゲットだった人物は僕とは違って言い返しはしないが、怒られても動じない人物だったので、色々小細工をされたのだろう。
5月辺りから、一ヶ月に2社程度転職活動はしているが、なかなか結果がでない。
過去に高校を中退していたり、最終学歴も大したことが無く、現在底辺職なのだから非常に厳しい。
案の定。僕の方も不可解な備品紛失が起こり始める。
半年の間に給油カードがなくなり、車のカギがなくなり、社用のスマホがなくなり。
そうかと思えば、車のカギが事務所の目の前の植木に捨てられていたり……。
その悪さはエスカレートし、僕ではなかったが、何度も会社を『やめるやめる詐欺』をして振り回していた人物の車の、アクセルだか、ブレーキだかが、使えない様に誰かが小細工をした。というのを耳にした。
そしてそれらができる人物2人か3人程度しかいなかった。
秋ごろから、求人は一気に増えはしたのだが、丁度いい給料帯がなかった。
理想は28万円前後なのだが、その帯域は見事に契約か派遣。
労働時間や日数が増えて、38万前後や、逆にやり甲斐薄給の20万前後……。
下で探せば、いろいろOffice系の資格持ってるから勿体ない。と言われ、上で探せばやはり中退の学歴が足を引っ張る……。
僕のような底辺の半端者につけるような仕事は中々ないのだ。
そんなこんなで2022年秋。
この頃から頭痛はかなり悪化し就活面接でも痛むようになっていた。
流石にその傾向からストレスだろうと勘づきはじめる。
調べると恐らく『緊張型頭痛』というやつだ。しかし、この頃にはロキソニンを二錠飲んでも効かなくなっていた。
頭が痛すぎて深い思考が難しくなり、更には寝ようとしても頭が痛すぎて寝れないレベルになっていた。
――今これを書いている間も、同じ症状が起きているので、やはりストレスで間違いないのだろう。――
求人もだいぶ増えてきたので、2023年の3月くらいまでには次の転職先を見つけたかったのだが結局中々見つからなかった。
そして、遂にこの頃から日常的に頭痛がするようになり、いよいよ、これはストレスなのではないか?と流石の僕も気づき始めた。
さっさと病院に行けばいいのだが、一々病院に罹るよりもさっさと転職したかった。
そして段々と本気で怨み辛みのある連中を殺してやりたいと思うようになっていった。
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次回!第1部 第3章 第20話
『ハート・シャダー』 DON'T MISS IT!!!




