浮遊感
掲載日:2025/12/02
空が大きな鯨に見えた
なぜか
それはそこに影が落ちていたからだ
日が私に神を感じさせた
なぜか
それは視線を出し私を監視していたからだ
海は宇宙だ
なぜか
それはそこはかとなく吸い込まれていくようだったからだ
山は今夜たべる握り飯
風は今感じた眠気
鳥は依然享受するモラトリアムで
私はただの物書きで
どれが欠けても均衡が崩れる
今はそう考えていたい
たった今耳元を通り抜けたあのJポップは何という名を与えられたのだろう
考えをどれだけ巡らせようとも
私はただの物書きで




